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アメリカン・クラシックス

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 13 (英国王立空軍中央軍楽隊/ブライオン)

    NAXOSおなじみのスーザ(1854-1932)作品集も今作で第13集となりました。もちろん珍しい作品が目白押しです。例えば1879年に作曲されたかれの最初のオペレッタ「キャサリン」の序曲。もちろん全く知られていない作品ですが、この序曲だけは彼が率いていたスーザ・バンドで何度も演奏され好評を博したものです。1883年作曲の「マザーグース」は彼が幼い頃に親しんだ子守歌のパッチワーク。トラック5と6は、第20代アメリカ合衆国大統領のジェームズ・ガーフィールドのための行進曲です。彼が1881年3月4日に大統領に就任した際に記念の行進曲を書いたスーザ。まさかその数か月後に葬送行進曲を書くことになるとは想像もしていなかったに違いありません。そんな世相を反映した曲から、本当に楽しい曲まで、例の如くキース・ブライオンは納得の演奏を聴かせます。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559729

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    マクティー:交響曲第1番/回路/アインシュタインの夢/ダブル・プレー(デトロイト響/スラットキン)

    現代アメリカの多様多彩な風景、これを極限まで感じさせる音楽がここにあります。作曲家のマクティー(1953-)は6歳からピアノを始めましたが、彼女の師は「即興性」をとりわけ重視したため、彼女はクラシックだけでなくジャズのインプロヴィゼーション、電子音楽などにも興味を持ち、これらが作品に強い影響を与えているのは間違いありません。また彼女は3年間ポーランドの大家ペンデレツキに師事、この経験もとても大きなものであったと言えるのではないでしょうか。このアルバムに収録された作品もどれもが個性的で、意欲的なものばかりです。冒頭の「回路」をまず聴いてみてください。忙しなく規則的に動き回る音、溢れるエネルギー、そしてそれを縫って聞こえてくるシンコペーションのリズム。これらの刺激的なリズムの応酬はまさに現代人が求めているものに他なりません。思わせぶりなタイトルと持つ「交響曲第1番」でもリズムは炸裂します。古いものを新しいものが交錯する「アインシュタインの夢」、不可思議な色彩を持つ「ダブル・プレイ」、機能的な美がここにあります。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559765

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    シエッラ:シンフォニア第4番/ファンダンゴ/謝肉祭(ナッシュヴィル響/ゲレーロ)

    よくCDストアの店頭で、手に取ったCDの作曲家の生まれた年を見て「ああ、これはゲンダイオンガクだから難解な音だろう」と棚に戻してしまうことがありませんか?このアルバムはそんな心配は全く無用です。とにかく冒頭の「ファンダンゴ」から行ってみてください。カスタネットを伴うスペイン伝統の舞曲が、驚くばかりの鮮やかさで耳に飛び込んでくるではないですか!もちろん手の込んだ「現代的な味付け」も随所に施されており、マニアの方の期待も裏切ることはありません。シンフォニア第4番は「交響曲の伝統」に対する取り組みであり、挑戦とも言える作品。各々の素材が有機的に結び付けれた面白いものです。「謝肉祭」は神話に登場する想像上の生き物を題材にした作品であり、同名の作品を書いたシューマンへのオマージュでもあります。未知でありながらも面白い作品を発見する喜びをお届けいたします。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559738

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    ローレム:ピアノ・アルバム I/6人の友人たち(C. エンガー)

    アメリカの最も重要な作曲家ネッド・ローレム(1923-)の興味深いピアノ作品集です。ピアノ・アルバムと題されたこの曲集には、ほとんどが2分足らずの小品が27曲並ぶ万華鏡のような作品で、各々の曲には意味深なタイトルが付されています。これらは極めて個人的なもので、ここに登場するのは主に彼の友人や同僚たち。ここれらは登場人物への贈り物であり、その意味を完全に把握するのは不可能なことなのです。「6人の友人たち」も同じ趣旨であり、どの作品も前衛的な音楽ではなく、常に静けさを湛えながら「完全なる小さな世界」を構築しています。サティやペルト、オッテなどの音楽が好きな人にオススメしたいアルバムです。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559761

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    ケージ:2種の鍵盤楽器のための作品集1 (ペストヴァ/マイヤー)

    クラシックのみならず、全てのジャンルに渡って幅広いファンを持つジョン・ケージ(1912-1992)。彼は最初シェーンベルクに学び、電気楽器の可能性やノイズを研究しながら、リズム重視の作品を書いていましたが、1940年にプリペアド・ピアノ(グランドピアノの弦に異物をはさみ、音色を変化させる)を考案したことを皮切りに、様々な音響を求め生涯探究に没頭していきます。このアルバムでは、プリペイド・ピアノの音楽と、トイピアノの音楽を収録。熱狂的なリズムの応酬とエキゾチックな音色、そして郷愁や不可思議な響きが入り混じったトイピアノの音色を楽しむことができます。またトラック8は偶然性に拠った音楽であり、どんな音が出てくるかはその時次第となります。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559726

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    ペイン:序曲「お気に召すまま」/テンペスト/交響曲第1番(アルスター管/ファレッタ)

    19世紀最後の四半期のアメリカは、前例のないほどに音楽が成長しました。もちろん当時の生粋のアメリカ人たちも主にヨーロッパで訓練を受けたため、その作品もヨーロッパの形に基いてはいたものの、次第に独自の語法を身に着け、その流れは次世代の作曲家たち…A.フット、E.ビーチやE.マクダウェル、そしてA.コープランドに伝わって行ったのです。ジョン・ノウルズ・ペイン(1839-1906)はその開祖の一人であり、恐らく初めてアメリカ国内で名声を博した「生粋のアメリカ人音楽家」であると言えます。彼はポートランドの楽器商の息子として生まれ、幼い頃から店内で演奏を行っていました。そんな彼が作曲を学ぶためにドイツへ旅立つ時には地元の有志らも応援。大きな夢を抱きドイツへと渡りその才能を開花させたのです。帰国後はボストンに活動の拠点を置き、1873年にはハーヴァード大学に設置する音楽学部の教員として招かれます。そのまま作曲と教育に力を入れ数多くの作品を発表しました。もちろん作風にはベートーヴェンやベルリオーズの影響が感じられますが、そんなことは関係ありません。さあ、この楽しい世界を体験いたしましょう。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559747

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    ヒグドン:初期室内楽作品集(ストンバーグ/アブラモヴィツ/セラフィン弦楽四重奏団)

    「ピューリッツァー賞」「グラミー賞」の受賞経験もある女性作曲家ジェニファー・ヒグドン(1962-)。彼女はペンシルバニア大学でジョージ・クラムに学び、作曲の修士号と博士号を取得しました。彼女の作風は、伝統的な調性を用いいながらも繊細な音色の変化を大切にしたユニークなもので、新ロマン主義とも見なされています。このアルバムには5つの作品が収録されていますが、最初の「アメイジング・グレイス」はお馴染みの名旋律を弦楽四重奏曲用にアレンジしたものです。スカイ四重奏曲は、アメリカ西部の空の広大さと美しさからインスピレーションを受けたもので、高い空と嵐、そしてどこまでも広がる空の様々な変容を描いています。ヴィオラ・ソナタは初期の作品で、ファゴットを用いた「暗い森」は音色の追求、弦楽三重奏曲は、若い作曲家の心の声を見つけるためのプロセスがにじみ出た実験的な作品です。全て世界初録音、彼女の活気に満ちた音楽をお楽しみください。彼女の他の室内楽曲作品は8.559298で聴くことができます。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559752

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    ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/ストライク・アップ・ザ・バンド - 序曲/プロムナード/キャットフィッシ・ロウ(ワイス/バッファロー・フィル/ファレッタ)

    現在、NAXOSアーティストの中で最も注目されているジョアン・ファレッタによる香り高いガーシュウィン・アルバムです。彼女とバッファロー・フィルの演奏はどれも外れなし!文句なしの名演と断言できますが、今回のガーシュウィン(1898-1937)はいつにも増して伸び伸びしているようなのは、彼女の気質にぴったりマッチしているからに他なりません。まるで「おもちゃ箱」のように楽しいメロディが溢れ出してくる「ストライク・アップ・ザ・バンド」、誰もが知っている「ラプソディ・イン・ブルー」も、通常よりも即興的なテイストが強くなっています。若手ピアニスト、オリオン・ウェイスの煌めくピアノも魅力的。映画音楽「シャル・ウイ・ダンス」~犬と歩けば」から再構築された「プロムナード」もゴキゲンな曲。そしてキャットフィッシュ・ロウでのやるせなくもガーシュウィン節全開の音。これらが混然一体となって押し寄せてくる喜びは、言葉にできないほどの快感をもたらすでしょう。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559750

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    コープランド:バレエ音楽「ロデオ」/ダンス・パネルズ/エル・サロン・メヒコ/キューバ舞曲(デトロイト響/スラットキン)

    あまりにもカッコいい演奏なので、これらの曲の演奏がとても難しいということを一瞬忘れそうになってしまう、スラットキンのコープランド(1900-1990)作品集です。誰もが知っているロデオからの「4つのエピソード」を始め、すばらしい出来なのにあまり知られていない「ダンス・パネル」、複雑なリズムが交錯する「キューバ組曲」、そして(ノリノリの演奏の場合のみ)狂乱の熱狂をもたらす「エル・サロン・メヒコ」。これらはちょっとでもリズム感が狂ったものなら、たちまちダサい音楽へと転落してしまうという、実に気難しい作品群なのです。これらを颯爽をさばいていくスラットキンとデトロイト交響楽団の勇姿は、まるで荒馬を易々と乗りこなすカウボーイの如く。これぞまさしく「真のアメリカ音楽」です!(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559758

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 12 (王立スウェーデン海軍バンド/ブライオン)

    大好評、スーザ(1854-1932)の行進曲シリーズもこれで第12集となりました。オリジナルのマーチだけでなく、オペレッタや他の作品からの編曲も含む多彩な音楽は、知られざるスーザの魅力までをも語りつくします。このアルバムの13曲は、比較的珍しいものばかりであり、トラック3のような歴史的な天文ショーを伺わせるような貴重なものも含まれてます。また、組曲「3人の娘」は彼のオペレッタからの曲集であり、「ミカド」行進曲はギルバート&サリバンの作品のメロディによるメドレーです。トラック9の「名誉の死」は悪名高き大統領ユリシーズ・グラントが亡くなった時、以前に出版したピアノ曲をスーザが吹奏楽版へとアレンジしたもの。実際の葬儀の際に演奏されました。他にも興味深い作品が目白押し。スーザのオーソリティ、ブライオンによる愛溢れる演奏です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559691