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New Releases - 2018年08月 発売タイトル

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    ブルックナー:交響曲第5番(1878年ノヴァーク版)(聖フローリアン・アルトモンテ管/バロー)

    ブルックナー所縁の地である聖フローリアン修道院で毎年開催される「Brucknertage=ブルックナー週間」は、2017年に20周年を迎えました。この記念すべき音楽祭に演奏されたのは交響曲第5番。すでにブルックナー・ファンの間でおなじみのフランス出身の指揮者、レミ・バローの堂々たる演奏です。チェリビダッケの弟子として知られるバローは、すでに交響曲第3番、第6番、第8番、第9番のリリースがあり、どれもがチェリビダッケ譲りのゆったりとしたテンポと熟考の解釈が施された名演として高く評価されています。この第5番でも、厳格な対位法的手法に敬意を払うことで、作品の持つ力強さが強調された素晴らしい演奏が繰り広げられています。また、長い残響を持つことで知られる聖フローリアン修道院の豊かな音場も、最高レベルの録音でリアルに捉えられました。その全てをSACDのスペックを生かした高音質でお楽しみいただけます。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99162

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    エルシュタイン/シュピールマン/レオポルディ/コレーニ:声楽と室内楽作品集(メルハウト/オッテンザマー/ラカトシュ/コレーニ)

    “古式ゆかしきオーストリア”かつてのハプスブルク帝国首都ウィーンの至るところでは、日常的にドイツ語とイデッシュ語(崩れた高地ドイツ語にヘブライ語やスラブ語の単語を交えた言語)が自然に混在していました。しかし第二次世界大戦時のナチスの政策によりこれらは一掃され、すっかりイデッシュ語は街の喧騒から消えてしまったのです。このアルバムは、ユダヤ系の作曲家による「イディッシュ語」による歌曲を集めたもの。伴奏もピアノだけではなく、ヴァイオリンやクラリネット、サクソフォンなどの楽器が加わることで、より親しみやすい雰囲気になっています。忘れられた歌が見事に復活しました。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99163

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    フリース:オーストリア皇后エリーザベトの詩による17の歌/Auf Sisis Spuren im Salzkammergut (ベルンシュタイナー/ブシャケヴィッチ)

    現在でも“シシー”の愛称で慕われるオーストリア=ハンガリー帝国皇妃エリザベート(1837-1898)。2017年、シシーの180回目の誕生日を記念してリリースされたこのアルバムには、1984年に初めて公開された韻文日記から詩を選び、オーストリアの作曲家フリースが後期ロマン派風の美しい曲をつけた17曲が収録されています。ウィーンを拠点に活躍するソプラノ、ベルンシュタイナーの表情豊かな歌唱によって、彼女が生きた激動の時代に思いを馳せるとともに、類まれなる才能を持つ詩人“シシー”の姿も浮かび上がります。4曲添えられたフリースのピアノ曲も、シシーへのオマージュです。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99164

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    ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル/グローリア RV 589 (ヘアフルトナー/チュン・チュウォン/ショル/ザルツブルク・バッハ合唱団/バッハ・コンソート・ウィーン/ドゥブロフスキー)

    2017年の復活祭における“バッハ・コンソート・ウィーン”の公演曲目は、ヴィヴァルディの「スターバト・マーテル」と「グローリア」というプログラムでした。演奏会では、この2曲に、弦楽のための協奏曲ト短調とソナタ、アンドレア・ショルを始めとした注目の歌手たちが歌う復活祭のために書かれた声楽曲を組み合わせ、キリストの復活を祝福しています。ポーランド系イタリア人指揮者ドゥブロフスキーはバッハ・コンソート・ウィーンの共同設立者。貴重な作品の復刻にも力を入れています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99165

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    ボーエン/マルタン/ショルド/ライトナー:ヴィオラとオルガンのための作品集(ロワイエ/ライトナー/トイフェル=リーリ)

    20世紀から21世紀に書かれた「ヴィオラとオルガン」のための曲集。あまり耳にすることのない響きの組み合わせですが、どことなくエキゾチックな音色が独得の魅力を醸し出しています。スウェーデンの作曲家ショルドの幻想曲は、重苦しいコラール風。曲の最後でヴィオラが切ないメロディを歌い上げます。ロマンティックな作風によるイギリスのボーエンの2作、オーストリアの現代作曲家ライトナーとスイスのマルタンの「教会ソナタ」はバロック期の様式に12音などの現代的な要素を加えた斬新な曲。ザルツブルクのモーツァルテウム大学で学んだロワイエとライトナーは、どちらも現代音楽を得意とし、このアルバムでも優れた演奏を披露しています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99168

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    ベートーヴェン:声楽作品集(アンダーソン/マクドゥーガル/トリオ・ファン・ベートーヴェン)

    19世紀初頭のヨーロッパでは、民族的な事項への関心が高まっていました。特にングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズなどイギリス周辺の文化が注目されていましたが、ここで活躍したのが、イギリスの楽譜商でアマチュア音楽家ジョージ・トムソンでした。彼は各地の民謡を採取し、これらを伴奏付きの歌曲に編曲するように当時名高い作曲家たちに依頼、ヘンデル、ハイドンやベートーヴェンたちが作品に仕立て上げました。ハイドンはこの仕事をとても楽しんだと伝えられていますが、ベートーヴェンはトムソンがの「もっと簡単な伴奏に書き替えて」という要求に同意することができず、「私は自分の作品を修正することに慣れていない」という答えを返すなど、やや不服の残る仕事だったようです。にも拘わらず、現在残っている一連の編曲はとても楽しく聞きごたえのあるもの。知られざるベートーヴェンの素顔が垣間見える曲集です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99174

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    シューマン:幻想小曲集/8つのノヴェレッテ(イヴァノフ)

    ウィーン国立音楽大学で学び、数多くの国際コンクールを制覇したブルガリア出身のピアニスト、マルティン・イヴァノフ。デビュー・アルバム「ショパン:ワルツ集」(GRAM99146)ではショパンの繊細な心を存分に表現していましたが、今作ではシューマンの2つの曲集を演奏しています。1837年から1838年に作曲されたこれらの曲集は、どちらもシューマンの絶頂期の作品で、母親の死、クララとの恋愛と彼女の父、ヴィークの干渉などの様々な経験を乗り越え生まれた作品。内省的な表情の中に、クララへの溢れる思いが結実した名作です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99177

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    グルーバー:室内楽作品集(グルーバー/ラング/ドゥンスト/マンドルフ/デノファイレ/ヴィンクラー)

    作曲家ペーター・ニクラス・グルーバーは熱心な蒐集家としても知られています。自身の蔵書は15,000冊を超え、自宅は本で埋め尽くされているといいます。もともとはコントラバス奏者として活動を始め、グラーツ交響楽団で演奏する傍ら、ポップスグループ“Opus”でも活躍していましたが、活動を一旦中止し美術史と哲学を学びなおすという異色な経歴の持ち主でもあります。このアルバムは、彼が演劇やダンスのために書いた曲や、即興的なモティーフによる曲を集めた1枚。グルーバー自身が弾くコントラバスのメロディーを他の奏者たちが発展させ、更にヴィンクラーのドラムが刺激的な色彩を加えています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99193

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    ロンバルディ:フルート・ソロ作品集(ファブリチアーニ)

    イタリア屈指の現代作曲家、ルカ・ロンバルディのフルート作品集。1980年代に初めてフルート奏者のファブリチアーニと出会ったことで、ロンバルディのフルートに対する興味が飛躍的に広まり、それにより数多くの作品が生まれました。このアルバムにはシンプルなフルートの音色を生かした作品が中心に収録されていますが、トラック8の「アインシュタイン-対話」ではチェロとフルートの深淵な語り合いが繰り広げられています。この作品はベルリンで開催されたアインシュタイン展からの委嘱作品です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Kairos
    カタログ番号:0015033KAI

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    レイノルズ:願望/シフティング/ドリフティング/イメージ/ヴァイオリン - イメージ/ココロ(アルディッティ/ハンブリー/イノセンティカ/メンジーズ)

    デトロイト生まれの作曲家ロジャー・レイノルズ。前衛を探求しつつも、時代の潮流を積極的に受け入れることが持ち味で、絵画からインスピレーションを受けたり、電子音楽を取り入れたりと、幅広い作風による作品が知られています。この最新作では「願望」がテーマとなった4つの作品を収録。どの曲もアルディッティ・クァルテットの第1ヴァイオリン奏者アーヴィン・アルディッティが演奏することを念頭に書かれており、独奏曲は無機質で抽象的なサウンドが広がりますが、アンサンブルや電子が加わると、移り変わる音色が緊張感を孕みながらも、時としてロマンティックな瞬間が生まれます。レイノルズの音楽の魅力を味わえる1枚です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Kairos
    カタログ番号:0015051KAI