~超絶技巧と灼熱のサウンドを放つピアソラのスペシャリスト集団、El Cielo 2020の1stアルバム~
アルゼンチン・タンゴ、クラシック、ジャズ、ロック、電子音楽……様々な音を融合し、進化させた、今やひとつのジャンルともいうべき“アストル・ピアソラ”の世界。エルシエロ2020は作曲家ピアソラの楽曲を演奏するスペシャリスト集団として2015年に結成された、ヴァイオリン・チェロ・コントラバス・ピアノによる四重奏団。およそ5年間の“巡業”を経て、名のとおり2020年、待望の初アルバムをリリースする。ピアソラの正統な流れをくみつつも、バンドネオンを解体・分配した斬新なスタイル。独特の哀愁にはバンドネオンが確実に息づき、たった4つのアコースティクスでありながら、アンサンブルのひしめきは交響曲のコーダやポスト・ロックの轟音を思わせる、極めて熱量の高い重厚なサウンドを放つ。2021年、ピアソラ生誕100年に向けてアルゼンチン側からも期待され、このアルバムで拍車をかける。
■El Cielo 2020
桜井大士(ヴァイオリン)
橋本專史(チェロ)
金森基(ベース)
高木梢(ピアノ)
■紹介記事掲載
「音楽そのものの熱さ、生々しさ、ある種のグロテスクさを」 – ピアソラ専門バンド「El Cielo 2020」の1stアルバム、待望のリリース!
e-onkyo music/mora