Home > CD & DVD > Labels > Toccata Classics
レーベル別検索
Search results:650 件 見つかりました。
ハンブルク出身のワルター・ニーマンは、ライプツィヒでフンパーディンクとライネッケに作曲を師事。その後、ジャーナリストとして『ライプツィヒ新報』に多くの音楽評論を寄稿し、ブラームスやシベリウスの評伝も執筆。晩年は作曲活動に専念し、ピアノ曲を中心に約1、000曲を書き上げました。本アルバムには、代表作のひとつである組曲「ルビー」 Op.161などを収録。フリードリヒ・ヘッベルの小説に基づくこの作品は、原作の持つアラビア風の雰囲気を反映することをせず、シューマンを思わせる主要登場人物や物語の要素を音楽的に描写しており、印象派的な色彩と勇壮な雰囲気が特徴です。また、自然主義の詩人イェンス・ペーター・ヤコブセンの詩に基づく組曲 Op.43も収録されており、こちらは美しく夢幻的な描写が際立ちます。特に最終楽章では「霧の中の幽霊」というテーマが鮮烈に表現されています。他4作も後期ロマン派の抒情的な作品で、伝統的な形式を取り入れつつ、親しみやすさとユーモアを備えています。(2025/02/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0747 |
イングランドの作曲家、指揮者ヘンリー・コッター・ニクソンの作品集。存命時の19世紀終わりには高い地名度があったものの、現在では忘れ去られてしまい、ごく僅かな作品が目録に残っているのみでしたが、近年、ロイヤル・カレッジ音楽院に保存されているスコアが復元され、少しずつ演奏されるようになりました。2007年3月にリリースされた第1集(TOCC-372)では、古典的なスタイルに拠った音楽を聴くことができましたが、この第2集ではニクソンのオーケストレーションのすばらしさを堪能できる作品が選ばれています。ドヴォルザークを思わせる曲調の「エスガイルの魔女」ではユーフォニアムが大活躍、また演奏会用小品 Op.14はピアノ協奏曲の形式が用いられています。"イギリスの知られざるロマン派作曲家"ニクソン。他の作品の録音も待たれます。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0373 |
イギリスの作曲家、ニクソン(1842-1907)の管弦楽作品全集の第3集にして完結編。ニクソンは存命中には高い知名度を誇りましたが、次第に完全に忘れ去られた存在となりました。僅かな作品が残っているのみですが、TOCCATAレーベルがこれらの録音に着手し、すでに2枚の管弦楽作品全集を世界初録音として世に送り出しています。この第3集にはニクソン最後の作品となったエドワード7世のための「戴冠行進曲」など7作品が収録されています。ニクソンの音楽にはメンデルスゾーン、シューマン、ウェーバーにサリヴァンなどの影響がみられ、彼自身も優れた音楽家であったことがこの録音からも聴き取れます。収録曲はほとんどが未完の作品でしたが、指揮のポール・マンによる巧みなオーケストレーションのおかげで、ニクソンがヴィクトリア朝イングランドのメロディ・メーカーであったことが証明されています。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0374 |
イングランドの作曲家、指揮者ヘンリー・コッター・ニクソンの作品集。存命時の19世紀終わりには高い地名度があったものの、現在では忘れ去られてしまい、ピアノ三重奏曲など僅かな作品が目録に残っているのみの人です。彼はロンドンの音楽的な家庭に生まれ(弟もヴァイオリニストとして活躍)、1864年に最初のコンサートを開催、教会のオルガニストを務め、また作曲活動に従事、1880年に作曲した「ピアノ三重奏曲」が評判となり、また1882年に作曲した「パラモンとアーサイト」は、イギリスの音楽史に登場した初めての“交響詩”としてイギリス近代音楽の記念碑的存在と見做されています。この曲集は、ロイヤル・カレッジ音楽院のニクソン・コレクションに収蔵されているスコアを復元、演奏したもので、ヘンデルとエルガーを繋ぐ「英国のロマン派作曲家」としてのニクソンの姿を知る貴重な1枚です。 (2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0372 |
ジャン・ルイ・ニコデはドイツのピアニスト、作曲家、指揮者。19世紀末のドレスデン音楽界で活躍し、後にドレスデン王立音楽院の教授に就任し、教師として指導を行いながら作曲活動にも従事しました。このアルバムには世界初録音となる3つのピアノ曲を収録。「イタリア民俗舞曲と歌」は彼の友人アンリ・デ・ヨンゲ・ファン・エレメートに捧げられ、後に別の友人によってピアノ連弾用に編曲され出版されました。技巧的なタランテッラに始まり、よく歌うカンツォネッタと舟歌が続き、最後は情熱的なサルタレッロで幕を閉じる快活な曲です。ピアノ・ソナタヘ短調は、ベートーヴェンの影響が感じられる緻密な作品。情熱的なアレグロ・アフェットゥオーソ、荘厳なアダージョ、緊密なリズムのメヌエット、エキサイティングなロンドによるフィナーレという4楽章から成ります。1878年作曲のスケルツォはピアニスト兼教育者エルンスト・パウアーの息子マックス・パウアーに捧げられた超絶技巧を駆使した作品です。(2025/01/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0746 |
「狂騒の20年代」と呼ばれる1920年から30年代には、ヨーロッパだけでなくアメリカ、ロシアでも大きな変化が起きていました。ジャズが花開き、アール・デコが頂点を迎えるとともに1929年の「ウォール街の暴落」によって世界恐慌が起こり、人々の生活様式も大きく変化したのです。このニコラエフスキー(1882-1942)はロシアの作曲家ですが、この20年代に彼の作品は高い人気を誇っていたのです。人々の好みは、19世紀のサロン音楽から少しずつジャズやタンゴ、チャールストンへと変わっていきますが、ニコラエフスキーは人々の嗜好を敏感に取り入れ、時代に即した作品を数多く書きました。彼の作品のほとんどは失われてしまいましたが、現在残されている作品のほとんどがここに収録されています。初期のロマンティックな作品も、流行に乗った作品も、どちらも魅力的です。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0324 |
イギリスの作曲家ロドニー・ニュートンの作品集。もともとオーケストラでティンパニ、打楽器奏者として活躍し、ブラス・バンドの作品を多く書いていた作曲家ですが、管弦楽のための作品はほとんど知られることがありませんでした。今回初録音となる2曲の交響曲は、ヴォーン・ウィリアムズやマルコム・アーノルド作品を思わせる「英国管弦楽作品」の伝統に則ったもので、大いなる自然の描写や、淡い色彩感を持つ管弦楽法が駆使された雄大な音楽です。特にゆっくりとした楽章での独特な雰囲気は、聴き手に強い印象を残します。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0459 |
ホアキン・ニン=クルメルはキューバ系スペイン人の作曲家、ピアニスト、指揮者で、彼の父ホアキン・ニンも有名な作曲家です。彼はベルリンで生まれ、幼い頃は離婚した母に伴い、ニューヨークで生活。その後ヨーロッパにもどり、パリ音楽院で音楽を学びます。その後、マヌエル・デ・ファリャに師事することで、スペイン音楽のエッセンスを取り入れます。
この「神秘の交響曲」は1992年にフランス政府から委嘱された作品で、3部からなるタイトルは、それぞれキリストの「誕生」「磔」「復活」を意味しています。グレゴリオ聖歌とオルガン演奏が交互になされ、メシアンを思わせる深い宗教性も感じさせる力作です。(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0011 |
モラヴィア出身の作曲家ヤン・ノヴァークの作品集。1947年から48年までアメリカでマルティヌーの下で学び、1950年代から映画音楽やアニメの音楽などを数多く書き上げ人気を博しましたが、チェコの共産主義体制に反発し、1968年にデンマークに移り、イタリアを経てドイツに移住。亡くなるまでドナウ川南岸のバイエルン州ノイウルムで過ごしました。またヤヌス・ノヴァークのペンネームで詩人としても活躍、ラテン語による詩が知られています。このアルバムには、アメリカでマルティヌーに学んだ経験をもとに書き上げた「ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲」、マルティヌーの「オーボエ協奏曲」の3年前に仕上げられた「オーボエと室内オーケストラのための協奏曲」、モラヴィア民謡の素材が多く盛り込まれた「Concentus biiugis」の3作品が収録されています。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0551 |