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アメリカン・クラシックス

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    ドアティ:ラシュモア山/ラジオ・シティ/シスター・エイミーによるゴスペル(ジェイコブス/パシフィック・コラール/パシフィック響/セント=クレア)

    グラミー賞受賞!現代アメリカで最も人気を集めている作曲家マイケル・ドアティ(1954-)の最新作を含む3つの作品集です。どの作品もアメリカの発展に寄与する題材がモティーフとなっています。アメリカ合衆国建国から150年、この歴史に名を残す4人の偉大な大統領の胸像が彫られた「ラシュモア山」ですが、この彫刻が制作されたのは1927年から1941年という、大恐慌から第2次世界大戦をまたぐ激動の時代でした。ドアティは各々の大統領をイメージした4つの曲に、親しみやすいメロディと深い内容をもたせ、興味深い作品に仕上げています。「ラジオ・シティ」はイタリア統一150周年記念の委嘱作。1937年から1954年まで続いたNBCのラジオ番組で、トスカニーニとNBC交響楽団が演奏し、アメリカ全土で数百万人が聴いたという名番組です。この作品では演奏するトスカニーニを音でリスペクトします。「シスター・エイミー」は、1923年にフォースクエア教団を設立したエイミー・S・マクファーソン(1890-1944)を讃えた音楽。彼女のメッセージは当時のアメリカ人たちの心を動かしたことで知られています。(2013/05/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559749

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    フックス:弦楽四重奏曲第5番「アメリカン」/落ち行くカノン/落ち行く三重奏曲(オライリー/デルレイ弦楽四重奏団/トリオ21)

    ケネス・フックス(1956-)は現代アメリカ有数の作曲家の一人で、彼の作品は世界中で愛聴されています。ここでは3つの作品を収録。最初の「落ち行くカノン」はフックスの友人であるピアニスト、オライリーのために作曲されたもので、2010年に書かれた「落ち行く男」の素材がモティーフとして使われています。「落ち行く男」の元になったのは、デリーロの小説であり、9/11の事件の際、破壊されたワールド・トレード・センターの瓦礫に躓き、恐怖と混沌の感情に襲われた男を描いたものですが、ここからフックスは様々な音楽を導き出したのでした。トラック12のトリオも同じものから派生した曲です。弦楽四重奏曲第5番は、もう少し耳に優しい響きを持っていますが、第3楽章には同じ「落ち行く男」の素材が使われているなど、現代のアメリカの抱えるカオスを見事に表現しています。「落ち行く男」はすでに録音済とのことで、こちらも発売が待たれるところです。(2013/05/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559733

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    アドラー:カント III, VI A, X, XVI, XIX, XXI/クロース・エンカウンターズ/5つのスナップショット(フルマー/ケリー/エルダン/ムロキ/イズナオラ)

    ドイツのユダヤ人家庭に生まれたアドラー(1928-)は、11歳の時に家族とともにアメリカに亡命します。彼の父は聖歌隊のカントルであり、もともと音楽的な素養がありましたが、アメリカでヒンデミット、コープランド、トンプソンらに学ぶことで作曲家として活動することを決意、以降、アメリカの現代音楽にユダヤ音楽の伝統を加えた独特の音楽を数多く書いています。この一連の「カント」は、彼がイーストマンで教えている時に、同僚から「各楽器のための演奏会用練習曲」を書くように依頼されたのが発端となって書かれたもの。およそ20年の間に、21の作品を書き、ここでは弦楽器のためのもの全てが紹介されています。緊張漲る「カント」の間には、ちょっとした作品がはさまれています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559743

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    フェイルーズ:ネイティヴ・インポータント/Tahwidah/コラール幻想曲/ポッシュ/犠牲者のために/ジュベル・ルブナン(ヒューズ/クラヴィツ/バートン・パイン/クラカウアー/トンプソン)

    若いニューヨーク在住のアラブ系作曲家フェイルーズ(1985-)。名前が示す通り、彼の音楽には西洋の構造と中東の響きが溶け合い、これが得も言われぬ感動を齎してくれます。冒頭のアラビア語で「子守歌」を表すTahwidahでの、嘆きと諦めに満ちた歌声に絡みつく、妖艶なクラリネットの音色の凄惨な美しさ。この青白い光に満ちた小品を聞いただけでも、この作曲家の才能がなみなみならぬものであることを確認するのではないでしょうか?名ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パインのために書いたという「無伴奏ソナタ」の雄弁かつ濃厚な音楽、まるでラフマニノフのようなメロディを持つ連作歌曲「ポッシュ」、レバノン内戦に触発された木管五重奏のための「レバノンの山」など、どの曲も心の底に大いなる悲哀を持ちながらも、懸命に生きる人々の姿を映し出しています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559744

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    エリントン:黒と茶とベージュ/ハーレム/スリー・ブラック・キングス/リバー組曲(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    エドワード・ケネディ・「デューク」・エリントン(1899-1974)は20世紀の最も偉大なるビッグ・バンドのミュージシャンです。またピアノ弾きでもあり、アレンジャーとしても天才的な才能を発揮、まさに伝説のアーティストと言えるでしょう。このアルバムは彼の偉業を見直すのにぴったりの1枚であり、またNAXOSでの地位を確立したであろうファレッタの幅広い芸風を感じるにもぴったりの1枚でもあります。もちろん彼が編曲したことで大ヒットした「A列車で行こう」も最後に添えられています。超ゴキゲンなアルバムです。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559737

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    ビトウィーン・ザ・ブリス・アンド・ミー…エミリー・ディキンソンの詩による歌曲集

    アメリカ北東部ニュー・イングランドの田舎町に生まれ育ち、その外にでることはめったになく、そして人生の半ばからは家の外にも殆ど出ることなく、ただただ詩を書いていたエミリー・ディキンソン。生前出版されたのはたった10篇。それも自らが進んで発表したわけではなくあくまでも匿名だったそう。そんなディキンソンの詩が認められたのは何時頃からなのでしょう?彼女の詩は極めて簡潔で易しい言葉で書かれていますが、だからこそ深い思いと真実をたくさん秘めています。彼女が“Why…”と呟くだけで、その言葉は翼を得て大空へ舞い上がっていくかのようです。そんなディキンソンを愛する作曲家も数多く19世紀の作曲家だけでなく現代の作曲家も彼女の詩に美しい音楽をつけています。ソプラノのフラウクナーの透明感に満ちた歌唱でこの「孤独な世界」を味わってください。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559731

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    ベイカー:ガラス玉遊戯/風の目覚め/シャドウズ/神秘のトランペッター(セントルイス響/スラットキン)

    ドイツの詩人、文学者ヘルマン・ヘッセが書いた「ガラス玉遊戯」を音で描くという問題作です。1946年にノーベル賞を受賞したこの長編小説は、架空の国「カスターリア」に憧れた主人公の彷徨と遍歴を描きながら、精神性を極めていくという数多くの風刺と社会批判をはらんだ物語です。ベイカーは3つの楽章で、新たな世界を構築し、バッハの断片に様々な音楽をコラージュするなどスリリングな音楽を作り出しています。他にはホイットマンの詩に触発された「神秘のトランペッター」など、文学の香りを感じさせる作品集です。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559642

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    フックス:管弦楽作品集 - アトランティック・リボン/アメリカ狂詩曲/ディヴィナム・ミステリウム/コンチェルト・グロッソ(ロンドン響/ファレッタ)

    2005年に発売された「アメリカン・プレイス」は、やはりロンドン交響楽団とファレッタの見事な演奏で、グラミー賞の2部門にノミネートされるなど、大きな反響を呼びました。このアルバムでは、様々な形態の作品で、その多様性をみせてくれています。作曲家の母方の祖父であるヴァン・ホーク(彼は有名なクルーズ会社“ホーランド・アメリカライン”のエンジニアでした)に捧げられた「アトランティック・リボン」はヨーロッパとアメリカを結ぶ海を描いていて、金管楽器やヴィヴラフォンによって醸し出される音色の妙が見事であり、どことなくドビュッシーの名作を思わせる部分もあります。他には、抒情的なバイオリンとオーケストラのためのロマンスである「アメリカン・ラプソディ」や、不可思議な音像を結ぶ「神の謎」などタイトルからして、ワクワクさせるものが並びます。録音 2011年8月18-19日 ロンドン アビー・ロード・スタジオ(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559723

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    デル・トレディチ:ピアノ作品全集 1 (ペロキン)

    アメリカにおける「ネオ・ロマン主義運動の父」として知られるデル・トレディチ(1937-)のピアノ曲集です。彼の作品は、明快な調性感と、躍動するリズムに支えられた親しみやすいもので、初期の頃は、「不思議の国のアリス」にインスパイアされた作品で一世を風靡し、1980年にはピューリッツァー賞も受賞しています。NAXOSでは彼の全てのピアノ曲を3巻に分けてリリース。楽しい世界に遊んでいただこうという趣向です。第1集に収録されているのは、「バラード」と題された4つの作品と、ニューヨークの風景を描いた「ゴッサム・グローリー」です。トラック7で描かれているのは、2001年に崩壊したワールドトレードセンタービルであり、トラック8の「ウォールマンのスケートリンク」は、あのおなじみのワルツが壮大なファンタジーとして描かれます。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559680

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    レシュノフ:弦楽四重奏曲第2番/セヴン・グランス・アット・ア・ミラージュ/コズミック・ヴァリエーションズ・オン・ア・ホーンテッド・シーム/…ウィズアウト・ア・チャンス

    現代アメリカ音楽界の中で、最もエキサイティングな作風を持つレシュノフ。彼の作品はすでにNAXOSレーベルからも2作リリースされていて(8.559398,8.559670)、その対照的な音楽には、思わず声を上げてしまうほどの驚きがあったものでした。今作も多彩な音世界が描かれた4つの作品を収録。謎めいた表情から暴力的な表情と、様々な音楽を楽しむことができます。作曲家の友人であるロバート・エデルマンのために書かれた弦楽四重奏曲第2番は、極めて個人的な作品であるにもかかわらず、その内容は不変性を持ち、大いなる生命への賛美につながるものとなっています。たくさんの想像を喚起させる「蜃気楼~」、メシアン的な響きも垣間見える「宇宙的な変奏曲」、そして意味深なタイトルの「チャンスなし」。自分の観ているものが本当に正しいのか、考え直したくなるような意表を突いてくる音楽です。(2012/07/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559721