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Divine Art: アルバム一覧

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    バーグマン:パストラーレ/ティペット:4つのインヴェンション/リドー:独白(リメンバリング・アルフレッド・デラー)

    偉大すぎるカウンターテナー、アルフレッド・デラーへのオマージュ・アルバムです。イギリスに生まれ、地元の教会の聖歌隊で歌っていた彼は、変声期を過ぎた後でも高い声で歌い続け、最終的にカウンターテナーを職業にするようになりました。当時、この声種は一般的でなく、男子のみの権威ある合唱団の中でだけ活躍する場があったのですが、作曲家マイケル・ティペットがデラーを賞賛してことで、その存在が注目され、カストラートに続く、ルネサンス、バロック期の音楽を演奏する際に重用されるようになったのです。このアルバムはカウンターテナー歌手のデラーだけでなく、デラー・コンソートの主宰者としての彼に焦点をあて、その偉大な業績を様々な角度から賛美したものです。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25114

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    ハーバーション:ウィンター・アライヴス/ファー・アウト・イン・ジ・オーシャン/フェアウェル・アイス(ハーバーション/ロンドン・プリマヴェーラ管/ホールステッド)

    女性作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界からインスピレーションを受けており、四季の変化や気候変動による自然の脅威などを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムに収録された作品は、彼女の良き理解者であるピアニスト、ジョン・レネハンが、クラリネット奏者でもあるハーバーションを中心としたオーケストラとアンサンブルのためにアレンジを施したもの。各々の曲の特徴を生かし、広大な風景が目の前に広がるかのようなリアルな仕上がりを見せています。また、レネハンのピアノ独奏による「Farewell Ice」も氷の煌めきを思わせる粒の揃った音が魅力的な作品です。(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25191

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    バックリー:合唱作品集(モーニントン・シンガーズ/フラナガン)

    アイルランド出身の現代作曲家バックリー。イングランド民謡を素材にした「複雑でありながらも聴きやすい音楽」を作り出すことで知られています。彼の作品には歌を用いたものが多く、とりわけ合唱曲はカタログの大部分を占めています。曲調は牧歌的なものから機知に富んだものまで幅広く、時には言葉遊びを駆使したりと多彩な作曲技法を用いています。また「5つの子供のための二部の歌」では今では話す人が少なくなってしまった「ゲール語」が用いられており、そのユニークな響きも楽しめます。オルラ・フラナガンが指揮するモーニントン・シンガーズは作曲家の意図を丁寧に汲み、表現力豊かにその世界を構築しています。(2019/05/17 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25187

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    J.S. バッハ/アイウズ/シューマン:ピアノ作品集(チャイ)

    ニューヨーカー誌で「まばゆいばかりの才能と深い音楽性がマッチしたピアニスト」と評されたピアニスト、ジェニー・Q・チャイ。近現代作品の優れた解釈で知られ、珍しい作品も積極的に紹介、また、新しいインタラクティブな楽譜ソフトウェアの開発に取り組んでいます。また上海を拠点に音楽と音楽家の国際交流を目的とした「Face Art Institute」を設立・運営し、ニューヨークの現代音楽団体「Ear to Mind」の理事も務め、上海とカリフォルニア大学バークレー校の教員を兼任するという多忙な毎日を送っています。このアルバムは、彼女が親しみを込めて「音楽のグランパ(おじいちゃん)」と呼ぶ英国のピアニスト、シーモア・リプキン(1927-2015)へのトリビュート。12歳から19歳までリプキンに指導を受けた彼女は、その時に学んだシューマン作品に格別の思い入れをもっており、なかでもクライスレリアーナは「決して古びることなく、自分の中に生きている」というほどに愛着を抱いているといいます。この「SONGS OF LOVE=愛の歌」と題されたアルバムでは、クライスレリアーナにバッハとアイヴズ作品を加え、恩師リプキンへの思いを音で綴っています。(2022/04/15 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25228

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    J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 (シュリースマン)

    シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュリースマン。これまでにショパンやブラームスのアルバムを発表、作品の奥深くまで分け入り、一つ一つの曲の質感や形、そして詩情を浮かび上がらせた演奏が好評を博しています。2013年にはバッハのパルティータやイタリア協奏曲などを含むアルバムを録音、発表しましたが、この「ゴルトベルク変奏曲」は2007年の録音。他のどの作曲家よりもバッハを敬愛しているというシュリースマンのこの演奏はさまざまなメディアで高い評価を得たものです。今回の発売にあわせ、新たなリマスタリングを行い更に美しい音が楽しめます。マルチ・チャンネル5.0を含むSACDでの発売です。(2022/07/15 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDC25754

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    J.S. バッハ:ピアノ協奏曲集 BWV 1052, 1054, 1056, 1058 (ミカレフ/ヨーロッパ連合室内管/シェンブリ)

    J.S.バッハ(1685-1750)の8曲ある独奏チェンバロの協奏曲(そのうち1曲は断片のみ)は、彼のライプツィヒ時代の名作として知られています。どれも、恐らく彼自身が演奏するために作曲されたと推測され、これらはチェンバロの特性がいかんなく発揮された精巧な曲となっています。とは言え、これらをモダンのピアノで演奏することは、オーケストラとのバランスも含め、現代ではごく当たり前のこととなっており、また違った表現が可能であることは間違いありません。このアルバムでピアノを弾いているのはマルタ共和国のピアニスト、ルチア・ミカレフ。彼女は現在マルタ共和国の大統領の後援で開催されている「Three Palaces Festival」の音楽監督を務めるなど、国内外で賞賛されているピアニストです。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25128

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    J.S. バッハ/フィッシャー/クリーガー/J.C. バッハ/ヘンデル:チェンバロ作品集(チャールストン)

    このアルバムタイトルは、ヘンデルの有名なチェンバロ作品「調子のよい鍛冶屋」をもじったものです(もちろんこの曲はトラック19にしっかりと収録されております)。テューリンゲンとザクセンは、バロック時代の音楽における最も重要な2つの地域です。何しろ、テューリンゲン州のアイゼナハではJ.S.バッハが、ザクセン=アンハルトではヘンデルが、ともに1685年に生を受けたのですから。彼らは多くの点で同じ音楽教育を受け、鍵盤奏法と作曲の技法を身につけました。もちろん2人が早いうちに出会っていたという記録はありません。このアルバムは、そんな当時の音楽を丹念に聴いてみることで、バッハとヘンデルの才能の萌芽を確かめようという企画です。これにより、現代ではほとんど名前の忘れられてしまった作曲家の作品も多く含まれていて、これらの曲に通じる伝統の奥深さと、同時にバッハ、ヘンデルの抜きん出た才能を知ることができるのではないでしょうか。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25122

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    J.S. バッハ:フランス風序曲/フランス組曲第1番/3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV 787–801 (ボイル)

    ロンドン出身のピアニスト、ダイアナ・ボイル。ニューヨークで名手アルトゥール・バルサムに師事し、薫陶を受けました。1979年にロンドンでデビューを飾り、1989年にはベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」をリリース、そのユニークな解釈が高く評価されました。以降は「ゴルトベルク変奏曲」や「フーガの技法」などバッハ作品を主としてリリース。一つの録音を完成するまでの準備期間に長い時間をかけるため、CDの数は多くないものの、その独特な感性に裏打ちされた演奏は多くの人の注目を集めています。今回のアルバムは、フランス風序曲と、フランス組曲第1番、シンフォニア集という熟考の末の選曲によるもので、機械的に音を鳴らすのではなく、全ての音に命を込めることを目指したという渾身の演奏を楽しむことができます。(2019/07/19 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25190

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    J.S. バッハ/プロコフィエフ/ベートーヴェン:ピアノ作品集(ベヴィル)

    英国生まれのピアニスト・作曲家スティーヴン・ベヴィル。11歳からロンドンのジュニア・ロイヤル・アカデミーで学び、ペーター・ケイティンの個人指導を受けながら、英国王立北音楽院とカールスルーエ音楽大学大学院で研鑽を積み優秀な成績で卒業。ソリストとして英国とドイツでリサイタルを行い高く評価されるとともに、多くの国際フェスティバルに出演。古典派から20世紀のレパートリーに精通しているだけでなく、作曲家としても活躍しています。このアルバムでベヴィルは、一見繋がりがなさそうな3つの時代の音楽を「Visions and Ventures=展望と冒険」というタイトルで関連付けました。常に音楽的なビジョンを持ち、宗教的な信仰に導かれていたJ.S.バッハ、革命的なアイデアを持ち、ロマン派へと繋いだベートーヴェン、急進的なモダニズムの要素と遊び心を採り入れたプロコフィエフ。ベヴィルは3人の作品から共通要素を見出し、高度なテクニックで弾ききっています。(2022/04/15 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25230

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    J.S. バッハ/リスト/ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集(アンドレーエヴァ)

    (2017/02/17 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA25139