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一時期のような熱狂的な「ミニマル音楽への賛美」は、さすがに最近はあまり見かけませんが、その分、ミニマル音楽はもっと細分化され、抜け目なく日常生活の中に入り込んでいるような気がします。最近のベルリンでは、ラウンジで新しいスタイルのクラシック音楽を演奏することが流行していて(=Yellow Lounge)、この流れは日本でも静かなブームを呼んでいます。このアルバムは、Yellow Loungeで高い人気を誇るclair-obscurサクソフォン四重奏団による、グラスやライヒをはじめとした、心地よいミニマル音楽の世界が収録されています。コンサートホールとはまた違うリラックスした音をお楽しみください。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM217 |
1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと共演、現在はミュンヘン音楽・演劇大学で教鞭を執るマルガリータ・ヘーエンリーダーのグリーグ・アルバム。メインのピアノ協奏曲では、ヘイウォードが指揮する北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団をバックに雄大な旋律を存分に歌い上げています。『ペール・ギュント組曲』はグリーグ自身の4手ピアノ編曲版を演奏。共演のアンティ・シーララは1997年のベートーヴェン(ウィーン)と2003年リーズのコンクールの優勝者。現在はヘーエンリーダーと同じ大学で教える同僚でもあり、極めて息のあった演奏が楽しめます。アルバムには、アイスランドの作曲家ヒャウルマル・ヘルギ・ラグナルソンの「スティッラ」も収録。これは以前、ヘーエンリーダーが左手のための曲を探していた時に、彼女のために書かれた曲で、アイスランドの薄緑色の苔で覆われた火山の風景、氷河、そして広大で静かな風景からインスパイアされた魅力的な作品です。(2024/09/13 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM398 |
2015年に結成されたジロー・アンサンブル室内管弦楽団は、五重奏から40人のメンバーを要する室内楽作品までをこなす、柔軟な編成で活動する新進アンサンブル。若い感性でバロックから現代作品までの幅広いレパートリーを開拓し、あまり知られていない作品を世に広めることに重きをおいています。2017年にはショスタコーヴィチ、ヴァスクス、バウム作品のCDをリリースし、高く評価されました。今回のアルバムには、楽団設立以来指揮を担当するロシア出身のセルゲイ・シマコフに、前作でもソリストを務めたユリア・ミロスラフスカヤ(モスクワ音楽院、チューリッヒ芸術大学で学び、シェルバコフに師事)とミッシャ・チュン(スイス・中国系の出身でガーシュウィンピアノ五重奏団のメンバー、ゲーム音楽コンサートなど、ソリストとしても活躍)の二人のピアニストを迎えて、グルダの高揚感と遊び心に満ちた協奏曲や、プロコフィエフの交響曲、プーランクの2台ピアノのための協奏曲を収録。新世代のスピリットが感じられる1枚です。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM325 |
ハンガリーで生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテンの新録音。シューマンやリストなどロマン派作品を得意としている彼女ですが、このアルバムでは「硬派」なブラームスの第1番の協奏曲を演奏しています。カップリングはあまり耳にすることのないヘルマン・ゲッツのピアノ協奏曲。ゲッツはブラームスより少し後に生まれ、ハンス・フォン・ビューローに学んだ作曲家であり、この協奏曲はブラームスの第2番と同じく変ロ長調で書かれていますが、ブラームスのような「ピアノを伴う交響曲」ではなく、華やかな技法が駆使されたピアノが目立つ作品です。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM284 |
ドイツの現代作曲家、ハラルド・ゲンツマー(1909-2007)の作品集です。彼はベルリン音楽大学でヒンデミットに作曲を師事、1934年から1937年までブレスラウ歌劇場で働きました。クラリネットを演奏し、また教師としても活躍、フライブルク音楽大学とミュンヘン音楽大学で教鞭を執っています。彼のフルートとピアノのための作品は、晩年の2003年から2004年にかけて書かれたもので、その活力とユーモアに満ちた音楽は、もはや時代を超越していると言ってもよいでしょう。また、作曲家の最期の何日かを共にした、ピアニスト、マルガリータ・ヘーエンリーダーには、彼の最後の作品である“無限の端にある夢のような”「別れの幻想曲」を捧げています。ゲンツナーはこの曲をヘーエンリーダーとエマニュエル・パユを初演者に指定しました。彼女はゲンツナーに演奏についてのいくつかの質問をし、その最後が「私はあなたのために何ができますか?」だったそうなのですが、彼の答えは「私の作品を演奏すること!」だったそう。その約束は見事に守られたのです。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM159 |
17世紀イタリアのコモ湖近くのグラヴェドーナの音楽一家に生まれたコッソーニは、かつて自身が司祭を務めていたサン・フェデーレで、オルガニスト兼作曲家として活躍し、54作以上の宗教曲をベネディクト会修道院に遺贈。これらは後に図書館に収められました。ここで作品を演奏しているノヴァンティクア・ベルンは、1987年にベルンハルト・ファンマッターが結成した声楽アンサンブルで、小規模アンサンブルによる洗練された合唱曲の上演に定評があります。アンサンブル名「ノヴァンティクア」が示す通り、古楽と同時に20世紀と21世紀の音楽も得意としています。ケッセルベルク・アンサンブルは、2004年にラトヴィア出身の音楽家たちで結成。全員が名門バーゼル・スコラ・カントルムの卒業生です。彼らが奏でる美しい響きをお楽しみください。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM326 |
1971年、リスボン生まれの作曲家、指揮者ヌノ・コルテ=レアル。2018年と2019年に連作歌曲「Now everything changes」とオペラ《Bandit Song 山賊の歌》でそれぞれポルトガル作曲家協会の最優秀クラシック作品賞を受賞し注目を集めています。このアルバム「ロック・シンフォニー集」には2011年から18年にかけて書かれた、性格の異なる作品をコレクションしたもの。「シンフォニー」という言葉は、ここでは「交響曲」ではなくギリシャ語の語源に相当する「共に鳴る音」という意味を持ち、 加えて「ロック」の言葉にも一般的なロックンロールの意味だけでなく「エネルギッシュな感覚」の意が込められています。(2023/12/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM444 |
このアルバムのタイトルである「KornGoldmark」。なんともオシャレではありませんか。若き才能あるヴァイオリニスト、コルソランはもともと2人のGOLD…コルンゴルトとゴルトマルクの音楽に魅せられていたと言います。ハンガリーに生まれ、古典派とロマン派の狭間で高い香りを放つゴルトマルク。そしてウィーンに生まれ、アメリカで活躍した"究極の世紀末音楽作曲家"コルンゴルト。もちろんこの2人に共通するのは名前の綴りだけではありません。胸を打つメロディと官能的な響きは、ともにワーグナーに根差すもので、後期ロマン派の薫陶を存分に受けたものと言えるでしょう。またゴルトマルクの甥であるルビンはアメリカ合衆国に渡り、ドヴォルザークの師事し作曲家となったという、アメリカに由来のある人です。ヴァイオリンを弾くコルソランはブダペストのユダヤ人の家庭に生まれた人で、ショルティに見出され、ニューヨークに留学。ジュリアード音楽院で学んだ後、現在はウィーンに住んでいます。まさに「2人のGOLD」を繋ぐ逸材と言えるでしょう。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM202 |