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17世紀イタリアのコモ湖近くのグラヴェドーナの音楽一家に生まれたコッソーニは、かつて自身が司祭を務めていたサン・フェデーレで、オルガニスト兼作曲家として活躍し、54作以上の宗教曲をベネディクト会修道院に遺贈。これらは後に図書館に収められました。ここで作品を演奏しているノヴァンティクア・ベルンは、1987年にベルンハルト・ファンマッターが結成した声楽アンサンブルで、小規模アンサンブルによる洗練された合唱曲の上演に定評があります。アンサンブル名「ノヴァンティクア」が示す通り、古楽と同時に20世紀と21世紀の音楽も得意としています。ケッセルベルク・アンサンブルは、2004年にラトヴィア出身の音楽家たちで結成。全員が名門バーゼル・スコラ・カントルムの卒業生です。彼らが奏でる美しい響きをお楽しみください。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM326 |
1971年、リスボン生まれの作曲家、指揮者ヌノ・コルテ=レアル。2018年と2019年に連作歌曲「Now everything changes」とオペラ《Bandit Song 山賊の歌》でそれぞれポルトガル作曲家協会の最優秀クラシック作品賞を受賞し注目を集めています。このアルバム「ロック・シンフォニー集」には2011年から18年にかけて書かれた、性格の異なる作品をコレクションしたもの。「シンフォニー」という言葉は、ここでは「交響曲」ではなくギリシャ語の語源に相当する「共に鳴る音」という意味を持ち、 加えて「ロック」の言葉にも一般的なロックンロールの意味だけでなく「エネルギッシュな感覚」の意が込められています。(2023/12/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM444 |
このアルバムのタイトルである「KornGoldmark」。なんともオシャレではありませんか。若き才能あるヴァイオリニスト、コルソランはもともと2人のGOLD…コルンゴルトとゴルトマルクの音楽に魅せられていたと言います。ハンガリーに生まれ、古典派とロマン派の狭間で高い香りを放つゴルトマルク。そしてウィーンに生まれ、アメリカで活躍した"究極の世紀末音楽作曲家"コルンゴルト。もちろんこの2人に共通するのは名前の綴りだけではありません。胸を打つメロディと官能的な響きは、ともにワーグナーに根差すもので、後期ロマン派の薫陶を存分に受けたものと言えるでしょう。またゴルトマルクの甥であるルビンはアメリカ合衆国に渡り、ドヴォルザークの師事し作曲家となったという、アメリカに由来のある人です。ヴァイオリンを弾くコルソランはブダペストのユダヤ人の家庭に生まれた人で、ショルティに見出され、ニューヨークに留学。ジュリアード音楽院で学んだ後、現在はウィーンに住んでいます。まさに「2人のGOLD」を繋ぐ逸材と言えるでしょう。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM202 |
「変容」と題されたこのアルバムの概念は、ヴァイオリニスト、アリツィア・シミェタナによると、「ヒッチコックの映画」や「不思議の国のアリス」など、日常生活と隣り合わせにある"存在しない世界"への転換を意味するものであり、普段人の目に見えないものや聞こえないものを探索していくというものだそうです。バロック時代に盛んであった即興演奏や、フォリアにみられる変奏曲形式、もともとあったものを自分なりの世界に置き換えたクライスラーの作品、そしてバロックの様式を現代へと移し替えたシュニトケの名作(最近人気が高くなっています)など、一見取りとめのない選曲に見えますが、実は全て同じ質感を抱いているというものです。2台ヴァイオリンが用いられた曲では、名手ペッカ・クーシストが演奏に参加しています。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM219 |
ピアニストとしての活動に加えて、近年は作曲家として人気沸騰中のファジル・サイ。このアルバムではサイ自身がピアノを担当、カザル四重奏団とともに自身の作品とシューマンのピアノ五重奏曲を演奏しています。ピアノ独奏曲を原曲とする「3つのバラード」は、それぞれがユニークなストーリーを持っており、詩人ナーズム・ヒクメットの詩からインスパイアされた「Nazim」、サイの娘の誕生を記念して書かれた「Kumru」、環境破壊で揺れる故郷の「イダ山(カズ山)」に生息する動物たちに思いを馳せたという「Sevenlere dair」の3曲で構成されています。同じくピアノ独奏曲を原曲とする「Yuruyen Kosk」はトルコの初代大統領を務めたムスタファ・ケマル・アタテュルクに寄せる物語。1929年にアタテュルクが別荘を建設しようとした際、もともと生えていたプラタナスを切り倒すことなく、建設地を4メートル東へ移動したというエピソードを知り、サイはこれを作品に盛り込みました。鳥の声や風の音などが色彩豊かに表現されたドラマティックな曲です。最後に置かれたシューマンは、サイのレパートリーとしては珍しい曲ですが、カザル四重奏団とともに熱い演奏を披露しています。(2020/10/30 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM340 |
1985年、ドイツ生まれのヨハネス X.シャヒトナーはミュンヘンでヤン・ミュラー=ヴィーラント、ルディ・スプリング、そしてハンス=ユルゲン・フォン・ボーゼから作曲を学び、指揮をブルーノ・ヴァイルに学んだ新進気鋭の若手作曲家兼指揮者。彼のユニークな作品は、ユリア・フィッシャー、マティアス・ヘフス、ヤン・フィリップ・シュルツェ、サロメ・カンマー、指揮者のウルフ・シルマーなど世界的なソリストやアーティストに演奏された他、数多くの賞を受賞。また、ミュンヘン・ビエンナーレや、レオポルト・モーツァルト・コンクール、クロンベルク・アカデミー音楽祭など世界中から作曲の委嘱を受けるなど、その才能が注目されています。このアルバムにはシャヒトナーの最新作品を収録。管楽器とピアノを巧みに用いた音楽が展開されています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM313 |
ロマン派から現代までに活躍した24人の女性作曲家が書いた歌曲を収録したアルバム。クララ・シューマンの生誕200年を迎えた2019年、イギリスとポーランドの家系を持つドイツのピアニストのベンヤミン・ミードが彼女の作品の調査に着手したことが発端となり、ほぼ名前も知られていない女性たちの知られざる作品を発掘。比較的知られるレベッカ・クラークやアルマ・マーラー、エイミー・ビーチの歌曲と併せ、このアルバムが生まれました。さわやかな春の気持ちを歌う曲や、死の恐怖、不安な予感を抱いた曲などが女性の視点から描かれた24の歌曲を、ミードのピアノとともに、スイスのソプラノ、ハインツェンが歌い上げました。二人はライン=ルール地方リートデュオ・コンクールで第1位を獲得したのち、デュオとして活躍しています。(2021/11/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM378 |
1965年にベルンでデビューしたチェリスト、ヴァルター・グリンマー。パウル・クレツキとシャルル・デュトワによってベルン交響楽団の独奏チェロ奏者として起用されるとともに、ベルン音楽院の教職に就き後進の指導にあたりました。1971年からはベルン弦楽四重奏団のメンバーとして、ほぼ15年間にわたり数多くの四重奏のレパートリーを演奏、とりわけ同時代の作品を積極的に初演したことは、彼の音楽観に強い影響を与えています。このアルバムでは、友人の作曲家フィリップ・ラシーヌが彼のために作曲したアダージョと、シューベルトの弦楽五重奏を演奏しています。共演は、2004年に作曲家クラウス・フーバーによって設立された"3Gクァルテット"。現代作品を得意とし、グリンマーと共通する音楽観を持つアンサンブルです。(2021/03/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM331 |
2015年、ミュンヘン交響楽団の首席指揮者に就任したケヴィン・ジョン・エドゥセイによるシューベルトの交響曲シリーズ。“新しい地平線へ!”というフレーズがモットーのこのアルバムには、シューベルト18歳の作品「交響曲第3番」と大半がスケッチのみの未完の作品「交響曲第7番」が収録されています。モーツァルトやハイドンの影響から脱し、自身の個性を確立させ始めた「交響曲第3番」、1821年頃に着手されるも、なぜか完成されることなく放置されてしまった「交響曲第7番」(この録音ではイギリスのシューベルト研究家、ブライアン・ニューボールトの補筆版を使用)。エドゥセイならではの瑞々しい感性を生かし、活力に満ちた演奏で、シューベルトが目指した新しい地平線をくっきりと描き出しています。(2020/08/28 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM339 |