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Search results:248 件 見つかりました。
スイスの作曲家・楽譜出版者ハンス・ゲオルク・ネーゲリ。彼は鍵盤曲や歌曲を数多く作曲、その民謡風で親しみやすい旋律は同時代の作曲家に変奏曲の主題としても好まれました。彼は音楽出版にも積極的で、自身で出版社を立ち上げ、1803年から1805年には「Repertoire des Clavecinistes クラヴサン奏者のレパートリー」と題したシリーズを刊行。クレメンティやシュタイベルト、デュセックやベートーヴェンに至る19世紀初頭の鍵盤用作品の出版を行うとともに、1808年には自身も匿名にて「12のトッカータ」第1集の6曲を出版(第2集は出版されず)。こちらも当時の鍵盤楽器演奏技術の向上に貢献しました。このアルバムにはネーゲリの6つのトッカータと、クレメンティ、ベートーヴェンの作品を収録。演奏は18世紀から19世紀作品を得意とするエルス・ビーゼンマンス。19世紀製作アントン・ヴァルターの復元楽器を使用しています。(2023/02/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM414 |
ファースト・アルバム(SM215)で独自のアレンジによるピアソラからモーツァルトまでを一気呵成に聴かせた双子ギター・デュオ「カトナ・ツインズ」。それから27年を経た彼らが演奏するのは、ハリウッドの映画音楽をアレンジした名作の数々です。ハリウッド映画にジプシー・ジャズを持ち込んだジャンゴ・ラインハルトから、バーンスタインやマンシーニらのお馴染みの音楽を、原曲の華やかな響きをそのままギター2台に置き換えた彼らのアレンジは、野心的であると同時に抗しがたい魅力を備えています。アルバムの最後に添えられているのは、1940年代から50年代に多くの映画音楽を書いたカステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」からの抜粋。こちらは2台ギターのためのオリジナル作品です。(2021/03/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM333 |
2019年創設のケイオス弦楽四重奏団は、ウィーン音楽演劇大学でヨハネス・マイスルに指導を受け、その後カザルス四重奏団に師事しました。2022年にはミュンヘンARDとボルドーという名門コンクールで優勝し、2023-25年の「BBC Radio3 新世代アーティスト」に選出されるなど注目を集めています。デビュー・アルバムとなる当盤は、「高度に洗練された技術と実験的かつエネルギッシュなアプローチが生み出す情熱的演奏」を標ぼうするこのグループにふさわしく、弦楽四重奏の多面性を見せてくれるプログラムです。(2024/04/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM457 |
各地の教会では、しばしばトランペットとオルガンの組み合わせで音楽が演奏され、その強靭で荘厳な響きは、堅固な教会の壁が震えるほどのインパクトをもたらします。このアルバムでは初期古典派の作曲家たちのトランペット協奏曲をオルガン伴奏で演奏することで、2つの楽器の親和性を示しています。イマヌエル・リヒターはバーゼル交響楽団の首席トランペット奏者を務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者としても活躍していますが、今回のアルバムではオルガニスト、ベティッヒとともに編曲から携わり、録音以前から頻繁に共演を重ね、作品への一体感を強めたということです。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM302 |
J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」をヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラで演奏し、軽やかな音色と優れた解釈で聴き手を魅了したセルゲイ・マーロフ。今作は、彼が常に敬意を抱いているというパガニーニの代表作「24のカプリース」全曲です。これまでもパガニーニにまつわる作品を録音してきたマーロフですが、今回は難曲で知られるカプリース全曲を披露するだけでなく、エレクトリック・ヴァイオリンを用いての即興演奏も加えることで、彼ならではのパガニーニ像を構築しています。【セルゲイ・マーロフ】サンクトペテルブルク出身。モーツァルテウム大学で学び、ヴァイオリン、ヴィオラ2つの楽器を携えて、東京国際ヴィオラコンクールをはじめ多くの国際コンクールを席捲。ヨーロッパを中心に世界各地のオーケストラと共演するほか、主要なコンサートホールでのリサイタルも行う。ヴァイオリン、ヴィオラ、バロックヴァイオリン、チェロ・ダ・スパッラを弾きこなし、レパートリーは初期バロックから現代音楽まで幅広い。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM382 |
バッハ(1685-1750)の「インヴェンションとシンフォニア」は調性順に演奏するのが慣例となっていますが、必ずしもそれを遵守する理由はありません。今回、最も魅力的と思える曲順を提示するのが、1961年ウィーン生まれの鍵盤奏者トーマス・ラゴスニヒ。8歳からハープシコードを学び始めたというラゴスニヒは、ベルン音楽院を経て、バーゼル・スコラ・カントルムで古楽の卒業証書を取得、古楽演奏家として世界的に活躍している奏者、研究家です。彼はこのアルバムで、同じ音を主音にする調性(例えばハ長調‐ハ短調)のインヴェンションとシンフォニアを2つ、もしくは4つのグループにまとめ、連続して演奏するという独特の試みがをしています。そのため一つのグループは、まるでバッハ時代の「組曲」のように聴き手の耳に届くことになり、強い統一感がもたらされるのです。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM236 |
コンサートピアニスト、オルガニスト、チェンバロ奏者として、多様なレパートリーを持つ橋野沙綾がJ.S.バッハのオルガン作品を演奏した1枚。「さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集」からのコラール前奏曲をはじめとした名作が選ばれています。この録音はドイツのオルガン製作者ルーカス・フィッシャーが製作した18ストップを持つオルガンを使用、柔らかい音色が特徴です。橋野沙綾は札幌出身、東京藝術大学で学びジュネーヴ音楽院で更なる研鑽を積んだ鍵盤奏者。現在ジュネーヴのサン=ジェルマン教会のオルガニストを務める他、スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団など名だたるオーケストラと共演、またトランペット奏者の神代修とアルバム「gentle stream」を発表するなど、幅広い活動を行っています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM395 |
モスクワで生まれ、チャイコフスキー音楽院を経て、数々のコンクールで一等を受賞しているピアニスト、ヴォルチョコ。彼女はゲルギエフ、プレトニョフ、ヴェンツァーゴなど多くの指揮者たちからの信頼も厚く、ソロだけでなく協奏曲などでも素晴らしい演奏を披露しています。このバッハ(1685-1750)の「ゴルトベルク」は隅々まで考え抜かれたものであり、厳しい練習を重ね、最後にコンサートホールでここで聴くことができる「見事な花」を咲かせたというものです。バッハの楽譜には既に詳細な装飾が付けられていると主張する彼女ですが、実際の演奏の際は、それを考慮した上で更なる装飾を、あたかも即興的に付け加えているところも素晴らしいものです。徹底した集中力に支えられた荘厳なバッハは、孤高の光を放つものです。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM209 |