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Solo Musica: アルバム一覧

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    ベートーヴェン/ギロヴェッツ/ハイドン/ヘンゼル:弦楽四重奏曲集(ベートーヴェンの世界 1799-1851)(カザル四重奏団)

    長い歴史の中に突然出現する真の天才は、彼らの活動領域だけではなく広い範囲に影響を及ぼすことが知られています。ケンブリッジ大学ではそんな天才を100人選び出し、世界に与えた影響を研究しています。ベートーヴェンは第27位に選出されており、彼が活躍していた当時から、現代に至るまで、その音楽が人々にどのような影響を与えていたかについても様々な研究がなされています。このカザル四重奏団による5枚組は、ベートーヴェンの同時代、更には後世への影響という観点から5つの時点を取り上げ、彼の先人であるギロヴェッツやハイドン、ボッケリーニから、シューベルトやツェルニーら彼の次世代の作曲家たち、そしてシューベルトやメンデルスゾーン、シューマンといったロマン派の作曲家たちの作品を並べることで、ベートーヴェンをとりまく音楽界の動向を探っていくというプロジェクト。世界初録音も含む興味深いアルバムです。(2020/09/11 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM283

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    ベートーヴェン:交響曲第7番/ロマンス第1番、第2番(ショッホ/ウェストファリア・ニュー・フィル/フォルスター)

    (2011/05/18 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM148

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    ベートーヴェン:コントラバス編曲集(パラドジーク)

    1799年、当時最も有名なコントラバス奏者ドメニコ・ドラゴネッティが、ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ 第2番ト短調」を作曲家自身のピアノ伴奏で演奏したという記録が残っています。
    ドラゴネッティはベートーヴェンだけでなく、ハイドンとも親交があり、彼らにコントラバスをソロ楽器で使うように進言し、また、生涯をかけて弓を改良し、現在でも「ドラゴネッティ弓」としてその名前が残っているほどの名奏者でした。
    そんな逸話に感銘を受けた、現代の名コントラバス奏者パラドジークは、自分でもベートーヴェンの偉大なる作品に挑戦を試み、10年以上の年月をかけて、じっくりと練り上げ、5曲のソナタ全てをコントラバスで演奏するまでに至りました。ここでは奇数番号のソナタが収録されています。チェロ以上に深みのある音色は、魅力的であり、その重低音は間違いなく心と耳に残ります。録音 2011年5月17日…1-3/2000年1月15日…4-7/2003年4月17-18日…8-10(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM162

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    ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番 - 第5番/カッツァー:ポストスクリプトゥムB. 1, 2, 3 (クラー/パルツ)

    2020年、ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに向けてのプロジェクト!1976年ミュンヘン生まれのチェリスト、イェルク・ウルリヒ・クラーは、2015年からピアニスト、パルツとともにベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲演奏に取り組んできましたが「今現在、ベートーヴェンを表現するには、自分たちと同時代に生きる作曲家と一緒に独自の表現に取り組まなくては」と、ドイツの現代作曲家、ゲオルク・カッツァーに“ベートーヴェンと21世紀の現在をつなぐ架け橋”としての作品をオファー。2017年からはそのカッツァーの新作“B.へのポストスクリプトゥム”も交え、コンサートで演奏を重ねています。残念ながらカッツァーは2019年5月にこの世を去りましたが、彼の作品を併せたことで、21世紀のベートーヴェンの新しいイメージを体感できるアルバムとなっています。(2020/01/17 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM320

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    ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番 - 第5番(デュオ・レオノーレ)

    果たして、ベートーヴェン(1770-1827)はチェロという楽器にどれほどの愛着を注いでいたのか、今となってはそれを知る由はありません。しかし、彼の残したたった5曲のチェロ・ソナタは「チェロの新約聖書」と呼ばれるほどに、現代のチェロ奏者たちにとっても大切なレパートリーとなっていることは間違いありません。彼のチェロ・ソナタは初期のOp.5の2曲と、中期の傑作Op.69の第3番、そして後期のOp.102の2曲と、作曲年代は全生涯に渡っていて、ベートーヴェンの作曲技法と精神の全てを俯瞰できる名作なのです。この2枚組は、チェロのマヤ・ウェーバーとピアノのペール・ルンドベリがアンサンブル「デュオ・レオノーレ」を結成し、渾身の演奏を聴かせます。ここではベートーヴェンの情熱を丁寧に映し込み、ベートーヴェンが心血を注いだ音による建築物を見事に再現しています。味わうほどに深みが増す素晴らしい演奏です。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM210

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    ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品集(ベルガー/ヘーエンリーダー)

    ベートーヴェンのチェロのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。2人は最新の原典版スコアを用いて作品を徹底的に研究。ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマン・ロランや音楽評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。頂点は見えてもそこに到達することができない芸術の道を二人は人生に例え、ベートーヴェン作品を研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。(2020/07/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM338

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番、第23番「熱情」、第28番(ディアトキン)

    高名な医師一家に生まれ、6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。最初は歌手の伴奏者として活動をはじめ、1999年頃からはソリストとしても活躍。作品の本質を伝えるピアニストとして高く評価されています。このアルバムではベートーヴェンの3曲のソナタを演奏。30年にわたる演奏経験と作品の探求から生まれた彼自身の解釈が反映されています。(2021/03/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM344

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番、第24番、第29番(エンゲーリ)

    (2010/12/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM141

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」、第20番、第23番「熱情」、第30番(アントルモン)

    フランスのランスで生まれ、8歳から名手マルグリット・ロンに師事、才能を遺憾なく発揮したフィリップ・アントルモン(1934-)。今年85歳になる名手が新たに取り組んだのはベートーヴェンのソナタ集でした。およそ70年に渡るキャリアから生まれた名演が数多くあるアントルモンですが、今回の選曲は1957年にPATHEレーベルに録音したLPアルバムをなぞったものであり(月光、熱情、ト長調)、今回60年の長い年月を経て熟成された彼の音楽性をじっくり堪能することができます。決して技巧に走らず、味わい深い表現に終始した、まさに「枯淡の境地」たる名演です。(2019/07/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM311

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    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」/シューマン:謝肉祭(ディアトキン)

    ドイツ国内の高名な医師一家に生まれ、6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。最初は歌手の伴奏者として活動をはじめ、1999年頃からはソリストとしても活躍。作品の本質を伝えるピアニストとして高く評価されています。このアルバムは2012年の録音で、確かな技巧に支えられた悠々たる「ワルトシュタイン」と、それぞれの小曲の個性を際立たせた「謝肉祭」を楽しめます。(2021/10/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM373