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ブラジルの音楽シリーズ

グァルニエリ: ショーロ集 第2巻
グァルニエリ: ショーロ集 第1巻
カタログ番号:
8.574403 輸入盤 オープンプライス
NYCX-10307 国内仕様盤 2,200円(税込)

カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993)
1.クラリネットと管弦楽のためのショーロ(1956)

2-4.ピアノと管弦楽のためのショーロ(1956)
I. Cômodo – コモド
II. Nostálgico – ノスタルジコ
III. Alegre – アレグレ

5.トレメンベーの花(1937)

6-8.ヴィオラと管弦楽のためのショーロ(1975)
I. Enérgico – エネルジコ
II. Tristemente – トリステメンテ
III. Bem ritmado – ベム・リトマド

9-11.チェロと管弦楽のためのショーロ(1961)
I. Decidido e apaixonado – デシジート・エ・アパイショナード
II. Calmo e triste – カルモ・エ・トリステ
III. Con alegria – コン・アレグリア

オバニル・ブオジ(クラリネット) … 1
オリガ・コピロヴァ(ピアノ) … 2-4
オラシオ・シャエファー(ヴィオラ) … 6-8
マティアス・デ・オリベイラ・ピント(チェロ) … 9-11

サンパウロ交響楽団
ロベルト・チビリサ指揮

2020年11月19日-22日, 2021年11月22日-25日 サラ・サンパウロ(ブラジル)


グァルニエリの父はイタリア系の移民で音楽を愛し、子供たちに付けた名前は、モーツァルト、ロッシーニ、ベッリーニ、ヴェルディ。カマルゴ・グァルニエリの本名はモザルト(モーツァルト)で、母親から手ほどきを受けたピアノ演奏と作曲で早熟の天才ぶりを発揮しましたが、後にはMozartの代りにM.とだけ書き、母の旧姓カマルゴをとって名前としたそうです。 グァルニエリは、ブラジルの作家・詩人・民俗学者で音楽研究者でもあるマリオ・ジ・アンドラージの民族主義的思想に影響を受け、西洋クラシック音楽をブラジル音楽の語法によって革新しようとしました。彼のショーロのほとんどは、ブラジルの伝統的なショーロとは異なり、3楽章または3部分構成の協奏曲スタイルで書かれています。サンパウロ近郊の町にちなむ「トレメンベーの花」も3部分構成で、特に第3部分はラテンのノリが全開。20世紀音楽の語法を用いながら、緩徐楽章の哀感も急速楽章のホットな情熱も、これぞブラジル!といった雰囲気が満点です。 サンパウロ生まれのロベルト・チビリサの指揮、サンパウロ交響楽団と、その首席奏者を中心としたメンバーによる演奏です。 ※当ディスクは、ブラジル外務省の主導により19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏・録音する大プロジェクト「Brasil em Concerto」の一環です。 *国内仕様盤には指揮者で日本ヴィラ=ロボス協会会長の木許裕介氏の解説が付属します。

コープランドに「真の作曲家」と評され、「ブラジル的感性そのものと、その脈打つ情熱と想像力」を絶賛されたカマルゴ・グァルニエリ。クラウジオ・サントロとほぼ同時代を生きた彼もまた、パリで学び、シャルル・ケクランやナディア・ブーランジェに師事しつつ、ブラジル固有の音楽を追求し続けた。先行するヴィラ=ロボスと同じく、「ショーロ」(19世紀末から20世紀初頭にかけて流行ったブラジル・ポピュラー音楽のスタイル)を自作に取り入れながらも、ショーロをあくまで「協奏曲に代わる形式」として位置付け、独自の世界を展開していったのである。世界初録音を含むグァルニエリ「ショーロ集」の日本盤、いよいよ登場。 全7曲遺された、管弦楽とソロ楽器による「ショーロ」の全貌がいま明らかになる! (指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介)


グァルニエリ: ショーロ集 第1巻
グァルニエリ: ショーロ集 第1巻
カタログ番号:
8.574197 輸入盤 オープンプライス
NYCX-10306 国内仕様盤 2,200円(税込)

カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993)
1-3.ピアノとオーケストラのためのセレスタ(1965)
I. Decidido – デシディード
II. Sorumbático – ソルンバティコ
III. Gingando – ジンガンド

4.5.ファゴットと室内オーケストラのためのショーロ(1991)
I. Improvisando – Calmo 即興 – カルモ
II. Allegro – アレグロ

6.フルートと室内オーケストラのためのショーロ(1972)[世界初録音]

7-9.ヴァイオリンとオーケストラのためのショーロ(1951)
I. Andante – アンダンテ
II. Calmo – カルモ
III. Allegro ritmado – アレグロ・リトマード

オルガ・コピロヴァ(ピアノ) … 1-3
アレシャンドリ・シウヴェリオ(ファゴット) … 4-5
クラウディア・ナシメント(フルート) … 6
ダヴィ・グラトン(ヴァイオリン) … 7-9

イサーク・カラブチェフスキー指揮
サンパウロ交響楽団

2019年3月13-14日 … 1-3, 2019年3月14・16日 … 4-6, 2019年3月13・15日 … 7-9 サラ・サンパウロ、ブラジル


グァルニエリの父はイタリア系の移民で音楽を愛し、子供たちに付けた名前は、モーツァルト、ロッシーニ、ベッリーニ、ヴェルディ。カマルゴ・グァルニエリの本名はモザルト(モーツァルト)で、母親から手ほどきを受けたピアノ演奏と作曲で早熟の天才ぶりを発揮しましたが、後にはMozartの代りにM.とだけ書き、母の旧姓カマルゴをとって名前としたそうです。 グァルニエリは、ブラジルの作家・詩人・民俗学者で音楽研究者でもあるマリオ・ジ・アンドラージの民族主義的思想に影響を受け、西洋クラシック音楽をブラジル音楽の語法によって革新しようとしました。彼のショーロのほとんどは、ブラジルの伝統的なショーロとは異なり、3楽章または3部分構成の協奏曲スタイルで書かれています。「セレスタ(セレナード)」と題された曲も実質はショーロ。カルモ(穏やかに)と指示された緩徐楽章に漂う郷愁(サウダージ)や、急速楽章のホットな情熱が楽しめます。 ヴィラ=ロボス:交響曲全集で大きな評判となったカラブチェフスキー指揮、サンパウロ交響楽団の演奏。ソリストも楽団員です。 ※当ディスクは、ブラジル外務省の主導により19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏・録音する大プロジェクト「Brasil em Concerto」の一環です。 *国内仕様盤には指揮者で日本ヴィラ=ロボス協会会長の木許裕介氏の解説が付属します。

コープランドに「真の作曲家」と評され、「ブラジル的感性そのものと、その脈打つ情熱と想像力」を絶賛されたカマルゴ・グァルニエリ。クラウジオ・サントロとほぼ同時代を生きた彼もまた、パリで学び、シャルル・ケクランやナディア・ブーランジェに師事しつつ、ブラジル固有の音楽を追求し続けた。先行するヴィラ=ロボスと同じく、「ショーロ」(19世紀末から20世紀初頭にかけて流行ったブラジル・ポピュラー音楽のスタイル)を自作に取り入れながらも、ショーロをあくまで「協奏曲に代わる形式」として位置付け、独自の世界を展開していったのである。世界初録音を含むグァルニエリ「ショーロ集」の日本盤、いよいよ登場。 全7曲遺された、管弦楽とソロ楽器による「ショーロ」の全貌がいま明らかになる! (指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介)


ゲーハ=ペイシ:交響的組曲第1番、第2番 他
ゲーハ=ペイシ:交響的組曲第1番、第2番 他
カタログ番号:
8.573925 輸入盤 オープンプライス
NYCX-10322 国内仕様盤 2,200円(税込)

セーザル・ゲーハ=ペイシ(1914-1993)
1-4.交響的組曲 第1番 「パウリスタ」(1955)
I. Cateretê – カチテレ
II. Jongo – ジョンゴ
III. Recomenda de almas – レコメンダ・デ・アルマス
IV. Tamb – タンブ

5-8.ローダ・デ・アミーゴス 友達の輪(1979)
I. O rabugento – オ・ラブジェント
II. O teimoso – オ・テイモーソ
III. O melancólico – オ・メランコリコ
IV. O travesso – オ・トラヴェッソ

9-12.交響的組曲 第2番 「ペルナンブーコ」(1955)
I. Maracatu – マラカトゥ
II. Dança de cabocolinhos – ダンサ・デ・カボクリーニョス
III. Aboiado – アボイアード
IV. Frevo – フレーヴォ

ラウル・メネゼス (フルート) … 5-8
プブリオ・ダ・シウバ (オーボエ) … 5-8
パトリック・ヴィリオーニ (クラリネット) … 5-8
フェリペ・アルーダ (ファゴット) … 5-8

ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団
ニール・トムソン 指揮

2016年11月5-8日 Palácio da Música Belkiss Spenzièri do Centro Cultural Oscar Niemeyer, Goiânia
ゴイアス(ブラジル)


ナクソスがブラジル外務省の提携で進めているブラジル音楽のシリーズ、2022年はブラジル独立200周年にあたることもあって一層活性化しています。

最新作はセーザル・ゲーハ=ペイシの交響的組曲集。ゲーハ=ペイシはポルトガル移民でアマチュアの音楽家だった父からギターを学び、更に音楽学校でヴァイオリンを学んだ後、指揮者・教育者として活躍。ラジオ・テレビ番組や映画のための音楽も手掛けました。オーケストレーションのうまさは特に高く評価されています。

その手腕とブラジルのフォーク・ミュージックの要素が結びついた「交響的組曲」は、絵に描いたような「ラテンのノリとリズム」が鳴りっぷりのいいオーケストラで奏でられる、無類に楽しい音楽です。

「ローダ・デ・アミーゴス」は、ゲーハ=ペイシの音楽仲間へのトリビュートで、それぞれの友人が演奏していた管楽器を主役に立てた協奏的断章といった趣の作品。20世紀ブラジルの作曲家の例にもれず12音技法に心酔した時期もあったゲーハ=ペイシですが、ここに収められた曲は理屈抜きに楽しめるものとなっています。

※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。


サントロ:交響曲第5番&第7番「ブラジリア」
サントロ:交響曲第5番&第7番「ブラジリア」
カタログ番号:
8.574402 輸入盤 オープンプライス
NYCX-10284 国内仕様盤 2,200円(税込)

クラウディオ・サントロ(1919-1989)
1-4.交響曲 第5番(1955)
I. Andante mosso – Allegro moderato
II. Allegro molto assai
III. Lento. Tema con variazioni
IV. Moderato – Allegro vivo

5-8.交響曲 第7番 「ブラジリア」(1959-60)
I. O rabugento – オ・ラブジェント
II. O teimoso – オ・テイモーソ
III. O melancólico – オ・メランコリコ
IV. O travesso – オ・トラヴェッソ

9-12.交響的組曲 第2番 「ペルナンブーコ」(1955)
I. Andante – Allegro
II. Adagio (quasi recitativo)
III. Vivo (Scherzo)
IV. Allegro molto

ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団
ニール・トムソン指揮

2018年10月1-6日 Centro Cultural Oscar Niemeyer, Goiânia(ブラジル)
ゴイアス(ブラジル)


ブラジル独立200周年の2022年、ブラジル音楽史上で最も重要なシンフォニストとされるクラウジオ・サントロの交響曲全曲録音がスタート。パリでナディア・ブーランジェに学んだサントロは、自身の作品にブラジル民謡のイディオムを抽象的に取り入れ、より創造的に発展させた形で表現しました。 1955年作曲、その翌年にリオデジャネイロで初演された「交響曲第5番」はサントロの代表作であり、第1楽章の神秘的な冒頭部分ではブラジル北東部の伝統音楽にみられる増三と短七度の和音を用いながらも、これらはサントロが独自に編み出した対位法の中に組み込まれています。パーカッションが活躍する熱狂的な第2楽章に続き、ブラジルの聖歌が用いられた変奏曲形式の第3楽章、そして終楽章は、ゆったりとした序奏に導かれ、最後に金管が高らかなコラールを奏し壮大に幕を閉じます。 1960年に作曲された「交響曲第7番」はサントロ作品の中でも最も複雑な作品とされており、また作曲家自身のお気に入りでもありました。4つの音符が印象的な第1楽章ではじまり、第2楽章アダージョが続きます。そして活発な第3楽章でも冒頭のモティーフは健在。最終楽章はすべてを統括するかのような多彩なモティーフが現れ、最後は激しいクライマックスを迎えます。 演奏は1980年に創設されたゴイアス・フィルハーモニーと首席指揮者のニール・トムソンが担当。エネルギッシュかつダイナミックな表現で定評があります。 *国内仕様盤には木許裕介(日本ヴィラ=ロボス協会会長)氏の日本語解説が付属します。

サントロについて
クラウジオ・サントロ(1919-1989)は、ブラジルのクラシック音楽史において、ヴィラ=ロボスと並んで重要な作曲家である。当初はヴァイオリニストとして頭角を現し、パリでナディア・ブーランジェに作曲を師事。以降、作曲家、指揮者、、教育者、オーケストラの創設者など、極めて多面的な活動を展開して国際的な受賞も多数。14曲の交響曲をはじめ、多数の管弦楽曲や室内楽曲、ピアノ曲に歌曲と作品の幅は広く、約600曲にも及ぶ作品を残した。彼の功績を讃えてブラジリアの国立劇場はクラウジオ・サントロ国立劇場と命名されている。--木許裕介(日本ヴィラ=ロボス協会会長)


バッハ、シューベルト、シューマン 他ヴィラ=ロボス編曲による合唱曲集
ヴィラ=ロボス編曲による合唱曲集
カタログ番号:
8.574286 輸入盤 オープンプライス
NYCX-10189 国内仕様盤 2,200円(税込)

クラウディオ・サントロ(1919-1989)
1.メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集 第2巻 Op.30 ‐ 第3曲 ホ長調(1932)
2-3.J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 – 前奏曲とフーガ 第8番  変ホ短調/嬰ニ短調 BWV 853(1938)
4.シューマン(1810-1856):トロイメライ(1933)
5.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 – フーガ 第1番 ハ長調 BWV 846(1932)
6.シューベルト(1797-1828):セレナード(1933)
7.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 – フーガ 第21番 変ロ長調 BWV 866(1932)
8.ショパン(1810-1849):ワルツ 第7番 嬰ハ短調(1932)
9.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 – 前奏曲 第22番 変ロ短調 BWV 867(1932)
10.ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」(1934)
11.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻‐前奏曲 第14番 嬰ヘ短調 BWV 883(1937)
12.マスネ(1842-1912):エレジー(1932)
13.J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻‐フーガ 第5番 ニ長調 BWV 874(1932)
14.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 「悲愴」 Op.13 – 第2楽章 アダージョ・カンタービレ(1932)
15.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第9番(1945)(合唱版)

ヴァレンティナ・ペレッジ指揮
サンパウロ交響合唱団

2019年8月5日 … 1-3、 2019年8月6日 … 5,7,9,12、2019年8月8日 … 4,6,11,13、2019年8月9日 … 8,10,14、2019年8月10日 … 15 Sala São Paulo, Brazil


クラシックの名曲をアレンジして歌った録音は過去に多くありますが、これはヴィラ=ロボスによる合唱編曲という点に注目!
ブラジルの民族音楽に根差したオーケストラ作品やギター曲で知られるヴィラ=ロボス。彼は生涯に1000曲ほどの作品を書きましたが、その中には数多くの合唱作品があります。

このアルバムでは、その中でもとりわけ珍しい“ヴィラ=ロボスによるバッハからロマン派作品の合唱編曲版”を収録。これらは主としてリオデジャネイロで活動していた「Choir of the Orfeão dos Professores=教師の合唱団」のために書かれたもので、ほとんどが1933年から1935年の間に初演されています。

原曲の多くは鍵盤曲ですが、ヴィラ=ロボスはこれらを見事にアレンジ。ベートーヴェンやシューベルト、シューマン、ショパンなどのよく知られた旋律が声による交響楽として生まれ変わっています。すべてア・カペラ(無伴奏)、2曲以外は歌詞を持たないヴォカリーズなので純粋に音楽として楽しめるのも魅力。また、ここには彼が敬愛したバッハの『平均律クラヴィーア曲集』からの合唱アレンジが全て含まれています。
*国内仕様盤には日本ヴィラ=ロボス協会副会長 清水安紀氏の解説・歌詞日本語訳が付属します。



ヴィラ=ロボス:協奏曲と室内楽曲集
ヴィラ=ロボス:協奏曲と室内楽曲集
カタログ番号:
8.574402 輸入盤 オープンプライス

ヴィラ=ロボス(1887-1959)
1-3.ギターと小オーケストラのための協奏曲(1951)
I. Allegro preciso
II. Andantino e andante
III. Allegretto non troppo

4.Sexteto Místico – 神秘的六重奏曲(1917)

5-7.ハーモニカ協奏曲(1955)
I. Allegro moderato
II. Andante
III. Allegro

8-10. Quinteto Instrumental – 五重奏曲(1957)
I. Allegro non troppo
II. Lento
III. Allegro poco moderato

ジァンカルロ・ゲレーロ指揮 … 1-3, 5-7、サンパウロ交響楽団 … 1-3, 5-7
マヌエル・バルエコ(ギター) … 1-3、ホセ・スタネック(ハーモニカ) … 5-7、クラウディア・ナシメント(フルート) … 4,8-10、ライラ・ケーラー(オーボエ) … 4、ダグラス・ブラガ(アルト・サクソフォン) … 4、ファビオ・ツァノン(ギター) … 4、ロジェリオ・ザーギ(チェレスタ) … 4、スエレム・サンパイオ(ハープ) … 4, 8-10、アドリアン・ペトルティウ(ヴァイオリン) … 8-10、エデルソン・フェルナンデス(ヴィオラ) … 8-10、アドリアーナ・ホルツ(チェロ) … 8-10



18世紀以降のブラジル作曲家の作品を世界に広めるため、ブラジル外務省が立ち上げたプロジェクト「ブラジル・イン・コンセルト(ブラジルの音楽シリーズ)」。今作ではブラジルを代表する作曲家、ヴィラ=ロボスのさまざまな協奏曲と室内楽曲をご紹介いたします。
「ギターと小オーケストラのための協奏曲」は彼の最後のギター作品で、名手セゴビアのために作曲されました。1920年代にも「12の練習曲」をセゴビアに献呈したヴィラ=ロボス、この作品にも名手の希望が反映されており、抒情的な雰囲気の中に巧みな技術が凝らされた精妙な作品に仕上がっています。このアルバムでは巨匠、マヌエル・バルエコがソロを担当しています。
ハーモニカ協奏曲は1940年代から活躍した名ハーモニカ奏者ジョン・セバスチャンの委嘱作。倍音、オクターヴ、二重音など様々な技巧が余すことなく用いられており、複雑なリズムに乗ってハーモニカの美しい旋律が歌われていきます。
六重奏曲、五重奏曲は、当時フランスで流行していた弦、木管楽器のアンサンブルから影響を受けたと思われる牧歌的で美しい作品。六重奏曲にはチェレスタが用いられており、タイトル通りの神秘的な雰囲気をかもし出しています。


ブラジルの室内楽作品集
ブラジルの室内楽作品集
カタログ番号:
8.574118 輸入盤 オープンプライス

グラウコ・ヴェラスケス(1884-1914)
1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番「デリリコ」(1909)
第1楽章:Moderato
第2楽章:Lento espressivo
第3楽章:Agitato

レオポウド・ミゲス(1850-1902)
4-7.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.14(1885)
第1楽章:Allegro
第2楽章:Andante espressivo
第3楽章:Scherzo
第4楽章:Vivace

ヴェラスケス
8-10.ヴァイオリン・ソナタ 第2番(1911)
I. Allegro moderato
II. Andante
III. Allegro

8-10. Quinteto Instrumental – 五重奏曲(1957)
第1楽章:Moderato molto espressivo
第2楽章:Adagio
第3楽章:Finale

エマニュエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)
カリン・フェルナンデス(ピアノ)

2014年5月20-23日 フンボルト劇場、サンパウロ、ブラジル


18世紀以降のブラジル作曲家の作品を世界に広めるため、ブラジル外務省が立ち上げたプロジェクト「ブラジル・イン・コンセルト(ブラジルの音楽シリーズ)」。既発リリースのネポムセーノに続くシリーズ第2弾は、グラウコ・ヴェラスケスとレオポウド・ミゲスのヴァイオリン・ソナタ集。二人は、20世紀初頭のブラジルにおけるクラシック音楽界の主要人物であり、当時社会的激動の渦中にあったこの国に、各々がヨーロッパで吸収した音楽文化を取り入れた功績が高く評価されています。
共和国の誕生を祝して国歌を制作するためのコンペティションで優勝したミゲスは、スペインとフランスで学んだ作曲家。新しい国の音楽教育システムの再構築も任されており、ブラジルのクラシック音楽の基礎を固めた人としても知られています。彼が心酔していたのはワーグナーの音楽でしたが、このヴァイオリン・ソナタはイタリア・オペラ風の甘美な旋律を持っています。
ミゲスよりも後の世代に属し、イタリアで学んだヴェラスケスは、ドニゼッティやヴェルディのオペラが持つ抒情性に惹かれましたが、このヴァイオリン・ソナタではかなり複雑な和声進行が用いられており、まるで印象派のような流麗な作風を持っています。


ネポムセーノ:交響曲 ト短調 他(日本語解説付)
ネポムセーノ:交響曲 ト短調 他
カタログ番号:
8.574067 輸入盤 オープンプライス

ネポムセーノ(1864-1920)
1.「O Garatuja – いたずら小僧」前奏曲

2-5.Série Brasileira – ブラジル組曲
第1番:Alvorada na Serra – 山の夜明け
第2番:Intermédio – 間奏曲
第3番:Sesta na Rede – ハンモックで昼寝
第4番:Batuque – バトゥーキ

6-9.交響曲 ト短調 I. Allegro moderato
II. Andante
III. Allegro

8-10. Quinteto Instrumental – 五重奏曲(1957)
第1楽章:Allegro con enthusiasmo
第2楽章:Andante quasi adagio
第3楽章:Scherzo – Intermezzo – Scherzo
第4楽章:Con fuoco

ファビオ・メケッティ指揮
ミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団

2018年4月9-11日 Sala Minas Gerais, Belo Horizonte, Brazil


ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。
この第1弾に選ばれたのは19世紀後半のブラジル音楽の発展に力を尽くした作曲家アルベルト・ネポムセーノ。1888年、ヨーロッパに留学したネポムセーノは7年間の滞在期間でたくさんの知識を得て、これを国に持ち帰り、自身の作品に反映、結果、彼は自国の民間伝承の要素を作品に採用した最初の作曲家の一人となり、後進のヴィラ=ロボスらにも大きな影響を与えました。
このアルバムには3曲が収録されており、なかでも前奏曲「いたずら小僧」は聴き手の耳をひきつける魅力を持っており、リヒャルト・シュトラウスも愛したという明るく楽しい曲です。壮大な楽想を持つ交響曲ト短調、コントラスト豊かな情景が描かれたブラジル組曲も魅力的です。