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CPO: アルバム一覧

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    カイザー:劇音楽集/Die bis in den Tod geliebte Iris (フェルミューレン/カペラ・オルランディ・ブレーメン/イーレンフェルト)

    ドイツ・バロック期に活躍、100曲ほどの歌劇を残したことで知られるラインハルト・カイザー。ヘンデルやテレマンに並ぶ巨匠と絶賛されたものの、死後はほとんど顧みられることなく、21世紀になってようやくその作品が見直され始めた人です。彼はハンブルクを拠点に活動し、歌劇だけではなく「劇音楽=歌を伴わない器楽曲」を作曲しており、このアルバムではこれらの器楽のみの曲と、ソロ・カンタータ、アリアを要所に配し、カイザーの音楽を探っていきます。ほとんどの作品はベルリン州立図書館に所蔵されている未出版の楽譜を用いて演奏されており、研究者にとっても貴重な1枚となることでしょう。(2020/02/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555060-2

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    カイザー:受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」(カントゥス・チューリンギア/カペラ・チューリンギア/クラップロット)

    ドイツ・バロック音楽の作曲家ラインハルト・カイザー。ハンブルクを拠点とし、100曲を超える歌劇で人気を博しました。活躍当時はテレマンに並ぶ人気を誇っていましたが、残念ながら没後は急速に人気を失ってしまい、現在では作品もほとんど演奏されることがありません。この受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」も長い間忘れられていましたが、ようやく復活蘇演されました。台本を書いたフーノルトは4人の福音史家(マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ)の言葉を引用せずに物語を紡ぎ、そこにカイザーが5部の合唱とオーケストラをフルに使った革新的かつ壮大な音楽をつけています。このアルバムでは指揮者クラップロットが1729年の改訂版を用い、オペラを思わせる極めて劇的な演奏を繰り広げています。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555259-2

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    カイザー:モテット「私の偽りの言葉で安心して眠りにつく」/「私たちは全て迷いの中にいく」/祝福された救済への思想(受難の音楽)(カペラ・オルランディ・ブレーメン/イーレンフェルト)

    ラインハルト・カイザーはハンブルクを拠点に活躍したドイツのバロック作曲家です。彼はオペラ作曲家として知られていて、生涯に100曲ほどの作品を書いています。当時は評論家などから高く評価されていたのですが、この時代の常として、死後は長らく忘れ去られてしまっていました。最近ようやく「クロイソス」や「フレデグンダ」などのオペラが上演、録音され、少しづつ復興の兆しが見え始めた人です。オペラの他にもオラトリオや宗教音楽をいくつも残していて、今回のリリースのモテットもなかなか素晴らしい作品です。ヨハン・クリストフ・ローテとはほとんど同じ時期を生きた人ですが、カイザーの作品の対位法などが若干華やかな傾向にあるようです。(2010/04/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999821-2

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    ガイト:ピアノ三重奏曲/ピアノ五重奏曲/チェロ・ソナタ(サラストロ弦楽四重奏団/エレーラ)

    アルゼンチン、ブエノスアイレスに生まれたコンスタンティノ・ガイト(1878-1945)は、イタリア移民であった父からヴァイオリンを学び、その後、フリアン・アギーレからピアノの教えを受けました。政府より奨学金を得て、父の祖国であるイタリアに留学し、22歳までナポリ王立音楽院で学んでいます。その後は、「アルゼンチン音楽の創始者」として活躍し、数多くの作曲家を育て、また自身も多くの作品を残しています。オペラから室内楽、歌曲に至るまで多岐に渡りますが、ここに収録されている室内楽は、1916年から1918年頃に書かれたもので、流麗な表現が魅力的です。ここでピアノを演奏しているエレーラは作曲家の曾孫にあたり、この演奏に際しても「曾祖父に対して最大の敬意を払い、その作品を知ってもらいたい」と意気込みを述べています。(2012/08/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777514-2

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    カヴァッリーニ:クラリネット協奏曲第1番、第2番/変奏曲/幻想曲(ポルゴ/ロストック北ドイツ・フィル/メーズス)

    「クラリネットのパガニーニ」と称されるイタリアのクラリネット奏者カヴァッリーニ(1807-1874)の作品集です。ミラノで生まれ、9歳の時にミラノ音楽院でカルッリに師事、瞬く間に才能を開花されたカヴァリーニ。彼は1824年に卒業後、スカラ座の第1クラリネット奏者に任命され、また各地で演奏旅行を行うなど、ヨーロッパ中にその名声を広めていきました。その後、演奏旅行で訪れたロシアで皇帝に気に入られ、マリインスキー劇場の第1クラリネット奏者に就任します。この時期に上演されたベルディの「運命の力」において、彼の演奏に感銘した作曲家が、第3幕のオープニングに美しいクラリネットのソロ・パートを付け加えたというエピソードもあるほどです。ここで聞けるのは彼の書いた2つのクラリネット協奏曲と、当時流行していたオペラのメロディを用いた幻想曲、そしてロシアで想起された変奏曲です。クラリネットの名手が書いた、本当に美しいクラリネットのための名曲です。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777948-2

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    カウフマン:管弦楽作品集 1 (ブルーミナ/ベルリン放送響/コールマン)

    ボヘミアのカールスバート(当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部)で生まれたウォルター・カウフマンの作品集。ベルリンではフランツ・シュレーカーに学び、学生時代には相対性理論で知られるアルベルト・アインシュタインと親交を結んでいます。卒業時にはマーラーに関する学位論文を提出するも、ナチス支持者の教授に抗議し学位取得を拒否、その後は指揮者ブルーノ・ワルターのアシスタントを務めながら自身の作品の演奏にも携わっています。フランツ・カフカの姪と結婚し、ナチスの迫害から逃れ1934年には家族で亡命、インドのボンベイに移住します。同地ではインドとアジア音楽の研究をする傍らオール・インディア・ラジオのディレクターを務め、同局が放送開始前に流す音楽(インターバル・シグナル)を作曲。またスービン・メータの父メーリ・メータらと共にボンベイ室内楽協会を設立し、一時期はズービンを教えていました。その後イギリス、カナダを経てアメリカに渡り、ダリウス・ミヨーの紹介でインディアナ大学に職を得て、亡くなるまで音楽学を教えました。彼は80曲を超えるオーケストラ曲や、10曲以上の歌劇などを残しましたが、それらは現在ほとんど知られていません。このアルバムでは4つの作品をフィーチャー。インドの旋律を用いたエキゾチックな小品や、ブルーミナが独奏を務めるピアノ協奏曲など、全てが世界初録音です。(2024/04/12 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555631-2

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    カウフマン:宗教作品全集(シッケタンツ/ミュックシュ/シュヴァルツ/フンガー/ベルント/コレギウム・ヴォカーレ・ライプツィヒ/メルセブルガー・ホーフムジーク/シェーンハイト)

    ゲオルク・フリードリヒ・カウフマンはドイツ、テューリンゲン州オストラモンドラで生まれた作曲家。その生涯については不明なことが多いのですが、オルガンの名手であり、パッヘルベルの弟子で後継者となったヨハン・ハインリヒ・ブットシュテットに師事した模様です。その後、ザクセンのメルゼブルクで当時大聖堂のオルガニストを務めていたヨハン・フリードリヒ・アルベルティに師事。アルベルティの退任後は後を継ぎ、メルゼブルクの宮廷音楽家と大聖堂のオルガニストとなって、亡くなるまでこの任を務めたとされています。カウフマンはその職務上、数多くの作品を書いたと考えられますが、現存する作品はごく少なく、宗教的な作品はここに収録されたものがすべて。どれも当時の流行の様式と作曲技法を採り入れ、声楽と器楽を適切に扱って十分な効果をあげる術を心得ていたことが伝わります。カンタータではレチタティーヴォ・アッコンパニャートやオブリガート楽器付きのアリアのように声楽と器楽を巧みに組み合わせた楽曲が多く、また壮麗さを求める場面ではトランペットとティンパニを効果的に使っています。(2023/08/04 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555365-2

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    カウン:交響曲第3番/森の中で(ベルリン放送響/シュトックハンマー)

    ヒューゴ(フーゴ)・カウンは1863年、ベルリン生まれの作曲家。地元で音楽を学んだ後1886年にアメリカ大陸に渡り、当時ドイツ系のコミュニティがあったミルウォーキーに居を構えました。この地で合唱指揮者、作曲家として活動するとともに、音楽学校でも教鞭を執り、多くの後進を育てました。1900年初頭にはドイツに帰国、ベルリンで教職に就きます。その後はベルリンに定住し1912年にはプロイセン芸術アカデミー会員に任命されました。このアルバムにはロングフェローが1855年に発表した叙事詩「ハイアワサの歌」から題材をとった2つの交響詩が収録されています。「ミネハハ」はドヴォルザークの「新世界より」第3楽章のLargoのようにイングリッシュホルンの旋律で始まりますが、すぐにワーグナー風の半音階的な旋律へと移っていきます。「ハイアワサ」は伝説的な英雄をネイティヴ・アメリカンの旋律を用いて描いています。交響曲第3番は1913年に作品。1914年に初演された後人気を博し、プフィッツナーやフルトヴェングラーもこの曲を演奏したとされています。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555572-2

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(ビアンキ/アーロン四重奏団)

    現代では「ギター曲の作曲家」として名前が知られているカステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)。彼は幼いころから音楽の才能に溢れ、9歳で最初のピアノ曲を作曲し19歳でフィレンツェ音楽院のピアノ科を終了、その後作曲科でピツェッティに師事し4年後に卒業資格を得ます。そしてイタリア気鋭の作曲家として次々と作品を発表することとなるのです。この2曲のピアノ五重奏のうち、第1番はイタリアのピアニスト、エルンスト・コンソーロの思い出のために書かれたもので、1932年に作品番号なしで出版されています。第2番は1951年、彼がビバリーヒルズで映画音楽を盛んに作曲していた頃のもので、トスカーナの田舎の思い出が反映された「陽気さと瞑想的な静けさ」を併せ持つ、表情豊かな作品となっています。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777961-2

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    ガスマン:オーボエ四重奏曲&五重奏曲集(レンチェス/ゲルスバッハー/ウィプフラー/ヴァイスタイナー/シーマ/シゲティ四重奏団)

    ボヘミア出身、ドイツで活躍した作曲家レオポルド・ガスマンの室内楽作品集。ボローニャでジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニに師事したとされますが、詳細は分かっていません。イタリアの様式による22作の歌劇をはじめ、数多くの室内楽作品や宗教曲を書き、グルックの後継者としてウィーンに招かれ、1772年には宮廷楽長に任命されています。ガスマンの功績の一つに、1765年、旅行先のヴェネツィアで サリエリの才能を見抜き、ウィーンに連れて行き教育を施したことが挙げられます。現在では彼の歌劇を耳にする機会があまりありませんが、存命中には高い人気がありました。このアルバムに収録された作品中、2つの五重奏曲は大ヒットした歌劇《アモールとプシュケー》からとりわけ人気が高かったアリアを編曲したもの。他の作品も彼を重用した皇帝ヨーゼフ2世のお気に入りでした。これらの美しい響きに富んだ作品に、名手ラヨシュ・レンチェスとその仲間たちが新しい息吹をもたらしています。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555528-2