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Naxos: アルバム一覧

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    陳剛/何占豪:ヴァイオリン協奏曲「梁山泊と祝英台」/殷承宗:ピアノ協奏曲「黄河」(チェン・ジー/ニュージーランド響/クアン)

    1939年に作曲家である?星海が、管弦楽と合唱のために書いたカンタータ「黄河」。こちらは7曲からなる壮大な合唱曲ですが、1969年の文化大革命の時期に、この中から4曲だけを抜粋し、当時の作曲家集団によってピアノ協奏曲へと編曲されました。毛沢東の妻、江青が大絶賛したというこの作品、1976年の「四人組」の失脚後は演奏がタブーとされ、一時期は「幻の曲」として珍重されていたものです。もう1曲の「梁山伯と祝英台」は本来、ヴァイオリン協奏曲として作られましたが、ここでは作曲家の一人、陳剛によって全く新しいピアノ協奏曲へと変貌させられています。豊かな文化に支えられた広大な国である中国。どのような状況に於いても、美しいものを愛する心は不変であることを願うばかりです。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570607

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    陳其鋼:忘れられた魔法/二黄/失われた時(嚴俊傑/严洁敏/台湾フィル/呂紹嘉)

    現代中国における作曲家の中でも「最も著名な人」として讃えられる陳其鋼(1951-)の作品集です。画家の家に生まれるも、文化大革命の粛清の嵐に巻き込まれ、26歳になるまで音楽を学ぶことが出来なかった彼ですが、1977年にようやく北京中央音楽院に入学、その7年後にはパリに留学し、4年間オリヴィエ・メシアンの弟子となりフランス風の様式を身につけながら、そのままフランス国籍を取得し、国際的に名を知られることとなりました。このアルバムに収録された3つの作品は、どれも比較的最近の作品で、ピアノ協奏曲である「二黄」はカーネギーホールからの委嘱作。中国のメロディを用いながらも、どこかラヴェルの協奏曲を思わせる豊かなメロディを持った曲となっています。珍しい編成を持つ「失われた魔法」は2008年にアラン・ギルバートとフランス放送フィルによって初演された曲で、こちらも洗練された美しさを誇っています。二胡の特徴的な響きを生かした「失われた時」も、中国伝来のメロディが生かされていますが、二胡奏者には超絶技巧が要求されるという難曲です。中国古来の響きと現代を繋ぐ注目作です。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570614

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    チハラ:ピアノ作品全集(クイン・グエン/相沢吏江子/ロンドン響/バーロウ)

    日系アメリカ人作曲家ポール・チハラ。彼は1975年に発表されたアメリカ映画「デス・レース2000年」のエキサイティングな音楽をはじめ、100作以上の映画やテレビの音楽の他、オーケストラ、合唱、室内楽作品など数多くの作品を発表、国内外で高い評価を得ています。また彼はネヴィル・マリナーの下で発足したロサンゼルス室内管弦楽団の最初のコンポーザー・イン・レジデントを務めた他、多くのオーケストラからの委嘱作も手がけました。このアルバムに収録された世界初録音となる「協奏曲 - 幻想曲」は、ベトナムのピアニスト、クィン・グエンのために作曲されたもので、伝統的なベトナム音楽からインスパイアされた旋律を持ち、時にジャズ風な味わいを見せながらも、平和な過去への憧れが表現されています。ほかに、親しみやすい作風の「4つのベートーヴェン幻想」、俳句に題材を求めた「バガテル集」を収録。そしてピアニスト、パスカル・ロジェとアミ夫人の結婚を祝して書かれた連弾曲「アミ」は、第4曲目の素材に「赤とんぼ」が使われるなど日本に縁がある作品で、この演奏には相沢吏江子が参加しています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559894

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    チプロ:アフター・ライフ/ライトマン:イン・スリープ・ザ・ワールド・イズ・ユアーズ(ミュージック・オブ・リメンブランス/キーロフ)

    2015年、シアトルのベナロヤホールで行われた「ホロコースト追悼コンサート」で演奏されたトム・チプロ(1956-)の「来世」は時と場所を越えて共鳴する2つの魂の物語です。一人はパブロ・ピカソ。もう一人はアメリカの詩人で美術収集家であるガートルード・スタインです。二人はどちらも20世紀初頭のパリで芸術を擁護し、また様々な形で戦争に対する考えを発表しています。二人が現代に甦ったらどのような対話をするのでしょうか?最初は不条理なコメディで始まるこの物語、フランス人孤児の少女が現れてからは少しずつ恐怖へと転換していきます。もう一つの作品、ライトマンの歌曲は、ルーマニアのユダヤ人家庭に生まれたメールバウム=アイジンガーの詩によるもので、彼女は15歳で詩を書き始めたものの、18歳の時にウクライナの労働収容所でチフスのために亡くなります。彼女の親戚がその詩を保存していたおかげで、現在でも残存し、この美しくも悲しい歌として甦りました。演奏は、退廃音楽のオーソリティ、ミュージック・オブ・リメンブランス。心が痛くなるような、何かを考えずにはいられない音楽です。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669036

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    チプロ:歌劇「告別」(ストリックリング/クック/メイズ/ミュージック・オブ・リメンブランス/ウィリス)

    1998年に設立され、「退廃音楽」と呼ばれる一連の作品を積極的に演奏し、ホロコーストの犠牲となった存在を広めることを目的に活動しているアンサンブル“ミュージック・オブ・リメンブランス”による新作オペラ。このチプロの歌劇《告別》は2019年5月19日、シアトルのベナロヤホールで初演された作品です。チプロは前作《アフター・ライフ》で現代におけるパブロ・ピカソとガートルード・スタインの魂の邂逅を描き、全米オペラ協会から賞を授与されています。この《告別》の物語はやはりホロコーストで命を落としたハンガリーの詩人ラドノーティの詩に基づくもの。死後、彼が経験した悲惨な体験を記したノートが発見され、人々に戦争の恐ろしさを伝えています。この物語は死を覚悟したラドノーティ(ミクローシュ)が最後の夜を妻と分かち合う姿を描いたもの。愛するものや美しいものを作るために命が与えられると理解する2人の姿は、刻々と変化する音楽で描かれていきます。希望も絶望もなく、夫妻と「死の天使」が紡ぎだす神秘的な音楽は、聴き手に静かな感動をもたらします。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669044

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    チマローザ:序曲集 3 (シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/ガロワ)

    イタリアの作曲家ドメニコ・チマローザ(1749-1801)。貧しい家庭に生まれ幼い頃に父親を事故で亡くすも、持ち前の音楽的才能を生かしてオペラ作曲家として大成。一時期はウィーンの宮廷楽長を務め、ナポリに帰国後は、新時代の到来を賛美した音楽を作曲したため反逆罪でナポリを永久追放処分。なんともドラマティックな生涯を送った人でもあります。彼は65作以上のオペラを作曲しましたが、「秘密の結婚」と「女の手管」以外は、現在ほとんど忘れ去られてしまっています。しかしこれらの活力ある音楽と、巧妙な筋立ては、どれもが現代に充分通用するものであり、これら序曲だけではちょっと物足りないな。と思わせてくれるだけのパワーを備えた魅力的なものばかりです。とりわけ管弦楽法の見事さに注目。歌の美しさだけではオペラが成り立たないということを改めて実感させてくれるのではないでしょうか?演奏は、最近ますます円熟味を加えてきたガロワの指揮と、お馴染みヒンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ。第1集(8.570508)と第2集(8.570279)も好評です。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572734

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    チマローザ:序曲集 4 (チェコ室内管パルドビツェ/ハラース)

    第1集から第3集まで、それぞれ違うオーケストラ、指揮者によって演奏されているNAXOSの「チマローザ序曲」シリーズですが、今作はハラーシュとチェコ室内フィルというおなじみのコンビによる息のあった演奏をお届けいたします。序曲と言っても、チマローザ(1749-1801)の初期の作品は、はそのほとんどを当時の慣習であるシンフォニア形式に則って書いているため、小さな三楽章の交響曲と言っても過言のない聴きごたえのあるものとなっています。こんなに機知に富んだステキな序曲ならば、それに続く物語も素晴らしいのだろうと想像してしまいますが、現在彼のオペラを全曲聴く機会がほとんどないのは残念なことです。中でも「パリの画家」は彼の名前がナポリ中に広まることとなった最初の成功作であり、あのハイドンも1789年にエステルハージ家のためにこのオペラの特別ヴァージョンを作成し演奏したという記録があるほどですので、ぜひ全曲を聴いてみたいものです。(2016/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573459

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    チマローザ:序曲集 5 (チェコ室内管パルドビツェ/ガロワ)

    貧しい家庭に生まれるも、その才能が認められ11歳でナポリ音楽院の前身「サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院」に入学、22歳の時に最初のオペラで成功を飾り、ローマ、ロシアを経てウィーンの宮廷楽長(サリエリの後任)に就任、代表作「秘密の結婚」を作曲後ナポリに帰国。数多くのオペラを発表するも、反逆罪に問われナポリから永久追放。失意のうちに52歳でこの世を去ったチマローザ(1749-1801)。ここには現在ではほとんど演奏されることのない彼の歌劇の序曲が収録されています。オペラ以外の作品であるカンタータ「アテネの建都」はロシアに滞在した短い期間に書かれた作品ですが、詳細は失われてしまい、現在ではスコアのコピーがナポリの図書館に保存されているのみです。ベルニス枢機卿はルイ15世と16世の顧問を務めた人物。このカンタータは恐らく私的な演奏会のために作曲されたと推測される曲です。ロッシーニが出現するまでは、最も有名で成功したオペラ作曲家として賞賛されたチマローザの作品、更なる復興が待たれます。(2016/12/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573568

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    チマローザ:序曲集 6 (チェコ室内管パルドビツェ/ガロワ)

    人気シリーズ、ドメニコ・チマローザの序曲集。第6集も前作に引き続き、パトリック・ガロワがおなじみチェコ室内管弦楽団パルドビツェを指揮。18世紀イタリアのオペラ・シーンを彩った楽しい序曲を優雅に演奏しています。冒頭の《秘密の結婚》序曲はチマローザ作品の中でも最も知名度の高い曲。1792年2月7日にウィーンで初演され、2月9日にはレオポルド2世が臨席のもと上演、皇帝はこの曲を大変気に入り、会食後「全曲をアンコールした」という逸話が残されていますが、確証はありません。他にも珍しい曲が収録されており、最後の《宮廷楽士長》はもともとオーケストラ版が残存していない作品で、現在はマルコ・ブロッリが校訂した版を用いて演奏されますが、ここではシモーネ・ペルジーニがオーケストレーションした「全く違う版」による序曲を聴くことができます。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574046

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    チマローザ:序曲集 1 (アモレッティ)

    チマローザと言えば「秘密の結婚」が良く知られていますが、実はその生涯に約70作ものオペラを作曲しています。機知にあふれた生き生きとした陽気な音楽、美しいメロディは文豪ゲーテも大絶賛したと言われ、当時の全ヨーロッパの聴衆を魅了しました。残念なことに、現在ではチマローザのオペラの全貌を知ることは困難になってしまいましたが、ここに収められた序曲を聴くだけでも当時の熱狂ぶりが伝わることでしょう。(2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570508