Home > CD & DVD > Labels > SOMM Recordings
レーベル別検索
Search results:257 件 見つかりました。
20世紀英国の作曲家、ウォルトンとランバートの30年に渡る友情と仕事でのパートナーシップを象徴する、2台ピアノのための音楽とピアノ伴奏による歌曲を収録したアルバム。ウォルトンの曲の中でも有名な「ファサード」は女性詩人シトウェルの詩が音楽にのせて朗読される作品ですが、ここではランバート編曲の2台ピアノのための組曲が、イギリスの知的なピアニスト、ウエストとウッドリーの演奏で収録されています。コンスタント・ランバートはバレエ・リュスのディアギレフに見初められ、「ロメオとジュリエット」を委嘱された他、ヴィック・バレエ団の創設者の一人としても活躍しました。収録曲の中の『李白による歌曲』は、19世紀から20世紀初頭にかけてヨーロッパでは唐代の詩が流行しており、このランバートの作品は、日本人の外交官だった小畑薫良が英訳した李白の詩に曲をつけた繊細な趣の歌曲です。その歌曲を歌っているのは、イギリスのテノールのギアで、作曲家ブリテンの研究なども行っています。ギアと彼の伴奏パートナーのウッドリーはこの盤がSOMMレーベルからのデビュー盤となります。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0614 |
Gramophone誌で「驚くほど柔軟性のある合唱団」と評されたバース・カメラータはロンドンを中心に活躍。世界中のアーティストと共演し、ウェールズ大聖堂では31年連続で「聖金曜日コンサート」に出演するほど伝統ある合唱団です。以前はナイジェル・ペリンが指揮をしていましたが、2015年からはベンジャミン・グッドソンが音楽監督に就任。更なる活動の幅を広げています。この「To Music」はGramophone誌のエディターズ・チョイスにも選ばれた名演。ドイツ・ロマン派の一連の作品をバランス良く歌っています。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD215 |
19世紀、植民地時代のアイルランドにおいて、祖国の音楽発展に貢献したウィリアム・ヴィンセント・ウォレス。父親は軍楽隊の曹長であり、父から音楽の手ほどきをうけ8歳で行進曲を作曲したという才能の持ち主。ヴァイオリン演奏にも優れた腕前を示し、ダブリンではパガニーニの演奏を聴いて感銘を受け、ヴィルトゥオーゾへの道を志したとされています。1838年にはオーストラリア初の音楽祭を開催、しかし多額の負債を抱え国を脱出したとも言われています。いくつかの歌劇や声楽曲が残されていますが、名指揮者リチャード・ボニングがウォレス作品の復興に尽力し、作品を紹介しています。ここではサリー・シルヴァーが歌う親しみ易い歌曲にボニングが細やかな伴奏を付け、作品を引き立てています。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0131 |
ウクライナ出身の作曲家たちが書いたピアノ曲を収録した1枚。ウクライナ民謡「ドゥムカ」の研究で知られるリセンコや、彼の弟子で教師としても名高いレヴツキーの他、ソ連とナチスの弾圧を受けたボルトキエヴィチ、レヴツキーと同世代で後期ロマン派の影響を強く受けたバルヴィンスキーとコセンコ、1940年代のジダーノフ批判を乗り越え交響曲の作曲家としても知られるリャトシンスキー、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後、ベルリンへ避難し、活動の拠点を移し現在でも活動を続けているシルヴェストロフ。収録作品は1877年から2005年までに作曲されており、ソ連時代は「ロシア人」として認識されてきた彼らの豊かな創造性を改めて感じることができるでしょう。演奏するマーガレット・フィンガーハットはウクライナ出身の祖父を持ち、現在はロンドンを中心に活動するピアニスト。慈善事業にも熱心に取り組んでおり、このアルバムの売り上げの一部も「British-Ukrainian Aid」に寄付され、ウクライナの医療支援の資金として活用されます。(2025/04/25 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0701 |
イギリスを代表するテノールの一人、ジェイムズ・ギルクリストとピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンによる「英国歌曲の100年」の最終巻となる第3集の登場。今作は1950年以降に書かれた作品に焦点が当てられています。今作に初めて登場するピアニストのウィリアムソン自身の連作歌曲を含む、ウールリッチ、プールの4作品が世界初録音。なかでもブライアン・ヘイザーの詩によるウィリアムソンの「かつては人であった小さなもの」は、すでに遺灰となってしまった登場人物の目を通して歌われる奇妙な歌で、ウィリアムソンがこのアルバムとギルクリストのために書いた特別な作品です。他にはドリングのドラマティックな「ベッチェマンの歌」やディキンソンの「W.H.オーデンの詩による4つの歌曲」などを収録。詩と音楽の表現度の深さに驚かされる1枚と言えそうです。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :SOMMCD0646 |
歴史的公演の録音で好評を博した第1集(ARIADNE5005)に続く「アメリカからのエルガー」第2集。1940年代前半に録音されたサージェント、トスカニーニやメニューインなど伝説の“エルガリアン”(エルガーの解釈者)たちとNBC交響楽団との貴重な音源の登場です。オーディオのレストレーションで多数の受賞歴を誇るエンジニア、ラ二・スパーによるリマスタリングは、当時のパフォーマンスを鮮明によみがえらせています。本作のライナーノーツ(英語のみ)も彼が執筆、録音当時の情景を知ることができます。1932年にエルガーのヴァイオリン協奏曲を録音して以来、長きにわたり作曲家と交流のあったメニューインですが、この1945年の演奏は、当時のラジオ放送用に合わせてカットが施された、短めの尺になっています。指揮を担当したサージェントの「コケイン」も聴きどころ。トスカニーニの音源は1940年の公演での「序奏とアレグロ」で、ミシャコフ、クーリーにミラーという弦楽器の名手たちとの公演です。いずれもニューヨークのラジオシティ・スタジオでのライヴ録音です。(2020/09/18 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :ARIADNE5008 |
1905年、自作を指揮するために初めてアメリカを訪問したエルガー。以降、その翌年1906年と1907年、そして1911年の合計4回アメリカを訪れています。彼の作品はアメリカでも人気を博し、とりわけ「威風堂々」はアメリカの高校、大学の卒業式に欠かせない作品となりました。このアルバムには1940年代のアメリカで録音された3つの作品を収録。1949年にトスカニーニとNBC交響楽団が演奏した「エニグマ」変奏曲、ピアティゴルスキーの唯一の録音となった「チェロ協奏曲」、ロジンスキの指揮による、イギリス国内ではなかなか認められることのなかった晩年の作品「ファルスタッフ」、どれもアメリカで着実に息づくエルガー人気を反映した熱演です。これらはどれもオーディオ・エンジニア、ラニ・スパーの入念なリマスタリングによって当時の音が鮮やかに蘇っています。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :ARIADNE5005 |