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paladino musicレーベルで中心的役割を担うチェリスト、マルティン・ルンメルによるベートーヴェン(1770-1827)のチェロのための作品全集です。彼は名チェリスト、ウィリアム・プリースに教えを受け、世界中で活躍し、また教師としても高く評価されています。この2枚組は、ベートーヴェンのチェロ・ソナタと変奏曲を全て網羅するもので、それまではチェロが添え物として扱われてきた「チェロ・ソナタ」の歴史を大きく塗り替えたと言われる、充実した内容を持つベートーヴェンの作品を、ルンメルは悠然と演奏しています。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0011 |
1989年生まれの若きピアニスト、フローリアン・ファイルマイアのデビュー・アルバムです。2011年にドイツ、ヴェルニゲローデにて行われたコンクールで「Neue Sterne(新星)賞」を受賞、一躍注目を浴びています。すでにモーツァルテウム管弦楽団を始めとした数々のオーケストラと共演し、また室内楽の分野でも目覚ましい活躍をしている彼。このデビュー・アルバムでも、その才能の片鱗を伺うことができるでしょう。目覚ましい技巧を誇示するよりは、じっくり音楽を練り上げるタイプのようで、ヴィラ=ロボスなどでは、とても面白い表現を聴くことができます。最後に置かれた自作の「ノットゥルノ」は、少しだけスクリャビンを思わせる神秘的な音楽。いろいろな意味で楽しみな逸材登場です。(2012/05/16 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0001 |
イギリス、リヴァプールで生まれた作曲家ケネス・ヘスケス。オペラやダンスなどの舞台作品や、金管バンドのための作品で知られており、2007年から2年間はロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と協力し、数多くの作品を発表しました。シアトル交響楽団の委嘱作「Knotted Tongues」、古典的な編成で書かれた「Of Time and Disillusionment」、「Memento Mori(死を記憶せよ)」に基づく穏やかな「In Ictu Oculi」アルバムに収録された3つの作品は、どれも絵画や彫刻、他様々な芸術にインスパイアされており、中世の華やかな絵画を思わせる色彩的なオーケストレーションが施されています。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0092 |
イタリアに生まれ、宣教師として清朝の中国・北京に赴き、この地で亡くなったテオドリコ・ペドリーニ(1671-1746)の作品集です。彼が中国に到着したのは1711年、その後9年間はグアテマラ、メキシコ、マニラ、マカイなどを旅し、1746年に亡くなるまで中国名:德理格として中国の宮廷楽師として仕え、熙帝の3息子の音楽教師でもあったというペドリーニ。多くの音楽作品も残したとされますが、現在ではこのOp.3のヴァイオリン・ソナタが唯一知られているものです。様式はもちろんコレッリ風ですが、独特の東洋風の侘びも感じられるのが面白いところです。アメリカの名手、ナンシー・ウィルソンの演奏で。(2016/04/27 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0057 |
ロマン派時代のハンガリーのピアニスト、ステファン・ヘラー(1813-1888)の作品集。彼は9歳の時に師ブラウアーとともにドゥシェクの2台ピアノのための協奏曲をブダペストの劇場で演奏し、大絶賛されたため、ウィーンに赴きツェルニーの指導を仰ぐこととなりました。しかし授業料があまりにも高かったため弟子入りを諦め、アントン・ハルムの弟子となります。その後、順調に才能を開花させ、25歳の時にパリに旅行し、当時の第一線で活躍していた音楽家たち、ベルリオーズ、ショパン、シューマン、リストらと親交を深め、演奏家、教師としての足がかりを作ります。彼は生涯のほとんどをピアノ曲の作曲に捧げ、シューマンは彼のことを「新音楽時報」で「気の効いた才能」と呼ぶほどに評価しています。このアルバムに収録された3つの変奏曲は、初期に書かれた2曲と、円熟期の1曲で構成されており、作風の変化と熟成を目の当たりにできるでしょう。ブルガリア、ソフィア生まれのピアニスト、ツィンリコーヴァの演奏で。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0065 |
オーストリア=ハンガリー二重帝国(1848年から1918年にヨーロッパに存在した国家)のチェロ奏者ポッパー(1843-1913)。彼は幼い頃からチェロを学び、20歳の時に最初の演奏旅行を行います。ドイツでハンス・フォン=ビューローに称賛され、1867年にはウィーン宮廷歌劇場管弦楽団の首席チェロ奏者に就任します。しかし6年後に退団、以降はソリストとしてヨーロッパ全土で活躍します。1896年からはブダペスト音楽院で後進の指導にあたるなど、教育の分野でも大きな業績を残しました。この2枚組はドイツの2人の名チェリスト、ヒュルスホフとルンメルを中心とした「ポッパー:チェロ作品全集シリーズ」の第1作目にあたるもので、彼の代表作の一つである「組曲」が2ヴァージョン収録されているなど、チェロ好きでなくとも注目してみたいアルバムとなっています。夥しい数の作品を残したポッパーですが、現在ではその一部の曲のみしか演奏されないのは残念ですが、これを機会に、この作曲家の素晴らしさが広まるのではないでしょうか?(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0007 |
「チューリッヒ・アンサンブル」は数々の受賞歴を持つ4人のソリストたちによるアンサンブルです。彼らのpaladinoレーベルへのデビュー・アルバムは彼ら自身による編曲で聞くリムスキー・コルサコフの不朽の名作「シェエラザード」を中心としたオリエンタル風のメロディを持つ作品集です。本来は大編成のオーケストラで荘厳に奏されるシェエラザードが、極めて親密に鳴り響きます。ボルトキェヴィッチの作品も元々はバレエ音楽ですが、こちらもコンパクトにまとまりつつも、様々な可能性を秘めた響きが楽しめます。ハチャトゥリアンのクラリネット三重奏曲はオリジナルの形です。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0036 |