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New Releases - 2018年08月 発売タイトル

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    シューマン:幻想小曲集 Opp. 73, 88, 111/おとぎの絵本(ヘイスカネン/シルヴァイ/シルヴァイ/ルーディン/ハッキネン)

    音楽だけでなく文学も深く愛していたシューマンは、自身の作品の中にも強い文学性を取り入れました。とりわけ彼が好んだのは想像力を刺激する“ファンタジーとおとぎ話”であり、彼の作品はどれも幻想的な物語性を抱いています。このアルバムに収録されているのは、北欧の名ピアニスト、ハッキネンと彼の仲間たちによる演奏で、作品によってはハッキネン自身が最適な形に編曲を施しています。使用楽器は1846年のプレイエルを始め、ガット弦を用いたヴァイオリンや、19世紀レプリカのクラリネット。作曲当時の音色が蘇る親密な雰囲気を心行くまで楽しめます。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573589

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    クレメンティ:ピアノ・ソナタ集 Op. 25, Nos. 1, 3, Op. 33, Nos. 2, 3, Op. 46 (チャプリコフ)

    モーツァルトと同じ時代に活躍したイタリア生まれのクレメンティ。1780年には実際にモーツァルトにも会い、ピアノの腕を競っています(モーツァルトはクレメンティの技術は認めたもものの、音楽性に関しては酷評したとされます)。その後、クレメンティはイングランドを拠点とし、演奏家、教師、ピアノ製作、楽譜商として八面六臂の活躍をし、多くの弟子も育て上げました。現在クレメンティは、練習曲や簡単なソナチネの作曲者として知られていますが、彼のピアノ・ソナタはまるでオーケストラを伴う協奏曲のような幅広い表現力と、技巧が要求されたものが多く、時にはベートーヴェンのソナタにも匹敵するほどの完成度を誇ります。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573712

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    リピンスキ:2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲集 Op. 8, 12 (プロニエヴィチ/アダム&ヤン・ロシコフスキ)

    ショパンよりも少し前の時代に「ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ」として活躍したカルロ・リピンスキ。ポーランド、ルブリン近郊の貴族の家に生まれ、幼い頃から音楽の英才教育を受け、8歳の時には協奏曲を演奏するほどに才能に恵まれていました。彼の父はモーツァルトのような演奏旅行を考えましたが、もとより控え目な性格であったリピンスキはそれを拒否、宮廷音楽家として作曲と演奏に勤しみました。一時期はチェロ奏者になるための練習をしましたが、結局はヴァイオリンに戻り、パガニーニに匹敵する偉大なヴァイオリニストとして名声を獲得し、1810年以降はルイ・シュポアとも交流を持つようになります。またパガニーニとも親しく、彼の死後に愛器AMATIを譲り受けたことでも知られています。彼の作品は19世紀ヴァイオリン音楽の伝統を汲むもので、ただ技巧に走るのではなく、音楽的な深みを追求するというポリシーの元に書かれています。この2曲の三重奏曲も独奏ヴァイオリンを中心に、もう一台のヴァイオリンとチェロがメロディを歌い交わす美しい作品です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573776

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    F. クープラン:室内楽作品集(デ・ネグリ/セイリー/ラ・シャンブル・クレール)

    今年(2018年)、生誕350年という節目のフランソワ・クープランの魅力を凝縮した一枚。その創作活動の中心であったクラヴサン曲集から多くを収録してますが、合奏曲(コンセール)集「諸国の人々」「王宮のコンセール」「趣味の融合」や、世俗歌曲も含んでおり、彼が残した幅広い作品群のうち宗教曲以外をほぼ網羅しています。主役を担うのは何と言っても、全編のディレクターであるブリス・サイー。クラヴサン曲だけではないクープランの世界を音楽的肖像として描き出すことに成功しています。クリストフ・ルセの信頼篤いヴィオール及びチェロ奏者の酒井 淳のほか、ニケなど古楽界の大物との共演歴を誇るメンバーによる「ラ・シャンブル・クレール」も名人芸を聴かせます。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC387

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    ペルディゴン/チコーニア/デュファイ:声楽、器楽と室内楽作品集(ル・ミロワール・ド・ムジケ)

    バティスト・ロマンはアンサンブル・ジル・バンショワのみならず、バーゼル・スコラ・カントルムに関係する中世音楽のプロジェクトにも頻繁に参加しているアーティスト。中世の「弓で弾く弦楽器」全般に詳しく、その研究の新たな第一人者と言っても過言ではありません。このアルバムはそうしたロマンの知見の成果の凝縮とも言えるもので、ともすればあいまいに扱われることも多い中世フィドルという楽器を、その起源やヨーロッパ周辺に伝わる伝統楽器との関連も意識しながら解き明かしてゆく...という内容になっています。演奏陣には同じくヨーロッパ中世音楽に関するプロジェクトで多忙な活躍をみせる弓奏弦楽器奏者エリザベス・ラムゼイ(ラムジー)、Ricercarの中世音楽アルバムでは出演機会がとみに多い超絶技巧の打楽器奏者ティアリー・ゴマールら、俊才が続々。アンサンブル・ユニコーンのマルク・レヴォンもリュートで参加しています。またバティスト・ロマン自身も、中世楽器奏者の多くがそうであるように多様な楽器を使いこなし、時には古風なバグパイプまで聴かせます。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC388

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    エッカールト/フランク/ポール/シャイン/トゥンダー:ドイツの声楽と室内楽作品集(クレマンティス/ブンジェン)

    「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲオルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(カウンターテナー)独唱によるルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けており、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応えたっぷりに歌い上げています。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC389

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    モンテヴェルディ:声楽作品集 - SV 22, 140, 163, 175, 250, 316 (フローレス/ロゼ/コンタルド/ヴィダル/カペラ・メディテラネア/アラルコン)

    カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディテラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。有名な「アリアンナの嘆き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバランスよく選曲されています。注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。ソロ作品が中心ですが2~3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC390

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    アルカデルト:マドリガーレ、シャンソン、モテット集(カペラ・メディテラネア/ドゥルス・メモワール/ナミュール室内合唱団)

    マドリガーレ「真白で優しい白鳥は」(CD2 Tr.1)の作者であり、イタリアン・マドリガーレの創始者の一人として知られるジャック・アルカデルト。彼の作と伝わる「アヴェ・マリア」は、特にアマチュア合唱団にとって大切なレパートリーとなっていますが、実際はシャンソン「男たちは愛を徳と見る」(CD3 Tr.20)を元に19世紀の音楽家ディーチュが作った偽作であり、あのリストさえも騙されたと伝わります。そんなアルカデルトですが、今現在、世界の音楽界で相応しい地位を得ているとは言えません。メディチ家に、さらにフランスの教皇と王に仕えた彼は、音楽史の中でも重要な作曲家の一人であり、もっと有名であってもよいでしょう。珍しいものを含めた彼の作品が、新録音で体系的に収められたこのセットを聴くと、たいへん感動的あるいは衝撃的な瞬間が度々訪れます。ジャック・アルカデルトは真の天才であり、同時代人からも特別な人物と考えられていた理由を、今改めて明らかにしてくれる内容と言えるでしょう。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC392

  • LES MAITRES DU BAROQUE -バロック時代の巨匠たち[18枚組]

    (2018/08/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA372

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    シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」(バイエルン放送響/ヤンソンス)

    ヤンソンス、「グレート」を振る!もともとはシューベルトの‘大きな’という意味合いで「グレート」と呼ばれていましたが、最近では‘偉大な’という意味で使われることの多い第8番交響曲。その名の通り、演奏時間は50分を超え、内容も壮大。溢れるロマンティシズムと、厳格な古典主義がせめぎ合うシューベルト晩年の傑作です。(以前は第9番と番号付けがなされていましたが、最近では第8番とされることも多く、ヤンソンスのこのアルバムも第8番とナンバリングされています。)/ヤンソンスの演奏は、いつもの通り躍動感に満ちています。第1楽章は、悠然たるホルンのユニゾンで始まる序奏部と、軽快なテンポで奏される主部からなりますが、ヤンソンスは、常にきびきびとしたテンポで全体をがっしりとまとめながら、いつものように楽器各パートの存在感も際立たせ、立体的な音楽を組み立てています。第2楽章では、まず主旋律を奏でるオーボエの巧さに耳を奪われることでしょう。そして歯切れのよいオーケストラの響き、シューベルトの持ち味である美しいメロディも聴きどころ。オーケストラのアンサンブル能力の高さをじっくり味わうことができます。力強い第3楽章。舞曲的な性格の強い旋律が執拗に繰り返される主部、美しい中間部、ヤンソンスは提示部と中間部の反復記号を忠実に順守し、力強い旋律を印象付けています。そして長大な第4楽章こそ、ヤンソンスの腕の見せどころ。目まぐるしい転調、劇的な展開をヤンソンスがどのように繋いでいくかをぜひ確かめてください。演奏の終わりは盛大な拍手と歓声で締めくくられます。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900169