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リトアニアの作曲家&ピアニスト、バチェヴィチウスは「知られざる」20世紀音楽の先駆者の一人です。このアルバムは彼の代表作で7つの「モット」(リトアニア語 ?odis…言葉の意)が収録されています。これらは1933年から1966年の間に書かれていて、スクリャビンの作風を継承する初期のスタイルからプロコフィエフやストラヴィンスキーの影響を受けながら少しずつ変容し、やがては彼独自の音楽的言語へと進化していく様子を見ることができます。オルガンで奏される幽玄な第2番、音が粒子のように飛び跳ねる第7番など、とても面白いものばかりです。(2012/07/11 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0134 |
リトアニアのピアニスト、作曲家ヴィタウタス・バチェヴィチウス(1905-1970)。20世紀リトアニア音楽界の先駆者であったにもかかわらず、その作品はほとんど知られていません。最近になってTOCCATAレーベルだけでなくNAXOSレーベルからもアルバムがリリースされ、作品の片鱗がわかるようになってきましたが、まだ彼の妹であるバチェヴィチの知名度には劣るのが実情です。もともとピアニストとして名声を博し、ヨーロッパからアメリカでコンサート・ツアーを行っていたところ、滞在先のアメリカで第二次世界大戦が勃発、文書が不備で帰国困難となったまま、リトアニアがソビエト連邦に併合されてしまったというエピソードを持つ人です。アメリカでは苦難の時を過ごしましたが、そんな中でも作品を書き続け、1967年にはアメリカの市民権を獲得、その3年後に亡くなっています。既発盤の第1集もユニークでしたが、この第2集には、ヴァレーズやヴォルペなど多くの作曲家の影響が窺われる作品も含まれています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0328 |
ドイツ、ハンブルク近郊に生まれたバロック時代の作曲家ハッセ(1699-1783)。若いころはオペラの劇団員としてラインハルト・カイザーの劇団に参加し、この経験を足掛かりにブランシュヴァイク=リューネブルクの宮廷劇場と契約、1723年にオペラ「アンティゴノス」を発表し、作曲家としてデビューを果たします。そのオペラが成功したことで、彼はイタリア留学の機会を得て、ナポリでニコラ・ポルポラとA.スカルラッティと知り合い作曲の腕を磨きます。120作品に及ぶオペラの他、ソロ・カンタータや宗教曲など多数の作品を遺し、ソロ・カンタータの一部は皇后マリア・テレジア自身が歌った可能性もあるほど、当時宮廷で愛されていました。残念ながら1760年のドレスデン包囲の際、その多くが消失してしまいましたが、各地に散らばった譜面を探し出し、この録音が実現したのです。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0228 |
J.S.バッハとマリア・バルバラの次男にあたるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)。彼が活動した時代は、そろそろバロックから古典派に移り変わるころであり、その作品もテレマンから受け継いだ「ギャラント様式」(明晰で簡潔。華美になり過ぎたバロック様式への反発)や、感情表現を重視した「多感様式」に傾倒したものになっています。この宗教的歌曲集は、父バッハの様式よりもベートーヴェンやハイドンに近い雰囲気を感じさせるもので、自由であり、また流麗なメロディに満ちています。マインの堅実ながらも柔らかい声と、チャールストンのクラヴィコードの繊細な音色がマッチした美しい演奏です。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0248 |
2010年に創業された「アフガニスタン国立音楽研究所」は、孤児、街頭の物売りなどで生計を営む子供たち、体の不自由な子供たちに適切な音楽教育を施すという機関で、このアルバムでは、そのメンバーたちの草分け的存在である少女たちによる見事なアンサンブルを聴くことができます。アフガニスタンの伝統楽器を駆使して演奏される民謡や現代作品は、どこか耳慣れた懐かしい肌触りを持つもので、いくつかの曲はヴィオラ奏者、編曲者であるK.ビショップの手によって幾分西洋的な雰囲気にと変化させられてもいます。アメリカのアンサンブル「クアトロ・プントス」との彼女たちとの共演は一層幻想的でスリリングな雰囲気を味わうことができます。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0342 |
ベルリン生まれの作曲家バルギール(1824-1897)。彼の名前はほとんど知られていませんが、実は彼の母親マリアンネの前夫はフリードリヒ・ヴィークであり、この2人の間の娘がクララ・ヴィーク。ということで、彼はクララの異父弟ということになります。もちろんクララとバルギールは生涯に渡って親戚関係を継続し、ヴォルデマールはクララを通じて、ロベルト・シューマンやフェリックス・メンデルスゾーンと会ったりもしています。バルギール自身も素晴らしい音楽的才能を有していて、少年時代は聖歌隊歌手として、その後は優れた作曲家として活躍し、数は多くないものの素晴らしい室内楽作品のいくつかが知られています。今回はそんな彼の珍しい管弦楽作品の全てをお聞きいただくというプロジェクトが開始しました。作風は保守的ですが、爽やかな風に満たされた音楽、これは確かに一聴の価値があります。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0277 |
バルトーク(1881-1945)のヴァイオリンのための室内楽曲は、彼の全作品の中でも極めて重要なレパートリーです。メニューインの委嘱によって書かれた晩年の傑作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」や、1922年に書かれた民謡の要素を取り入れた「第2番」、シゲティに献呈されたチャールダッシュ風の「狂詩曲第1番」と、どれもバルトークらしい荒々しさと技巧が駆使された名曲ですが、ここでは奏者ナジ自身がこれらをヴィオラ用に編曲。落ち着いた音色が印象的な作品へと変貌しています。ヴィドル・ナジは1942年ブダペスト生まれ。フランツ・リスト音楽院でパール・ルカーチに師事し、ヴィオラ部門の1等賞を獲得、1982年からは自身でマスタークラスを開催し、数多くの後進を育てました。また数多くのヴィオラ作品の初演を行っています。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0351 |