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オペラ・クラシックス

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    カーチン:ロムルス(サーマン/エベル/メグリオランツァ/ウィルバー/ワシントン・スクエア・アンサンブル/カーチン)

    アレクサンダー・デュマ(父)の戯曲を元にしたこのオペラ「ロムルス」です。グッゲンハイム美術館とアメリカ・オペラ・プロジェクトの共同事業として企画されたもので、2007年に初演され、全く同じキャストでこの録音が実現したものです。オーストリアのチロルで起こるちょっとした陰謀を面白おかしく描いたこの物語。オペラ・コミックと呼ぶにはちょっと曲が現代的ではありますが、デフォルメされた人物描写と、記憶に残る音楽、そして第一級の歌手を揃えた演奏で、他の現代オペラとは一線を画しています。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669030

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    ロッシーニ:歌劇「婚約手形」(プリアンテ/サムソノワ/ザンフォルディーノ/ヴュルテンブルク・フィル/フランクリン)

    ロッシーニ(1792-1868)が18歳の時に作曲した初めてのファルサ(1幕ものの笑劇)です。ヴェネツィアのサン・モイゼ劇場で新作ファルサを上演しようと準備していたところ、予定していた作曲家が降りてしまったため、音楽学校を卒業したてのロッシーニに依頼が回ってきたというもので、イギリス商人トビア・ミルとその娘ファニー、その恋人ミルフォード、借金の肩代わりにファニーを受け取ることになるカナダの商人スルック。彼らを中心に話が進みます。愛娘を[[商品」として手形を切る父トビアのばかばかしい試みは成功するのでしょうか?(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660302

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    シュトラウスII:喜歌劇「理性の女神」(グロイス/クンプミュラー/エクヴィルツ/コルテス/フォーディンガー/スロヴァキア・シンフォニエッタ/ポラック)

    晩年のシュトラウス(1825-1899)が手掛けた最後のオペレッタ「理性の女神」は、完成に至るまで様々な紆余曲折を経たようです。フランス革命の時代、ドイツの国境近くの町で起こった物語。上流階級、道徳、そして軍隊。シュトラウスの軽妙な音楽は、これらの重いテーマとは相反するものなのかもしれません。そんなわけで、台本作家とは意見が食い違い、そもそもシュトラウス自身が台本を好きになれなかったこともあり、もともと創作意欲が落ちていた作曲家にとって、恐らくいやいや完成に漕ぎつけたのではないでしょうか。もちろん聴衆も批評家も、腫れものにさわるようにこの作品を扱い、序曲など一部の音楽の素晴らしさだけは認めたものの、全体を忘れ去ることで、「評価」としたのです。そんな隠れた作品を、シュトラウス名指揮者ポラックが華麗に蘇らせました。(2011/07/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660280-81

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    ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」(フルラネット/フィリアノーティ /テオドッシュウ/パレルモ・マッシモ劇場管/ランツァーニ)

    偉大な台本作家であったアッリゴート・ボーイト(1842-1918)は、自らもオペラの作曲家を志しました。キャリアの始めの頃はヴェルディとも親しくしていたのですが、ボーイトの才能を感じ取ったヴェルディは、「ライバル現る」と次第に彼を遠ざけるようになり、そのためかボーイトは当時流行のワーグナーを擁護。彼の音楽を広めるべく、歌詞を翻訳し紹介することに力を注いだのです。そんな頃、ボーイトは自作のオペラ「メフィストフェレ」を完成。入念なリハーサルのもと、1868年スカラ座で初演を行います。結果は・・・大失敗。その後は専ら台本作家として素晴らしい作品を残したのは周知の通りです。この演奏は、2008年のパレルモ・マッシモ劇場のライヴで、現代的な演出が賛否両論を巻き起こしたプロジェクトですが、音だけで聴いている分には余計な心配は必要ありません。とにかくフルラネットの迫力ある「悪魔声」が見事です。彼に比べればテオドッシュウさえ地味に聞こえてきてしまうのがスゴイところ。全てにおいて力作です。ぜひご一聴ください。(2011/07/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660248-49

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    ロッシ:歌劇「クレオパトラ」(マルキジャーナ・フィル/クレシェンツィ)

    マチェラータに生まれた作曲家ロッシ(1812-1885)。当時は大変人気のあった人で、教育者としても名高く、ポンキエッリやボイトを教えたことでも知られます。このオペラ「クレオパトラ」はロッシが最後から2番目に作曲したトリノ王立歌劇場の依嘱作品ですが、最近は全く上演される機会を持たず、忘れ去られた作品となってしまっていました。今回、名手テオドッシュウを始めとした豪華キャストによって見事に蘇演され、満場の聴衆から喝采を浴びたのです。お話はおなじみ、クレオパトラとアントニウス(アントニオ)の愛憎物語。いくつもの素晴らしいアリアと、第1幕の瀟洒な晩餐会のシーンがとりわけ注目されました。(2011/05/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660291-92

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    パチーニ:歌劇「ドン・ジョヴァンニ・テノーリオ、または石の客」(コルテッラッツィ/ショヴェ/ザフェイリアドウ/フェッラーリ)

    色男、ドン・ファンを題材にしたオペラはモーツァルト以外にもいくつかあります。例えば他の作家の台本を使ったガッツァニーガの「ドン・ジョヴァンニ」であったり、ダルゴムイシスキーも「石の客」と言う作品を書いています。さて、このパチーニ(1796-1867)の名前は、音楽辞書に掲載されてはいるのですが、この「石の客」については触れられていません。このオペラは作曲家の家族のために書かれたプライヴェートな作品で、今までに公式な公演すらされたことがないからです。モーツァルトと同じ物語に基づきますが、ドン・ジョヴァンニはバリトンでなくテノールですし、ドンナ・エルヴィラは登場しません。いくつかのアリアは、パチーニの他の作品(家族のお気に入り)を用いて構成されています。しかし、聴き進むにつれ、やはりドラマに胸が踊ることは間違いないでしょう。今回、部分的に保存されていた台本とパチーニのスコアを研究し、どうにか上演までにこぎつけたという力作です。違いを味わいながら、この素晴らしい蘇演をお楽しみいただきたいものです。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660282-83

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    ロッシーニ:歌劇「新聞」(クリスタレッタ/ゴーティエ/ナポリ・サン・ピエトロ・ア・マジェラ音楽院合唱団/ブルノ・チェコ室内ソロイスツ/フランクリン)

    「セビリアの理髪師」と「チェネレントラ」の間に書かれた喜劇「新聞」全曲です。カルロ・ゴルドーニの「結婚競争」を原作とし、ロマンティックでありながらも多くの風刺を含んだ楽しい作品です。たくさんのオペラを短期間で仕上げることの多かったロッシーニらしく、音楽の使い回しも見受けられますが、それはそれで、却って楽しいものとなっています。新聞広告で愛娘の婿を募集する金持ちの父親、世界中を探し回っても理想の女性に巡り合えない気の毒な若者。婿を募集されてしまった娘、彼女を秘かに愛する宿屋の主人、そんな登場人物たちが入り乱れて、最後は仮面舞踏会で騒ぎはクライマックスに・・・。映像がなくても音だけでかなり楽しめます。(2010/12/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660277-78

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    ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」(ベルガモ音楽祭2006)(ランカトーレ/デ・ビアージョ/グラッシ/ベルガモ音楽祭合唱団&管弦楽団/フォリアーニ)

    ドニゼッティが愛読していたウォルター・スコットの小説「ランマムーアの花嫁」。これが元になり、1835年、最も有名なベルカント・オペラが誕生しました。愛、不和、裏切り、狂気、殺人・・・悲劇的でスキャンダラスな物語は人々を熱狂させ、ヒロインの白いドレスに飛び散る血しぶきは、全ての聴衆の心を捉えたのです。ここでルチアを歌うのは、日本でもおなじみデジレ・ランカトーレ。ふくよかな体躯から生まれる豊かな声と、絶妙なコロラトゥーラをお聴きください。この録音、すでに映像として発売されていますが、こうして音だけで聴いてみるのもまた違った味わいがあるものです。有名な「狂乱の場」では慣例のフルートではなく、スコアに指定されている「グラス・ハーモニカ」を使用。幽玄な響きはルチアの壊れた心を吹き抜ける風のようです。(2010/11/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660255-56

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    モンシニ:歌劇「脱走兵」(ラーベル/シャープ/モノイオス/ニューマン/オペラ・ラファイエット管/ブラウン)

    1729年、フランス、フォーカンベルグで貴族の家柄に生まれたモンシニは、最初ヴァイオリンを学びます。13歳の時に父親を失い、家計を支えるためパリに行くのですが、25歳の時にペルゴレージのオペラ「奥様女中」を見てオペラ作曲家になることを決意、短期間のうちに音楽理論を学び、4年後「軽はずみな告白」で作曲家デビューを果たします。この「脱走兵」は彼を重用したオルレアン公に捧げられた作品で、死刑宣告をされたアレクシスが刑務所を脱走するまでの気取った様子が描かれています。お決まりのやりとりが続き、最後は王の恩赦を受けて幸せになる恋人同士の甘い歌声で締めくくられます。(2010/11/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660263-64

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    モーツァルト:歌劇「イドメネオ」(ストリート/グリン/タマール/サン・カルロ劇場管/グィダリーニ)

    モーツァルトが24歳から25歳にかけて作曲したオペラ・セリア「イドメネオ」です。1780年、ミュンヘンの宮廷オペラ監督ゼーアウ伯から依頼を受けたモーツァルトは、11月から作曲を始め、その次の年の1月29日には、もう初演しているのですから何ともはや。天才の仕事には舌をまくばかりです。自分で台本にも手を入れたこともあってか、モーツァルト自身がこの作品をとても気に入っていたといい、充実したアリアが散りばめられた中期の名作となっています。この2004年の公演は、すでに映像として市場に出回っているものですが、音だけで聴くのもまた違った味わいがあるというものです。粒揃いの歌手たちの名唱が話題になったもので、イドメネオを当たり役としているアメリカのテノール、カート・ストリートや、国際的な人気を誇るソプラノ、ソニア・ガナッシなど布陣は万全です。(2010/08/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660250-52