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第1集(SOMMCD0647)が高く評価されたレベッカ・オモルディアによる「アフリカのピアニズム」シリーズ第2集の登場。このシリーズのタイトルになったエウバのアフリカのピアニズムによる練習曲他、モロッコのベナブデルジャリルのロマンティックな小品、アラブ・イスラム圏の音楽を伝えるサリム・ダダの小品集など多彩な作品が収録されています。また今作にはアフリカ系アメリカ人の作曲家フローレンス・プライスの作品も収録、黒人霊歌「Don’t Let this Harvest Pass」の物悲しい旋律を用いた技巧的な「ファンタジー・ネグレ」も耳に残ります。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。(2024/07/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0688 |
2023年の高松国際コンクールのファイナリストで、ウクライナのキーウ生まれのピアニスト、マリア・ナロジツカが戦禍に巻き込まれた自身の想いを込めたアルバム。シマノフスキ、ショパン、ショスタコーヴィチの作品に加え、同郷のピアニスト・作曲家アルテム・リャホヴィチが2022年5月に避難先で書いた「戦争の手帳」の一部と、ナロジツカ自作の「After」も収録。「After」は子守歌を思わせる民謡調の創作主題に基づく作品で、「あの日以後、人生も世界も変わってしまって、もう元に戻れない」という感覚を表現しています。(2024/08/23 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0689 |
モーツァルトのソナタ全集やプロコフィエフ、ラフマニノフ作品の演奏で高く評価されるイギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーの最新アルバム。今回彼が手掛けたのは、ショパン、シューマン、ラヴェル、ドビュッシーの三拍子を基調にした作品集です。シューマンの「アベッグ変奏曲」で幕を開け、アルバムの中心となるショパンのワルツが続きます。ここには遺作も含めた14曲を収録。あえて番号順にはせず、曲調に合わせて並べるという試みで、華やかな曲と落ち着いた曲がバランス良く配置されています。ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」が続き、最後にドビュッシーの「レントより遅く」。この印象派の美しい作品でアルバムが締めくくられます。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0690 |
20世紀イギリスを代表する作曲家の一人、マルコム・アーノルド生誕100年を記念する1枚。英国を中心に各方面で絶賛されるヴァイオリニスト、ピーター・フィッシャーとピアニスト、マーガレット・フィンガーハットはこのアルバムのために7曲の世界初録音作品を演奏し、アーノルドのシリアスな面と親しみやすい面の双方を探りながら、ウィットに富んだ記憶に残る美しい旋律をじっくり聴かせます。いくつかの作品は、英国「マルコム・アーノルド協会」の会長を務めるアラン・プルトンの手によってヴァイオリンとピアノ用に編曲されており、その中にはアーノルド作品の中でも最も愛されている『ホブソンの婿選び』や『ドーヴァーの青い花』などの映画音楽も含まれています。また評論家ジョン・エイミスに敬意を表して作曲された「友達のテーマ」の編曲は、アーノルド自身によって承認されたものです。1964年に作曲された「ヴァイオリンとピアノのための5つの小品」はユーディ・メニューインのために作曲されたもの。こちらは調性感も乏しく、謎めいた雰囲気を持つ小品です。ヨーロッパ風の響きを持つ英国舞曲や、2曲のシリアスなヴァイオリン・ソナタなど、アーノルドの様々な作品を楽しめます。(2021/09/24 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0640 |
「Gershwinicity - ガーシュウィニシティ」(SOMMCD631)に続くピアニスト、イアン・ファリントンをメインとする"アール・デコ・トリオ"の2作目のアルバム。イアン・ファリントンは、2012年のロンドン・オリンピックの開会式でローワン・アトキンソンの「炎のランナー」によるコミック・パフォーマンスでピアノを演奏し一躍注目を浴び、また2020年にはBBCプロムスで、ベートーヴェンの9つの交響曲をスリル満点な7分間に凝縮した「ベートーヴェニアーナ」を披露。こちらもロックダウン下のロンドンの聴衆たちを熱狂させました。このアルバムでは、彼がお気に入りのクラシックの名曲を愉しく軽やかなジャズ風に編曲。前作と同じくクラリネットのピーター・スパークスとサクソフォンのカイル・ホークが絶妙なアンサンブルを披露します。(2023/03/31 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0663 |
「思い出に」と題された美しいイギリスの合唱作品集。第一次世界大戦終結100周年と第二次世界大戦開始80周年を記念し、戦いに敗れた人々に敬意を表して2018年に制作された1枚です。「安息」「魂」などの言葉をキーワードに作曲年代として130年に及ぶ作品が収録されており、どの曲も慈愛溢れる演奏で死者の心だけでなく、今を生きる人の心をも慰めてくれます。イギリスの合唱曲らしくオルガン伴奏が荘厳な雰囲気をかもしだしており、まるで教会の中でそのまま聴いているような臨場感も素晴らしいアルバムです。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0187 |
7人のアフリカの作曲家による素晴らしい音楽のコレクション。アメリカにおける「アフリカ系アメリカ人歴史月間」である2月にリリースされるこのアルバムは、ピアニスト、レベッカ・オモルディアのデビュー・アルバムでもあります。ヨーロッパの「ト長調」の音階にナイジェリアの音楽言語を巧みに融合したバンコールの「エグン変奏曲」をはじめ、アフリカでの子供時代の思い出を綴ったアールの「Princess Rainbow」、アフリカのパーカッション音楽のリズミカルなアクセントに影響を受けたンケティアの「アフリカのピアニズム」、先住民の歌を用いて素晴らしい効果をもたらしたエウバの「3つのヨルバの無言歌」、その作品がデ・ニーロの映画でも使われたことのあるオノブウェロスオケの「5つの万華鏡」など、興味深い作品が並びます。パーカッションを交えた曲も聴きどころ。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。ロンドンにおけるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0647 |
前作のアルバム「The Darkest Midnight」(SOMMCD0189)が、イギリスのAMAZONでクラシック・チャートのトップを飾るという快挙を成し遂げた女声5人によるヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」の第2作。“厳しい冬を照らす暖かい光”をテーマに掲げ、選ばれた多種多様な音楽はどれも魅力的、かつ意味深いものばかり。伝承曲からロックまで刺激的で興味をそそられる曲が並びます。彼女たちの美しくブレンドされた声の響きが楽しめます。(2021/02/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0608 |
スコットランド生まれのアレンジャー兼指揮者イアン・サザーランド&フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団による、楽しい映画音楽集の第2集。美しくドラマティックなオーケストラ・サウンドが、聴き手をハリウッドの黄金時代へと誘います。映画音楽の分野でも有名なコルンゴルトや、クルト・ワイル、ガーシュウィンやポーターから、ジョン・ウィリアムズにモーリス・ジャール、そしてモリコーネの作品までを網羅。『新スタートレック』や『007は二度死ぬ』から、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番」が印象的に使われた『みじかくも美しく燃え』などの名画からセレクトされています。もちろんイギリスのレーベルらしく、シェイクスピアの『リチャード三世』と『ヘンリー五世』のウォルトン作曲のエキサイティングなテーマも収録。(2020/10/09 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :ARIADNE5009 |
バロック時代、オランダの作曲家ヴァッセナールの代表作「コンチェルト・アルモニコ」。優れた筆致による華麗なイタリア様式の合奏協奏曲ですが、ヴァッセナールは貴族であったため自身の名で作品を出版することをせず、この曲集は長い間ペルゴレージの作品とされていました。1979年にヴァッセナール自身が所有していたトヴィッケル城の公文書館から署名入りの譜面が発見され、ようやくヴァッセナールの作品であることが証明されたという経緯があり、アマチュアながら優れた作曲家として歴史に名が残ることとなりました。演奏しているイノベーション室内アンサンブルはバーミンガム市交響楽団のメンバーで構成されています。(2019/06/28 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0141 |