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オペラ・クラシックス

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    モンシニ:歌劇「王と農夫」(オペラ・ラファイエット/ブラウン)

    フランスの貴族の家柄に生まれたモンシニ(1729-1817)ですが、父の死後、25歳の時にパリで出会ったペルゴレージの歌劇「奥様女中」に心酔し、作曲家の道を志したことで知られています。極めて短期間のうちに作曲技法を習得し、いくつかのオペラを書きましたが、この1762年の歌劇「王と農夫」は彼の成功作であり、この作品でモンシニはフランス内外での名声を手にしたのです(この作品の7年後に書かれたのが歌劇「脱走兵」(Naxos 8.660263-64)となります)。シャーウッドの森を舞台に、シリアスさとコミカルさを併せ持ちつつ、革新的な意識改革ももたらすという、台本作家ミシェル=ジャン・スデーヌの台本と、モンシニの当時としては大胆な音楽は確かに聴衆たちの心を湧き立たせたことでしょう。オペラ・ラファイエットは、これらの忘れられた18世紀作品の復興に尽力し、埋もれてしまった作品を拾い上げ、丹念に復元し、新しい時代の演出を施した上で21世紀の私たちの元に届けてくれています。今回は1870年に使われたセットを復元するという偉業もやり遂げています。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660322

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    ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」(レガッツォ/カラーフ/スパイアース/サラ/ラモス/ポズナン・カメラータ・バッハ合唱団/ヴィルトゥオージ・ブルネンシス/タンゴー)

    (2013/07/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660329-30

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    ハッセ:音楽劇「捨てられたディドーネ」(ホルツハウザー/フェッリ=ベネデッティ/バルナ=サバドゥス/ヒンターフドブラー/チェレン/ブルクハルト/ミュンヘン・ホーフカペレ/ホフシュテッター)

    最近、全世界的に作曲家ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)の作品が見直されています。日本ではまだまだ認知度が低いのが残念ですが、バロック・オペラの発展に大きく貢献したハッセの作品は、一度聞けば強烈な印象を残すことは間違いありません。その理由の一つは優れたカウンターテナーを多く起用すること。この独特な声色の美しさと妖艶さは、ソプラノを主人公とするロマン派以降のオペラにはあまり出てこないものです。この「ディドーネ」でも2人のカウンターテナーが大活躍。不思議な魅力を振りまいています。ここでイアルバを歌うサバドゥスは、既に他のアルバムでフィーチャーされていて(OEHMS OC830)、そこでも彼はハッセの魅力を滔々と語っています。また粗筋も興味深く、天才台本作家メスタージオによるこの物語は、有名なディドとエネアスのエピソードと同じでありながら、全く違う劇的迫力を持つものであり、当時のオペラというものの存在価値を伺わせる素晴らしい作品となっています。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660323-25

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    アルメイダ:歌劇「スピナルバ、または狂気の老人」(キンタンス/マデイラ/シアラ/モレーソ/フェルナンデス/オス・ムジコス・ド・テージョ/マガリャアエス)

    フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1722-1752)の生涯については、ほんの少ししか知られていません。とは言え、相当の野心家であったらしい彼は、18世紀の前半にポルトガルの音楽界で中心的な位置を占めており、当時の国王であったジョアン5世の庇護を受けローマに留学。当時のイタリアンスタイルを取り入れた見事なブッファを書きました。このオペラは「男装の美女」スピルビナを巡って起こる騒動で、多くのキャストが入り乱れ、美しいアリアがたっぷり盛り込まれた見事な作品です。気鋭の新人アナ・キンタンスのドラマティックな歌を始め、実力派を取りそろえたキャストと、ポルトガル屈指のアンサンブルによる闊達な演奏をお楽しみください。(2013/01/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660319-21

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    グレトリ:歌劇「ル・マニフィーク」(ゴンザレス=トロ/カレオ/クルル/トンプソン/ウィリアムズ/スカルラータ/オペラ・ラファイエット管/ブラウン)

    18世紀におけるオペラ・コミック座の最大の作曲家であったアンドレ・エルネスト・モデスト・グレトリ(1741-1813)。彼はベルギー、リエージュの貧しい音楽家の家に生まれ、苦労の末にイタリアへ留学し、ローマ・アリベルティ劇場のために作曲された幕間劇が評価され、ようやく自身の進むべき道を決定した人です。その後パリに渡り、そこでの成功を足掛かりに50作ほどのオペラを作曲しました。後半生は歴史的事件などを題材にすることが多かったのですが、この「ル・マニフィーク」は彼の代表作である「ゼミールとアゾール」の2年後に書かれたもので、J.M.スデーヌの台本による軽く楽しい喜劇となっています。フランス人気質を万遍なく表出したと言われる彼の作品は、もっと聴かれてもよいのではないでしょうか。(2013/01/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660305

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    メルカダンテ:歌劇「ドン・キショッテ」(グアリアルド/コライアンニ/カトラーニ/ミラベッリ/エヴェル/マストロトターロ/フォリアーニ)

    ロッシーニの引退後、イタリアのオペラ界で大きな人気を誇っていたのは、ドニゼッティとこのメルカダンテでした。しかし、少しずつヴェルディに人気を奪われ、とりわけメルカダンテのオペラは「時代遅れ」とされ、19世紀の後半にはほとんど忘れ去られてしまったのは周知の事実です(彼のオペラが復権したのは、一重にマリア・カラスの偉業によるものでしょう)。さて、そんな彼の知られざるオペラです。この作品は、スペインのお騒がせもの、ドン・キホーテの一つのエピソードに基づくもので、バレエ好きにはおなじみ、ミンクスの作品と同じ内容を持つものです。床屋の息子バリジオ(バジル)と愛し合う宿屋の娘キテリア(キトリ)。しかし、キテリアの父は彼女を金持ちのガマッチョ(ガマーシュ)と結婚させようと企み、そこにキテリアを「理想の姫ドルシネア」と思い込んだドン・キホーテが乱入するというお話。世界初録音
    録音 2007年7月17.18.21日 ドイツ ヴィルドバード,クルザール…ライヴ収録(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660312-13

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    ロッシーニ:歌劇「成り行き泥棒」(マルティロシアン/アントネルー/ウツェーリ/コルテス/ルッジェリ/ヴュルツブルク・フィル/フォリアーニ)

    1812年、20歳のロッシーニはオペラ「試金石」の成功するなど、着々と大作曲家への道を歩み始めていました。この「なりゆき泥棒」は、この年の11月24日に初演された1幕物の粋な作品です。きっかけは、雨宿りしていたドン・パルメニオーネが、居合わせたアルベルト伯爵(彼は許嫁ベレニーチェと結婚する予定)の鞄を間違えて持って出てしまうことから。現代なら、この中に「危ないモノ」が入っていたりするのですが、この時は中に「美しい女性の絵姿」が入っていました。この女性を手中に収めようと企むパルメニオーネ。しかし、そんなことがうまく行くわけは・・・。そして美しい絵姿の女性の正体は・・・。
    ま、結局は鞄を間違えたことで全てがうまく行ったわけです。
    録音 2005年7月14.17.21日 ドイツ ヴィルドバード,クルザール…ライヴ収録(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660314-15

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    リムスキー=コルサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴォローニャの物語」(カリアリ劇場管/ヴェデルニコフ)

    リムスキー=コルサコフの最後から2作目にあたる、第14作目のオペラは、タタールの襲来から逃れるために湖底に沈んだ町キーテジと、動物と心を通わせることができる聖女フェヴローニャの物語を組み合わせています。6世紀に書かれたムーロムの聖フェヴローニャの伝記はロシアの習合信仰を記した資料として評価されています。この物語は、その伝記と汎神論的な民話、キリスト教の奇跡が結びついた類い稀なるもので、強い愛国心を帯びた美しいメロディは、変遷するロシアの歴史に負けることなく、常に演奏され続けました。「ロシアのパルジファル」とも称されるこのオペラ、2008年のイタリアでの公演でお届けします。(2012/04/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660288-90

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    ウォレス:歌劇「マリターナ」(リー/クラーク/キャディ/RTEフィルハーモニー合唱団/RTEコンサート・オーケストラ/デュイン)

    アイルランド生まれの作曲家ウォレス。なかなか波乱に満ちた生涯を送った作曲家として名を馳せています。以前リリースした歌劇「ラウリーン」(8.660293-94)でその作風と才気煥発な音楽が話題を呼び、また彼自身のトランスプリクション集(8.572774)では、驚くほどのピアノの超絶技巧が世に知られることとなりました。そんなウォレス。「他の作品はないのか?」というファンの声にお応えして、以前MARCO POLOからリリースされていたオペラ全曲「マリターナ」がNAXOSレーベルで復活しました。この「マリターナ」は19世紀頃のイギリスでは最も人気のあるものの一つでした。1848年の初演で大成功を収め、その後、ウィーンからフィラデルフィアまで数多くの劇場でこの作品が上演されたということです。題材としても、アリアの美しさを取っても、どれもが親しみやすく美しい作品。これは聴かなければもったいない!(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660308-09

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    マクファーレン:歌劇「ロビン・フッド」(スペンス/ハルバート/ジョン・パウエル・シンガーズ/ヴィクトリア・オペラ合唱団&管弦楽団/コープ)

    イギリスの作曲家というと、パーセルやヘンデルら、バロック時代の人か、エルガーやホルストの近現代の人くらいしか思い浮かびません。しかし、1800年代前半にも何人もの音楽家が活躍していました。このマクファーリンはそんな中の一人。若い頃から視力が弱く、50歳になる前に全て光を失ってしまったという苦労人でしたが、パーセル以来最も偉大な英国のオペラ作曲家であり、サリヴァンへの橋渡しとしての存在ともいえる素晴らしい作品を書いた人でした。この「ロビン・フッド」は、同時期の作曲家ウォレスの「ラウリーン」とともに当時の聴衆から賞賛された作品です。義賊として知られるロビンフッドですが、ここではアウトローであった弓の名手が、領主の娘マリアンと恋仲になることで、幸せを手にするというある意味サクセス・ストーリーで、ハッピー・エンドにふさわしい明るい音楽が付けられています。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660306-07