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2006年「BBCヤングミュージシャン賞」を獲得、世界のひのき舞台に躍り出た女性ピアニスト、コーデリア・ウィリアムズが演奏するシューマンの3つの曲集。彼女の演奏は、どれも明確な表現力を持っており、例えば若きシューマンの創造力が存分に発揮された「ダヴィッド同盟舞曲集」ではフロレスタン、オイゼビウスの性格の違いが的確に描き分けられています。「幻想曲」での瞑想的な第3楽章や、晩年のシューマンの幻覚から生まれた変奏曲での夢幻的な雰囲気の作り方など、どれも素晴らしい演奏です。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0150 |
リヒャルト・シュトラウスの2つのメロドラマを収録した1枚。ここでの「メロドラマ」はピアノ伴奏付きの朗読のことで、歌ではありませんが情感豊かな語りは聴きごたえたっぷりです。「イノック・アーデン」はイギリスの詩人アルフレッド・テニスン卿の同名の詩を用いた作品。海辺の村に住む三人の子供が成長し、それぞれの進む道と恋物語、三角関係が描かれます。「海辺の城」はドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラントの詩を用いた作品。中世の要塞から戻ってきた旅人が描かれています。どちらの作品も海がモティーフになっており、ピアノは様々な海の姿を描き出すとともに、登場人物の心情を丹念に紡ぎ出していきます。このアルバムでは、英国の俳優&声優クリストファー・ケントが2作品を朗読。「海辺の城」はケント自身がドイツ語を英語に翻訳しています。彼は音楽家たちとのコラボレーションも多く、ここでピアノを演奏しているガマル・カーミスとは2016年から定期的に共演を行い好評を博しています。ブックレットにはケントとカーミスによる解説(英語)が掲載されており、2人の意気込みが伝わります。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0651 |
1974年モスクワ生まれのヴァイオリニスト、ユーリ・ジスリン。1993年「BBC Radio 2」のヤング・アーティストに選ばれ、ロンドンを拠点に活動しています。このアルバムではリヒャルト・シュトラウスのソナタをヴァイオリンで演奏するだけでなく、ラフマニノフのチェロ・ソナタをボリソフスキーがヴィオラ用に編曲した版を演奏。ヴァイオリン、ヴィオラ、どちらの楽器も自在に操り、深い音楽を奏でています。(2019/01/18 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD046 |
2019年1月7日に91歳の生涯を閉じた南アフリカ、ケープタウン出身の作曲家ジョン・ジュベール。作曲家として活動するかたわら、バーミンガムで教職につき後進を指導、多くの賞を受賞しました。このアルバムは2017年、彼の90歳の誕生日を記念してリリースされた1枚で、彼が得意とした合唱曲が収録されています。音楽でコミュニケーションをはかりたいと語ったジュベールにとって、合唱作品は特別の存在であり、様々なテキストを用いて折々の心情を描いた作品はどれも強い存在感を放っています。なかでも第二次ボーア戦の勃発を契機にトーマス・ハーディが書いた詩を用いた「South of the Line」は強い悲しみと怒りに満ちた曲。戦争に対する彼の思いが強く表れています。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0166 |
作曲家ジュベールの85歳を記念して2012年にリリースされた弦楽四重奏曲集。このアルバムに含まれている第2番の弦楽四重奏曲は、作曲家の80歳を記念してリリースされた2枚組の作品集(SOMMCD060)からの再編となります。21歳の作品である「第1番」から60歳のときに書かれた「第3番」まで、ほぼ40年の年月の経過があり、その間のイギリス音楽の変遷も含め、ジュベール自身の音楽体験(第1番はウォルトン、もみることができる興味深い曲集です。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0113 |
幅広いレパートリーと卓越したテクニックで人々を魅了するバロック・アンサンブル「ラ・ヌオヴァ・ムジカ」。このアルバムは2007年にカウンターテナー歌手のデヴィッド・ベイツによってアンサンブルが創設されてすぐに録音された1枚で、彼を含めた6人の歌手と、チェンバロ、キタローネ奏者という現在よりも小振りな編成から生み出される小回りの利いた音楽が楽しめます(カッチーニというと「アヴェ・マリア」を思い起こす人も多いでしょうが、あの曲は後世の作曲家の手によるものです)。カッチーニと同世代の作曲家たち、モンテヴェルディやカスタルディ、カプスベルガー、フレスコバルディ、フィリップスの作品も聴きものです。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD083 |
モスクワ生まれの女性チェロ奏者ゲオルギアンは、5歳の時に父親からチェロの手ほどきを受け、モスクワ音楽院に入学。ロストロポーヴィチの元で7年間勉強し、第3回チャイコフスキー国際コンクールで第1位、および金賞を獲得。ハチャトゥリアンのコンチェルト・ラプソディーをシカゴ交響楽団と作曲家自身の指揮でアメリカ初演したのを皮切りに、世界中で演奏活動を始め高い評価を受けました。教師としても優れた才能を発揮、数多くの後進を育てました。このアルバムでは最も得意とするショスタコーヴィチとブリテンの作品を演奏。若手ピアニスト、ジェレミー・ヤングとともにロストロポーヴィチから受け継いだ精神を堂々たる演奏で伝えています。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD067 |
イギリスの名ピアニスト、ピーター・ケイティン(1930-2015)。4歳から音楽を学び、18歳でウィグモア・ホールにデビュー。大戦後のソ連で初のソロ・ツアーを行ったイギリス人ピアニストとしても知られる彼は、味わい深い演奏で日本にも多くのファンを持つヴェテランでした。このアルバムはOlympiaレーベルからリリースされていたものですが、レーベルの消滅に伴いSOMMレーベルからの再発売が実現しました。バラード、ソナタなどの大作での緊張感はもちろん、マズルカや舟歌のまろやかな味わいも魅力的です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD085 |
オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャーの解釈が高く評価されるとともに、ミュージカルなどの彼女自身の作品も好評を持って迎えられています。この「五大陸より」と題されたアルバムでは、19曲の初録音を含む合唱曲と歌曲を紹介しています。「ミサ・ブレヴィス」と4曲の詩篇、シェイクスピアの詩を用いた曲、インドとアフリカの音楽に影響を受けた歌、南北アメリカの民謡を採り入れた歌、そしてオーストラリア奥地の民謡に喚起された歌がバランスよく配置されています。これらを歌うのは古楽系の演奏でも知られるキャロリン・サンプソンとジェイムズ・ギルクリスト、ウィリアム・デイズリーの3人の歌手たち。スウェイツのピアノだけでなく、ギターからドラムやサックス、トランペットまでの多彩な楽器を伴奏に、エクス・カセドラとともに華麗な歌を披露します。(2021/02/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0612 |