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Naxos: アルバム一覧

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    タリス:4声のミサ曲/モテット集(オックスフォード・カメラータ/サマリー)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550576

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    タルティーニ:5つのヴァイオリン協奏曲(ダスカラキス/ケルン室内管/ミュラー=ブリュール)

    ソナタ「悪魔のトリル」で有名なタルティーニは、遺された作品のほとんどがヴァイオリンのためのもので、いかにもヴァイオリニスト・コンポーザーらしい閃きに満ちたものです。急速楽章の名人芸的パッセージ、緩徐楽章の情感溢れる歌の双方において、高音域や重音奏法が自由自在に使用されており、バッハやヴィヴァルディと比べると、より華麗さが前面に出てきています。和声の彫りの深さや旋律の美しさにも恵まれており、タルティーニが今一つメジャーになり切れないのは、不可思議というほかありません。ダスカラキス、ミュラー=ブリュールらによる、モダン楽器を用いつつも、ピリオド様式を大いに取り入れた演奏も快調そのものです。(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570222

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    ダルベール:ピアノ協奏曲第1番、第2番/序曲「エステル」(バノヴェツ/モスクワ響/ヤブロンスキー)

    ダルベールはリストの高弟で、師も「我らが若き若獅子」と呼ぶほどの腕を持つピアニストでしたが、作曲に力を入れたことで知られます。2曲のピアノ協奏曲は、華麗なピアノ技巧や循環主題の手法など師を思わせる部分もありますが、幽玄といっていいほどの叙情的ムードが支配的です、若書きの大作第1番は、被献呈者である師の音楽よりも、響きの上ではシューマンやブラームスに親近性があるのがユニークです。第2番でも重量度の高いピアノ技法が駆使されていますが、相変わらず派手さは控え目で、そんな「真面目な作曲家・ダルベール」のアピールぶりから、彼の円熟した独自性を聴き取ることができます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553728

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    ダルベール:交響曲 ヘ長調/歌劇「低地地方」への交響的前奏曲(ライプツィヒMDR響/メルクル)

    スコットランドに生まれ、ドイツで活躍したダルベール(1864-1932)。独学で音楽の道を志し、神童として奨学金を得てロンドンとウィーンで学び、その後フランツ・リストに弟子入りした人としても知られています。彼はピアニストとしても素晴らしい才能を発揮し、恩師であるリストの作品を情熱込めて演奏することで、あのブラームスも恐れをなしたといわれてもいます。彼の代表作は歌劇「低地」であり、このアルバムに収録されている1924年に書かれた“交響的プロローグ”を聴くだけでも、ロマン派の情緒を全面に押し出した彼の作風が見てとれることでしょう。ピレネー山脈で羊飼いたちが吹く笛の音色で始まる美しい牧歌です。また「交響曲」は22歳の時の作品で、ブラームスの影響を感じさせながらも、その野心的な試みは聞き手をぞくぞくさせるだけの魅力を備えています。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572805

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    ダルベール:交響詩「エステル」/管弦楽組曲「灰かぶり姫」/人魚姫(ライプツィヒMDR響/メルクル)

    スコットランド、グラスゴーで音楽家の父の下に生まれたダルベール(1864-1932 父のピアノの才能はあのカルクブレンナーを驚かせたと言います)。彼は独学で音楽を習得し、名ピアニストとして演奏、録音を数多く残しました。彼はリストの弟子であり、師の曲やベートーヴェンを得意としていたと言われます。そんな彼、作曲家としても有能で、交響曲や弦楽四重奏曲、協奏曲、そしてオペラなど、多岐に渡るジャンルに素晴らしい作品を残しています。このアルバムでは、彼のいくつかの歌劇の序曲と、組曲「シンデレラ(灰かぶり姫)」をお聞きいただけます。リストから影響を受けただけあって、彼の作品はどれも色彩的で物語性を強く感じさせるものですが、後期ロマン派の時代に活躍しただけあって、そのオーケストレーションはマーラーやR.シュトラウスに近く、濃厚なオーケストラの音を聞きたい人も存分に満足していただけるものでしょう。「小さな人魚姫」は題材も含め、どちらかというとワーグナー風の音楽。この時代、いかにワーグナーの影響が大きかったのかを目の当りにできる音楽です。(2014/05/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573110

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    タルマ:アンビエント・エア/サウンドショット/フル・サークル(ペイルソープ/レスター/ハーバート/アンバーチェ)

    20世紀において、回顧的なロマンティシズムに浸るわけでもなく、極端な前衛に走るわけでもなく、フツーに美しい音楽を創る、ということは容易なようで、実はそうではない命題であり続けましたが、フランス生まれのアメリカの女流ルイーズ・タルマは模範解答の一つを与えた作曲家といえましょう。収録曲の大半が、ピアノを中心として、切り詰められた編成による室内楽曲ですが、独特の温かみのある響きは、安心して聴けるゲンダイオンガクといった感じでしょうか。やや異色作ながらユニークなのは、教育用のピアノ作品である「サウンドショット」で、表題どおりの曲想が機知豊かな筆致で描かれています。(2005/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559236

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    タルレガ:ギター作品集(ベリストレム)

    ヘビースモーカーで超絶技巧を愛し、究極のロマンチストであったギター界のカリスマ、タルレガ。彼の名前を訊いたことがないとしても、あの有名な「アルハンブラ宮殿の思い出」を知らない人はいないでしょう。彼はショパンやベートーヴェンのピアノ曲をギター用に編曲したり、それまでロマン派的なギター音楽の潮流にスペイン的な要素を復活させたりと、まさに八面六臂の活躍をしました。このアルバムには彼の代表的なギター作品を収録。前奏曲集の中には、良く知られる「涙」も含まれています。ワルツ「2人の姉妹」の冒頭部は彼が生涯愛したショパンのメロディもさりげなく使われていたりします。ここで素晴らしい演奏を聴かせるベリストレムは、作曲家自身が所有していた1888年の楽器を復刻した現代の楽器で、タルレガの音楽の持つ陰影を美しく描き出しでいます。もちろん「くわえたばこ」なしです。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572365

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    タワー:ヴァイオリン協奏曲/ストローク/チェンバー・ダンス(チョーリャン・リン/ナッシュヴィル響/ゲレーロ)

    アメリカを代表する女性作曲家、ジョーン・タワー(1938-)。彼女はニューヨークのニューロシェルで生まれましたが、9歳の時に家族がラパス、ボリビアに引越したため、少女時代をこの地で過ごしています。この地で過ごした経験は彼女に強い影響を与え、特に打楽器の使い方には独特の感性を見せることとなります。高校生のときにアメリカに戻り、ベニントン・カレッジに入学、その後コロンビア大学で芸術の博士号を取得します。この時期にたくさんの先人たちの音楽の影響を吸収することで、より柔軟なスタイルと作風を構築したのです。彼女は現代音楽を積極的に促進し、自身の作品を発表するために「DA CAPOプレーヤーズ」を設立し、多くの作品を演奏し続けています。このアルバムには比較的最近の3つの作品が収録されています。「ストローク」は彼女の弟(病気のために半身不随)に捧げられた曲で、病に対する怒りが込められたという幾分感情的な作品です。ヴァイオリン協奏曲は、名ヴァイオリニスト、エルマー・オリベイラのために書かれた曲で、印象派風の部分とジャズ風の部分が入り混じる面白い作品です。「チェンバー・ダンス」はオルフェウス室内管弦楽団の委嘱作で、「指揮者を持たないアンサンブル」として知られる彼らの妙技を存分に生かしたコンパクトな作品です。どの曲も明快な筆致と色彩豊かな響きを持つ、アメリカ現代を代表する名作と言えるでしょう。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559775

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    タワー:弦楽四重奏曲第3番 - 第5番/ダンバートン五重奏曲(ダエダルス弦楽四重奏団/マイアミ弦楽四重奏団/マクミラン)

    アメリカの現代作曲家ジョーン・タワー(1938-)の作品集です。彼女は武満徹やブーレーズなど錚々たる作曲家が名を連ねる「グロマイヤー賞」を獲得した最初の女性として(作曲部門)世界中で高く評価されています。もともと優れたピアニストである彼女は、最近とりわけ室内楽作品に力を入れています。このアルバムに収録された4つの作品はそれぞれ、色々な団体からの委嘱作ですが、どの作品にも彼女の思い入れが存分に込められています。第5番の弦楽四重奏のタイトルである「ホワイト・ウォーター」は、水というものがどれほど人に影響を与えているかをグリッサンドで表現しているのだそうです。第3番の「白熱」は、曲の内部から熱を発するようにという意味があります。第4番「天使」には彼女の弟が病に倒れた時の、周囲への感謝が込められています。最後の「ダンバートン五重奏」には、タイトルの通りダンバートン・オークス財団からの委嘱作です。どの曲も様々なアイデアが集積された興味深いものとなっています。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559795

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    タワー:室内楽と独奏曲集(東京クァルテット/バウアー/タワー)

    女流ながら、といったら失礼になるのか、ジョーン・タワーの音楽にはただならぬ熱気が渦巻いており、その気迫には圧倒されるものがあります。例えばピアノ独奏のための「じっと鼓動する」がよい例でしょう。ストラヴィンスキーとバッハに対するオマージュでもある同曲には、有名な「春の祭典」の一部にそっくりな楽想も登場しますが、和音打撃などの激しさにはちょっとオドロキです。これまた異様にヴィルトゥオジックな、無伴奏ヴィオラ曲の「野性的な紫」、作曲者の友人の死や、9・11同時テロに対する、文字通りの慟哭である弦楽四重奏のための「想い出に」なども(静と動の対比も見事)、凄まじいテンションです。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559215