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SOMM Recordings: アルバム一覧

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    ジュリオ・カッチーニとそのサークル(ラ・ヌオーヴァ・ムジカ)

    幅広いレパートリーと卓越したテクニックで人々を魅了するバロック・アンサンブル「ラ・ヌオヴァ・ムジカ」。このアルバムは2007年にカウンターテナー歌手のデヴィッド・ベイツによってアンサンブルが創設されてすぐに録音された1枚で、彼を含めた6人の歌手と、チェンバロ、キタローネ奏者という現在よりも小振りな編成から生み出される小回りの利いた音楽が楽しめます(カッチーニというと「アヴェ・マリア」を思い起こす人も多いでしょうが、あの曲は後世の作曲家の手によるものです)。カッチーニと同世代の作曲家たち、モンテヴェルディやカスタルディ、カプスベルガー、フレスコバルディ、フィリップスの作品も聴きものです。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD083

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ Op. 40/ブリテン:チェロ・ソナタ Op. 65/チェロ・ソナタ第3番(ゲオルギアン/ヤング)

    モスクワ生まれの女性チェロ奏者ゲオルギアンは、5歳の時に父親からチェロの手ほどきを受け、モスクワ音楽院に入学。ロストロポーヴィチの元で7年間勉強し、第3回チャイコフスキー国際コンクールで第1位、および金賞を獲得。ハチャトゥリアンのコンチェルト・ラプソディーをシカゴ交響楽団と作曲家自身の指揮でアメリカ初演したのを皮切りに、世界中で演奏活動を始め高い評価を受けました。教師としても優れた才能を発揮、数多くの後進を育てました。このアルバムでは最も得意とするショスタコーヴィチとブリテンの作品を演奏。若手ピアニスト、ジェレミー・ヤングとともにロストロポーヴィチから受け継いだ精神を堂々たる演奏で伝えています。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD067

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    ショパン:ピアノ作品集(ケイティン)

    イギリスの名ピアニスト、ピーター・ケイティン(1930-2015)。4歳から音楽を学び、18歳でウィグモア・ホールにデビュー。大戦後のソ連で初のソロ・ツアーを行ったイギリス人ピアニストとしても知られる彼は、味わい深い演奏で日本にも多くのファンを持つヴェテランでした。このアルバムはOlympiaレーベルからリリースされていたものですが、レーベルの消滅に伴いSOMMレーベルからの再発売が実現しました。バラード、ソナタなどの大作での緊張感はもちろん、マズルカや舟歌のまろやかな味わいも魅力的です。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD085

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    スウェイツ:合唱曲と歌曲集(サンプソン/ギルクリスト/デイズリー/エクス・カシドラ/スキッドモア)

    オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャーの解釈が高く評価されるとともに、ミュージカルなどの彼女自身の作品も好評を持って迎えられています。この「五大陸より」と題されたアルバムでは、19曲の初録音を含む合唱曲と歌曲を紹介しています。「ミサ・ブレヴィス」と4曲の詩篇、シェイクスピアの詩を用いた曲、インドとアフリカの音楽に影響を受けた歌、南北アメリカの民謡を採り入れた歌、そしてオーストラリア奥地の民謡に喚起された歌がバランスよく配置されています。これらを歌うのは古楽系の演奏でも知られるキャロリン・サンプソンとジェイムズ・ギルクリスト、ウィリアム・デイズリーの3人の歌手たち。スウェイツのピアノだけでなく、ギターからドラムやサックス、トランペットまでの多彩な楽器を伴奏に、エクス・カセドラとともに華麗な歌を披露します。(2021/02/19 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0612

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    スウェイツ:室内楽作品集(スウェイツ/フリス/ティペット四重奏団)

    オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャー作品の解釈が高く評価されるとともに、彼女自身のミュージカル作品なども好評を博しています。このアルバムには、彼女に影響を与えた2人の作曲家、ショパンとディーリアスへのオマージュ作品と、ロシアの反体制派の詩人イリーナ・ラトゥシンスカヤのために書かれた「イリーナへ」など弦楽アンサンブルのための3作品、そして2台ピアノのための2つの組曲「ランベスの花輪」とオスカー・ワイルドの寓話による「わがままな大男」を収録。組曲でのピアノ演奏はスウェイツ自身と彼女の親しい友人、ベンジャミン・フリスが担当しています。(2023/07/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0672

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    スクリャービン:ピアノ作品集(グリムウッド)

    17世紀のヴァージナル作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持つピアニスト、グリムウッド。彼はピアニストとして活躍する他、編集者としてジョン・フィールドとアドルフ・フォン・ヘンゼルトの作品を校訂、ペータース社から出版しています。またBBC放送の「Radio 3」へ定期的に出演するなど多彩な活動で、イギリスのみならず世界中から注目を集めています。このアルバムは2003年に録音されたスクリャービン作品集。繊細なタッチと表現力に加え、小品1曲1曲のニュアンスの違いが見事に描き出し、揺れ動くハーモニーを的確に捉えた精緻な演奏で聴き手を魅了します。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD041

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    スタンフォード:クーシェンドール/ア・ファイアー・オブ・ターフ/ブラーニー・バラード(カーティ/ラッセル/コリンズ)

    英国音楽を得意とするSOMMレーベルが力を注ぐスタンフォードのアルバム。今回は歌曲集の登場です。北アイルランドの景勝地「クーシェンドール」をタイトルに持つ組曲をはじめ、世界初録音となる12曲が含まれたこのアルバムには、スタンフォードの母国であるアイルランドの民謡の旋律や詩を用いた曲が収録されており、その郷愁に満ちた楽想からは、作曲家の様々な思いを感じ取ることができるでしょう。ブックレットにはスタンフォードの伝記作家ジェレミー・ディブルによる曲目解説(英語のみ)を収録。メゾ・ソプラノのシャロン・カーティとバリトンのベンジャミン・ラッセルの味わい豊かな歌唱でお楽しみください。(2024/02/16 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0681

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    スタンフォード:弦楽五重奏曲第1番、第2番/3つの間奏曲(チェロとピアノ編)(オソストヴィッツ/スーザ/井上祐子/ジャクソン/ジェンキンソン/フリス)

    ダンテ四重奏団による弦楽四重奏曲集が好評を博したスタンフォードの室内楽作品集。今作はダンテ四重奏団のメンバーに、同じく実力派エンデリオン四重奏団のメンバーを加えて弦楽五重奏曲を収録した1枚。1904年に初演されたブラームスを思わせる重厚な雰囲気を持つ2曲の五重奏曲は、ライプツィヒ、ベルリンで学んだスタンフォードが師と仰いでいたヨーゼフ・ヨアヒムを念頭に置いて作曲した作品。第2楽章ではアイルランド民謡が用いられるなどスタンフォードらしさも際立ちます。世界初録音となる第2番も、60年前のヨアヒム初の英国訪問を記念したという曲。どちらも偉大なる師への尊敬の念が込められています。1880年に書かれた間奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品ですが、ここでは作曲家自身がチェロとピアノ用に編曲した版が使われています。ピアノを担当するのは名手ベンジャミン・フリスです。(2020/12/25 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0623

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    スタンフォード:弦楽四重奏曲第1番、第2番(ダンテ四重奏団)

    ダンテ四重奏団による「スタンフォード:弦楽四重奏曲全曲録音」の完結盤!第3弾となるこのアルバムには、ベートーヴェンやモーツァルトの暗示も見え隠れする初期の第1番、第2番と、世界初録音となる第6番が収録されています。合唱曲の大家として知られるスタンフォードですが、弦楽四重奏曲の作曲に着手したのは1891年、彼が39歳の時と比較的遅めの出発でした。その際、2曲を完成させた後、その後30年間で6曲を書き上げ、生涯に合計8曲の弦楽四重奏曲を残しています。今回初録音となる第6番は、1910年の作品で、豊かなコントラストと絶え間ないエネルギーの放出を見せるスタンフォード作品の中でも最も表情豊かな1曲です。今作も実力派アンサンブル、ダンテ四重奏団の演奏でお楽しみください。2020年後半には弦楽五重奏曲第1番&2番の録音が予定されています。(2020/02/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0607

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    スタンフォード:弦楽四重奏曲第3番、第4番、第7番(ダンテ四重奏団)

    アイルランド生まれの作曲家スタンフォード。英国の合唱作品の発展に大きく寄与しただけでなく、7曲の交響曲や「アイルランド狂詩曲」など、自国の民謡を取り入れた美しい作品を数多く残しています。しかし8曲の弦楽四重奏曲はあまり演奏される機会がなく、そのほとんどはこれまでに録音されたこともありません。イギリスを中心に活躍する実力派アンサンブル"ダンテ四重奏団"はスタンフォードの全弦楽四重奏曲の録音に着手、第1集(SOMMCD0160)でも見事な演奏を披露しています。この第2集では第3番、第4番、第7番を演奏。古典的なイディオムの中に、ロマンティックな風情と郷愁が溢れる魅力的な作品が並びます。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0185