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Divine Art: アルバム一覧

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    ジョンゲン/ダヴ/リスト:オルガン作品集(フィンチ)

    「Transformations=変容」と題されたオルガン作品集。荘厳でありながら内省的な主題が変貌していくジョンゲンの「英雄的ソナタ」、現代イギリスで最も注目を集めるジョナサン・ダヴの軽やかで繊細なな旋律が楽しい「ダンシング・パイプ」、マイアベーアの歌劇から素材を採り、超絶技巧を駆使したパッセージで飾ったリストの大作「コラール“アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム”による幻想曲とフーガ」、この3つの作品は、作曲された時代こそ違うものの、どの曲にも“変奏”が含まれており、一つの旋律が様々な形に変わっていく様子を楽しむことができます。2017年に修復されたばかりのチェルトナム・カレッジ教会のノーマン・ビアード・オルガンの素晴らしい音色も聴きどころです。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25193

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    D. スカルラッティ/クレメンティ:ピアノ作品集(マッケイブ)

    ハイドンのスペシャリストとして知られると同時に、バロック作品の解釈でも定評があった英国出身の名ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939-2015)の演奏を集めたアルバム。バッハやヘンデルと同時代に多数の鍵盤楽器のためのソナタを残したドメニコ・スカルラッティと、その100年後に活躍した「ソナチネ」でお馴染みのムツィオ・クレメンティによるソナタ集です。1981年にロンドンで録音され、ハイペリオン・レーベルより発売された2枚のLPをアナログ・ソースよりリマスターし、CD化したもの。収録されている作品はいずれも、モダン・コンサート・グランド・ピアノの機能を生かした素晴らしい演奏です。(2019/11/08 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21231

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    スタトコフスキ:ピアノ作品集(カラシキエヴィチ)

    ポーランドの作曲家、教師として活躍したスタトコフスキ(1859-1925)は、アントン・ルビンシテインとリムスキー=コルサコフに作曲を学び、20世紀ポーランドの音楽家たちに多大なる影響を与えた人として知られています。彼の作品は後期ロマン派のスタイルで書かれており、とりわけピアノ曲は、ショパンの伝統を受け継ぎながら、それを更に発展させた聴き応えのあるものです。しかし、彼は後進の指導に専念するため、1904年に作曲活動をやめてしまい、その後21年間はずっと教師として尽力したとされています。ピアニスト、カラスキエヴィチはカトヴィツェの音楽大学を卒業後、ワルシャワ大学で博士号を取得、ヨーロッパから南米で演奏旅行を行うなどして好評を博しています。彼女は忘れられた作曲家の作品の復権を数多く行うことで知られていて、このスタトコフスキのアルバムもピアノ音楽ファンへの素晴らしい贈り物となることでしょう。また、この録音ではファッツィオーリのピアノが使われています。その重厚でニュアンスある響きをぜひお楽しみください。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25129

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    スティーヴンス:アンサンブルのための作品集(フェルナンデス/アットリー/ヴェナールト/トリグスタード)

    1958年、イギリスのウェールズで生まれた作曲家ロビン・スティーヴンス。幼い頃から聖歌隊で歌うとともにピアノを学び、大学ではチェロと音楽学を専攻。20代から教会の音楽監督をするかたわら、作曲に励みました。イギリス国内で高い人気を誇っています。このアルバムでは彼のアンサンブルのための作品を紹介。アルバムタイトルでもある「Chasing Shadows」と「Obsession」の2作品では、コントラバスを主役にし、楽器の魅力を探ります。「Fantasy Trio」「Romantic Fantasy」の2曲はフルートを中心に、ギターやハープなどの楽器を組み合わせることで新鮮な響きを追求。また最近の作品で、4つの楽章で構成された「クラリネット五重奏曲」ではA管クラリネットを使用。少し憂いを帯びたような音色と弦楽器とのアンサンブルが心を捉えます。(2023/03/17 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25236

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    スティーヴンス:管楽器のための作品集(ブラッドベリー/ミラー/ペラー/R. シンプソン/ストーカー/ターナー/ジョーンズ/J. シンプソン)

    1958年、イギリスのウェールズで生まれた作曲家ロビン・スティーヴンス。幼い頃から聖歌隊で歌うとともにピアノを学習、大学ではチェロと音楽学を専攻し、20代から教会の音楽監督をするかたわら、作曲に励みました。イギリス国内で高い人気を誇っていますが、未だ世界の音楽界では知られることのない存在です。このアルバムは管楽器のための作品集。楽しげで聴きやすい作品から、高度な技術を要する難曲、暗く深淵な楽曲まで、各々の楽器の魅力を存分に引き出す作品が並んでいます。演奏は、BBCフィルの首席オーボエ奏者リチャード・シンプソンや、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックのリコーダー奏者ジョン・ターナー、もとハレ管弦楽団の首席鍵盤奏者のジャネット・シンプソンなどイギリスの名手たちが担当。作曲家自身もピアノ、チェロとギターの3種類の楽器で演奏に参加し、作品の魅力を伝えています。(2020/02/14 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25194

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    スティーヴンス:弦楽四重奏曲第1番、第2番、第3番「3つのポートレート」/弦楽五重奏曲(ボルトル/ベーン四重奏団)

    イギリス、マンチェスター出身、1958年生まれのロビン・スティーヴンスによる弦楽作品集。刺激的で表現力豊かな作風は、ロマン派の音楽や数学、自身の信仰など様々なものに霊感を得て生み出されています。偉大なチェリスト、トルトゥリエのマスタークラスをテレビ番組で見てプロの音楽家を志したチェリストでもある彼は、17年にも及ぶ闘病生活を克服した2008年に、“1つの主題が進化し続ける”単一楽章の「弦楽四重奏曲第1番」を書き上げました。また、2011年作曲の「第2番」では、3人の性格の違う架空のキャラクターが登場するという「第1番」とは全く性質を異にするものです。学生時代の作品である弦楽五重奏曲は、印象的な力強いハーモニーや複雑な対位法など、現在の作品にも受け継がれる手法が発揮されています。病を乗り越えてからは、様々な楽器のための多数の作品を書き上げ、CDもリリースされるようになりました。2015年に結成された現代音楽を得意とするベーン弦楽四重奏団による演奏です。(2020/04/10 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25203

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    スティーヴンス:チェロとピアノのための作品集(トリグスタード/ジョーンズ)

    1958年、イギリスのウェールズで生まれた作曲家ロビン・スティーヴンス。幼い頃から聖歌隊で歌うとともにピアノを学習、大学ではチェロと音楽学を専攻し、20代から教会の音楽監督をするかたわら、作曲に励みました。イギリス国内で高い人気を誇っているものの、未だ世界の音楽界では知られることのない存在ですが、DIVINE ARTレーベルから3枚のアルバムがリリースされるなどその魅力が少しずつと広まっています。このアルバムはスティーヴンスが得意とするチェロのための作品を収録した1枚。単一楽章でありながら30分近い演奏時間を必要とする「ソナタ・ロマンティカ」を中心に、1994年から2020年までに書かれた多彩な作品が並びます。ほとんど旋律を持たない「ため息」、バロック調の曲調を持つ端正な「バルモラル組曲」などその幅広い作風は、スティーヴンスの多才さを物語るかのようです。(2022/01/14 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25217

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    素晴らしきサー・ジョン ジョン・マンドゥエルを称えて(スピアーズ/メリック/ターナー/ローソン)

    作曲家、BBCのプロデューサー、英国王立ノーザン音楽大学の初代校長、ヨーロッパ・オペラ・センターの創設者として活躍した、20世紀における英国音楽界の中心的人物ジョン・マンドゥエル(1928-2017)。このアルバムは偉大な「サー・ジョン」へのオマージュとして、多岐にわたる世代の作曲家たちの作品を紹介した「サー・ジョンのための歌」(DDA-25210)の続編です。マンドゥエル自身の作品を中心に、彼と深い関わりを持つアダム・ゴーブ、マイケル・バークリー、ウィリアム・オルウィン、リチャード・ストーカーの4人の作品を収録。20世紀の室内楽と声楽曲を楽しめる見事な1枚になっています。レーベルおなじみのリコーダー奏者、ジョン・ターナーを筆頭に、マンチェスター周辺を拠点に活躍する奏者たちの親密な演奏が聴きどころです。(2022/07/15 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25235

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    スミス:声楽、室内楽と管弦楽作品集(ウィルキンソン/デイヴィス/ティトマン/BBCノーザン・オーケストラ/ロビンソン)

    イギリスの現代作曲家ロイ・ヒートン・スミス(1928-)の作品集。リチャード・ホールから作曲、ウィリアム・ウォルトンの弟ノエルからピアノを学んだ彼は、ロイヤル・アカデミーから奨学金を得て学んでいた時に、自作で「ロイヤル・フィルハーモニー賞」を獲得するなど、早くからその動向が注目されていました。しかし教育に専念し、以降の作品は公開することがなかったため、長い間彼の作品を聞く事はできなかったのです。この2枚組に収録された作品は全て世界初録音であり、このモダニストの真の姿を知ることができます。CD2の最後に置かれたボーナス・トラックの「ディヴェルティメント」は1958年のBBCラジオの貴重な記録で、「シューベルトのドイツ舞曲」にインスパイアされた作品であるとスミスが語っています。(2016/10/21 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21228

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    ターナー:降誕のキャロル/キリスト生誕の歌/フランダースのキャロル(インティミット・ヴォイシズ/ストークス)

    イギリスの名リコーダー奏者、ジョン・ターナーによる美しいクリスマス・キャロル集。彼は50年以上も前からずっと、クリスマスシーズンにキャロルを作り、そのスコアをクリスマス・カードにして友人たちに送ってきました。その中から厳選された23曲をインティメイト・ヴォイシズのメンバーたちと、ターナーや彼の友人たちが演奏、録音したのがこのアルバムです。伝統的なキャロルのスタイルに独創的な要素を加えたユニークな作品がお楽しみいただけます。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25161