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SOMM Recordings: アルバム一覧

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    エルガー:ヴァイオリン協奏曲/序奏とアレグロ/序曲「コケイン」(メニューイン/NBC響/サージェント/トスカニーニ)

    歴史的公演の録音で好評を博した第1集(ARIADNE5005)に続く「アメリカからのエルガー」第2集。1940年代前半に録音されたサージェント、トスカニーニやメニューインなど伝説の“エルガリアン”(エルガーの解釈者)たちとNBC交響楽団との貴重な音源の登場です。オーディオのレストレーションで多数の受賞歴を誇るエンジニア、ラ二・スパーによるリマスタリングは、当時のパフォーマンスを鮮明によみがえらせています。本作のライナーノーツ(英語のみ)も彼が執筆、録音当時の情景を知ることができます。1932年にエルガーのヴァイオリン協奏曲を録音して以来、長きにわたり作曲家と交流のあったメニューインですが、この1945年の演奏は、当時のラジオ放送用に合わせてカットが施された、短めの尺になっています。指揮を担当したサージェントの「コケイン」も聴きどころ。トスカニーニの音源は1940年の公演での「序奏とアレグロ」で、ミシャコフ、クーリーにミラーという弦楽器の名手たちとの公演です。いずれもニューヨークのラジオシティ・スタジオでのライヴ録音です。(2020/09/18 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5008

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    エルガー:エニグマ変奏曲/チェロ協奏曲/交響的習作「ファルスタッフ」(ピアティゴルスキー/NBC響/バルビローリ/ロジンスキ/トスカニーニ)

    1905年、自作を指揮するために初めてアメリカを訪問したエルガー。以降、その翌年1906年と1907年、そして1911年の合計4回アメリカを訪れています。彼の作品はアメリカでも人気を博し、とりわけ「威風堂々」はアメリカの高校、大学の卒業式に欠かせない作品となりました。このアルバムには1940年代のアメリカで録音された3つの作品を収録。1949年にトスカニーニとNBC交響楽団が演奏した「エニグマ」変奏曲、ピアティゴルスキーの唯一の録音となった「チェロ協奏曲」、ロジンスキの指揮による、イギリス国内ではなかなか認められることのなかった晩年の作品「ファルスタッフ」、どれもアメリカで着実に息づくエルガー人気を反映した熱演です。これらはどれもオーディオ・エンジニア、ラニ・スパーの入念なリマスタリングによって当時の音が鮮やかに蘇っています。(2019/07/19 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5005

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    エルガー:歌曲集(ウィン=ロジャース/マッキー/モルトマン/マルティノー)

    エルガーが生涯に渡って作曲した愛らしい歌曲を集めた1枚。1892年、エルガーが作曲家としての名声を上げ始めた頃に書かれた「羊飼いの歌」や「ロンデル」などの初期の歌曲を始め、円熟期の1910年頃に書かれた連作歌曲集 Op.59や自作の詩による「2つの歌」Op.60などエルガーの様々な表現が凝縮されたアルバムです。名バリトン、モルトマンの若き声も楽しめます。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD220

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    エルガー:合唱作品集(闇から光を)(ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団/ヴァン)

    【2026年、英国エルガー協会設立75周年アルバム】エルガー協会は1951年にエイドリアン・ボールトの後援で設立された慈善団体で、エルガーの音楽振興、特に若い世代への紹介と、教育活動や生誕地博物館への助成を目的とし、学術雑誌や会報の発行も行っています。このアルバムは同協会の創設75周年の記念企画で、5曲の世界初録音を含む、創作初期から壮年期の合唱作品を収録しています。ロイヤル・ホスピタル・チェルシーは1682年創設の退役軍人施設で、クリストファー・レン設計の建物はロンドン有数の名所として知られています。そのチャペル合唱団はプロフェッショナルの聖歌隊で、基本編成は12名ですが、録音時には随時増員され、アルバムの内容にふさわしい豊かな響きを確保しています。(2026/02/06 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0714

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    エルガー:管弦楽作品集(エルガーの戦時の音楽)(カロウ/グリットン/BBCコンサート・オーケストラ/ウィルソン)

    エルガーの作品の中でも、ほとんど演奏されることのない曲を集めた貴重な1枚。1914年、第1次世界大戦の勃発によって悲嘆に暮れたエルガーがこの年に作曲した音楽は、どれも悲しみと深い愛国心が反映されています。例えば「カリヨン」は同盟国ベルギーを讃えた曲であり、同じく「ポローニア」はポーランドを讃えた曲。途中でショパンの夜想曲が効果的に用いられており、ポーランドへの想いが表現されています。かたや、戦前に作曲された「ため息」は“混乱した世界の中、平和の息吹のように美しいと評された内省的なアダージョ。どの曲にもエルガーの祈りの精神とメッセージが込められています。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD247

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    エルガー:管弦楽伴奏歌曲集/劇音楽「グラーニアとディアーミッド」(モントモリン/ラッジ/ネヴェン)

    このエルガーの2枚の歌曲集にはあまり耳にすることのない、しかしまさに英国の至宝とも言える美しい作品が詰まっています。CD1にはオーケストラ伴奏による歌曲の数々を収録、静かな郷愁に満たされたOp.59の連作歌曲集、「威風堂々第4番」の旋律を用いた「王の道」、バリトンで歌われる勇壮な「Follow the Colours」などエルガーの愛国精神が示された曲、古代アイルランドの神話の中の愛の物語を題材にした劇音楽「グラーニアとディアーミッド」などを聴くことができます。CD2はピアノ伴奏による歌曲集。「河」や「トーチ」は管弦楽版との聴き比べも楽しめます。ソプラノのモントモリンの美しい声が耳に残ります。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD271-2

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    エルガー:序曲「南国にて」/海の絵/エニグマ変奏曲(ウェルドン)(1953-1954)

    ウェスト・サセックス州チチェスターに生まれ、ロンドンの王立音楽院でマルコム・サージェントに指揮法を師事したウェルドン。彼の名前は、現在ほとんど忘れられてしまいましたが、1950年代には情熱溢れた演奏で輝かしい名声を獲得していました。彼は1943年から1951年までバーミンガム市交響楽団の首席指揮者を務めた後、ジョン・バルビローリに請われてハレ管弦楽団の補助指揮者となり、同時にサドラーズ・ウェルズ・オペラの指揮者も務め、イギリス音楽の伝統を伝えました。エルガー作品は特にお気に入りで、大切なレパートリーとして繰り返し演奏、作品の魅力を伝えています。この録音でも、エルガーに対する愛情が伝わってきます。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD073

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    エルガー/フォーレ:弦楽四重奏曲集(ユーセビアス四重奏団)

    エルガーとフォーレ、それぞれ唯一の弦楽四重奏曲をカップリングした1枚。ともにホ短調で急緩急の3楽章構成の両曲、似ているのは外観だけでなく、作曲家の創作活動の後期に書かれ、諦念や哀感を帯びつつ気品を湛えた抒情という点でも共通しています。2人の作曲家は1908年に一度会ったきりで、その後特に親交を育んだとは伝えられていませんが、フォーレの訃報に接したエルガーは彼を「素晴らしい紳士で最高級のフランス人」と讃えました。同じディスクに収録することで、両者に通じるもの、時代の空気、そしてそれぞれの個性が浮かびあがります。アルバムには、ピアニスト、指揮者、作曲家、編曲家として活躍するイアン・ファーリントンによる編曲作品が収録されています。(2025/05/23 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0703

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    エルガー・フロム・アーカイヴ 1 - ヴァイオリン・ソナタ/弦楽四重奏曲/エニグマ変奏曲(エルガー/ウッド)(1919-1924)

    1951年創立の英国エルガー協会の75周年を記念して、歴史的音源を復刻するエルガー・フロム・アーカイヴ・シリーズが始動。第1作にはアコースティック録音時代の音源で、エルガー自作自演のエニグマ変奏曲や、ヴァイオリン・ソナタと弦楽四重奏曲の史上初の録音が収録されています。SP盤の収録時間に合わせて短縮版を使った演奏が多くありますが、作曲家自身による演奏のテンポ設定や、オーケストラの頻繁なポルタメントなど、作品が書かれた当時の演奏の実態を伝える貴重な記録です。エニグマ変奏曲の演奏時間は現代では30分前後が平均ですが、ここに収録されたものは、エルガー指揮のものが26分半(ただしニムロッドは短縮版)、ウッド指揮のものは24分半とだいぶ短く、いずれも軽快なテンポ設定が特徴。特に今日では追悼曲のように演奏されがちなニムロッドでは違いが顕著で、荘重・壮大で「泣ける」演奏を求めると肩透かしを食わされたように感じるかもしれません。リマスターは、SP復刻としてはノイズをかなり抑えつつ、楽器の質感をできるだけ残そうとしています。アコースティック録音はマイクを使わないラッパ吹き込みで、オーケストラのように規模が大きい演奏ではバランスに偏りが生じるのは避けられず、ここに収められた録音では木管楽器が大きめに聞こえる傾向があります。ダイナミック・レンジはさすがに限られており、オーケストラの演奏水準も現代には及ばないところがありますが、作曲家自身とその盟友たちによる演奏は独自の価値があると言えるでしょう。(2026/02/06 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5046

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    エルガー・フロム・アーカイヴ 2 - ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲(ヴァルガ/ナヴァラ/クーツィール/リーガー)(1956-1957)

    1951に創設された英国エルガー協会の75周年を記念して歴史的音源を復刻するエルガー・フロム・アーカイヴ・シリーズの第2集は、2作の協奏曲。英国外にエルガー作品の価値を伝えようとした演奏家たちの貴重なドキュメントです。フランス側のバスク地方ビアリッツで1911年に生まれたアンドレ・ナヴァラはトゥールーズとパリで学び、フランスを代表する若手奏者として大いに嘱望されていました。第2次大戦勃発と共にキャリアは中断しますが、戦後活動を再開。1950年のイギリス・デビューでは、バルビローリの指揮でエルガーのチェロ協奏曲を演奏しました。1957年5月にはバルビローリ指揮のハレ管とEMIに録音も行っています。ここに収録されたのは、その半年ほど前にミュンヘンで行った演奏会のライヴ。ナヴァラの演奏は非常に力強く、全曲とおしての演奏時間25:46は歴代最短に迫る勢いですが、緩急の描きわけが巧みで弱音箇所における息をのむような繊細な表現もあって弾き飛ばした印象は皆無。解釈は概ねEMI盤と同じながら、第4楽章はEMI盤の10:51に対して9:38とかなり大きな差を見せます。ライヴでの感興か、中間部での疾走するような演奏にオーケストラも感化されたように応じて盛り上がり、非常にドラマティック。バイエルン放送のエアチェックによる音源はモノラルながらオーケストラの量感を伝えます。1921年にハンガリーに生まれたティボール・ヴァルガは1947年に共産主義政権下の母国からイギリスへ移住。2年後にはドイツのデトモルトの音楽院でアンドレ・ナヴァラらと共に弦楽部門を設立します。ヴァルガにはエルガー作品の録音はありませんが、この大作を見事に手中に収めた演奏を披露しています。音源はこちらもバイエルン放送のエアチェック。クローズアップ気味に録音されたヴァイオリンは、ややメタリックに響く傾向がありますが、演奏者のテクニックの細部が聞き取りやすく、バルトークのスペシャリストと見られがちなヴァルガの、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしての力量を伝える点でも貴重です。感傷よりドラマを表に出した解釈はナヴァラのチェロ協奏曲に通じるものがあります。エルガーは1925年にハンガリーの国立アカデミーから名誉教授の称号を贈られた際、第1次世界大戦の敵国で自分の音楽が評価されていたことを知り、感銘を受けたと伝えられます。当盤で演奏しているオーケストラにとって録音の12、3年前には、エルガーは敵国の音楽でした。この録音は欧州大陸におけるエルガー受容と当時の演奏スタイルを示すと共に、エルガー作品が和解の役割を担っていた可能性も伝えてくれます。(2026/03/13 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5047