マーラー: 交響曲第9番/サイモン・ラトル(指揮) |
カタログ番号: 900205 輸入盤 オープンプライス NYCX-10340 国内仕様盤 2,970円(税込) |
グスタフ・マーラー(1860-1911) 1-4. 交響曲 第9番 第1楽章 Andante comodo 第2楽章 Im Tempo eines gemächlichen Ländlers. Etwas täppisch und sehr derb 第3楽章 Rondo-Burleske. Allegro assai – Sehr trotzig 第4楽章 Adagio. Sehr langsam und noch zurückhaltend 2021年11月、バイエルン放送交響楽団は、次期首席指揮者サー・サイモン・ラトルの指揮でマーラーの交響曲第9番を演奏し、大きな反響を呼んだ。これはその演奏会のライヴ録音だ。ラトルはこの曲について、「演奏者の性格を可視化して、深い絶望のようにも愛や憧れのようにも響きうる、他に類のない作品」と語る。だが、一切のデフォルメを排し、細部まで透徹した響きに貫かれたこの演奏は、むしろ、聴く人に応じて、絶望にも愛にも憧れにも感じられるのではないだろうか。いわば、多義性が多義性のままに提示された名演奏だ。――増田良介 演奏時間 バイエルン放送響(2021年)27:13+15:26+12:17+23:59/total 79:58 ベルリン・フィル(2007年)28:44+15:51+12:32+25:51/total 82:58 バイエルン放送交響楽団 サイモン・ラトル指揮 2021年11月24-27日 イザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8[ライヴ] |
ラトル3度目のマーラー第9番。 バイエルン放送響とのハイティンク追悼コンサート、その圧倒的なライヴ録音 2021年11月26日、バイエルン放送交響楽団は、61年にも及ぶ共演歴を持ち、そのひと月あまり前に逝去したベルナルト・ハイティンク追悼の特別コンサートを行いました(翌日にも公演)。曲目はハイティンクの指揮で演奏したことのあるマーラー交響曲第9番。 指揮は2023/24シーズンから首席指揮者に就任するサイモン・ラトル。クーベリック、マゼール、ヤンソンスといった歴代首席指揮者が培ってきたマーラー演奏の伝統と、世界最高峰と評価される演奏能力を持つオーケストラが、現代屈指のマーラー指揮者の下で繰り広げた演奏は圧倒的な出来栄えとなりました。 ウィーン・フィル及びベルリン・フィルと同曲のCDを出しているラトルも、このコンサートの出来に感激してCD化を強く要望。ここにCDリリースとなりました。 |