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アイルランド系フランス人作曲家オーギュスタ・オルメスは、女性が芸術家として活動することが困難だった19世紀において、音楽に生涯を捧げ、その生き方は多くの人々に賞賛されました。彼女の3楽章からなる交響詩『狂えるロラン』は、愛の狂気で一時的に正気を失う騎士の激しい感情の起伏を、色彩豊かなオーケストラのうねる音で見事に描いており、その卓越した芸術性が光ります。また、神話の人物を生き生きと描く彼女の才能は、愛するペルセウスによって生贄の儀式から救われる魅力的な『アンドロメダ』においても際立っています。その他、3曲の管弦楽作品を収録。マイケル・フランシス指揮、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555593-2 |
オンスロウはオペラ全盛の19世紀前半のパリにあってひたすら器楽曲を書き続けた作曲家で、「フランスのベートーヴェン」とも言われています。シュポアやリースなどとともに、ベートーヴェンの亜流と見なされがちなオンスロウですが、確かに楽聖の影響は強いものの、「けっこうやるじゃん」という交響曲に仕上がっています。第2番の第1楽章は「第9」の第1楽章を思わせるところがありますし、短調でものものしく始まる第4番の序奏など、思わず身を乗り出してしまうほど。第4番の終楽章は「風の動き(ラインの思い出)」と題され、いかにも心地良いそよ風のような曲で、ここだけ浮いた感じもありますが、これはこれで美しい音楽です。(2002/04/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999738-2 |
このアルバムはオンスロウ(1784?-1853)のピアノ三重奏曲全集の締めくくりとなります。オンスロウはフランスの作曲家とされていますが、作品は当時のドイツ風の味わいを持つため、メンデルスゾーンやシューマンが高く評価していました。古典派とロマン派の過渡的な様式を持ち、端正さと劇的な表現力をバランス良く持ち合わせています。曲によっては、驚くほど半音階的なメロディが見られたり、となかなか興味深い作品が多く存在します。第7 番の三重奏曲 Op.20 は1822 年に作曲されましたが、とても技巧的であり、またロマンティックな第1 楽章のアレグロ・エネルジーコを聴いてみると、当時の彼が完全に自由な作風と形式を得たことが分かるのではないでしょうか。(2011/08/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777232-2 |
イングランドの貴族を父に持つフランスの作曲家オンスロウ。古典派とロマン派の過渡期に活躍し、シューマンやメンデルスゾーンに認められ「フランスのベートーヴェン」と呼ばれドイツでも人気を博しました(狩猟時の事故で聴力を失ったことも、その呼び名の由来の一つでしょうか)。多くの作品を残していますがとりわけ室内楽に名作が多く、ここに収録されているピアノ三重奏曲も才知にたけたもので、特にOp.27はオーベルニュの民謡を取り入れた華やかなピアノ・パートがとても魅力的な作品です。(2007/11/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777230-2 |