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バロック時代の初期から最盛期にかけて活躍したドレスデンの作曲家ヴェックマン(1617頃-1674)。彼は、幼少期の頃にシュッツが率いるザクセン宮廷楽団で音楽教育を受け、その後、ヤーコプ・プレトリウスにオルガンを学びました。師であるシュッツがイタリアの様式に影響されたことを受け、彼も当時のイタリア様式を学び、それを自作のオルガン、チェンバロ作品に取り入れ、巧妙で精緻な音楽を書き上げました。ただしその功績は、彼の死とともに忘れられてしまい、バッハの作品と、その周辺の音楽家たちの作品が省みられる19世紀まですっかり埋もれてしまっていたのです。この2枚組には現存するヴェックマンの作品全てが(私家版も含めて)収録されています。今回フランメが演奏したオルガンは長い歴史を誇る教会にあるもので、素朴かつ力強い音色を持つ楽器です。この録音ではその巣晴らしい響きを余すことなく記録し、SACDハイブリッド盤としてお届けいたします。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777873-2 |
cpoレーベルの"北ドイツのバロック・オルガン作品集"は、この第14集が最後から2番目のアルバムとなります。今回は偉大なる作曲家ヒエロニムスを父に持つヤーコプ・プレトリウスの作品と、シャイデマンに教えを受けたジーフェルトの作品、そしてコルトカンプの作品1曲を収録しています。プレトリウスは優れたオルガニストであり、特別な指使いの方式を開発し、それはオルガン奏者が非常にリラックスした姿勢をとることを可能にしたものと言われます。また1633年から1636年にはヴェックマンを教え、強い影響を与えたことでも知られます。ジーフェルトはポーランドのグダニスクで生まれ、オルガニストを志し、スウェーリンクに教えを請うため、21歳の時にアムステルダムにやってきます。そこでメルヒオール・シルトとともに学び、オルガニストとなりましたが、生来の気性の激しさのため各地で騒動を起こし、なかなか一つの地に落ち着くことはなかったようです。その作品には師であるスウェーリンクの影響が感じられます。コルトカンプの作品はこれ1曲が残されているのみですが、北ドイツのオルガンを語る上では決して外せない重要な作品です。フランメは2台のオルガンを弾き分け、作品の特徴を存分に活かしています。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777959-2 |
ドイツで生まれベルリンで学び、音楽をマックス・ブルッフに師事、ベルリンの地方劇場の合唱指揮者を経て作曲家として名声を確立したキュンネッケ。最初のうちは劇音楽を書いていましたが、第一次世界大戦後に務めた劇場で、オペレッタに目覚め、以降は代表作《どこかのいとこ》を始めとしたオペレッタの作曲に生涯を捧げました。しかし、このアルバムに収録されているのは、1920年代を席捲したジャズの影響が感じられる「ピアノ協奏曲」、ブラームスやレーガーの伝統を受け継いだ「セレナード」、ジプシーのメロディを効果的に取り入れた「ツィゴイネルワイゼン」の3曲。どれも「オペレッタ作曲家ではないキュンネッケ」に焦点が当てられています。(2017/07/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555015-2 |
「通」な人は、フィンランドのキルピネンの歌曲が良いなどと言います。んなこと言われても、録音はフィンランドのレーベル位しか出してないし、どう判断すればいいの?という貴方を助けるのが何故かCPO。この歌曲集は全64曲の民俗伝承歌曲で、なるほど、これは良いです。民族楽器カンテレを模したピアノパートも面白いし、和声にも独自性があり(JAPANしてる曲も)、歌手も時には地声を使いと、北欧勢の中でも、いい味出してる作曲家なのは確かです。貴方も当盤を持って、歌曲の「通」の仲間入りをしましょう。(2000/02/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999575-2 |
ボヘミア出身の作曲家アダルベルト・ギロヴェッツのフルート四重奏曲集。父親から音楽の教育を受け、プラハでは法学を学び、不動産の管理人として働くうちに、雇い主のフランツ・フォン・フュンフキルヒェン伯爵に楽才を認められ宮廷楽団で演奏するという変わった経歴を持っています。その後はヨーロッパを演奏して巡り、ハイドンやモーツァルトの音楽に影響を受けた作品を書き上げ名を広めました。フランス革命時にはイギリスに向かい、ここでハイドンと邂逅、補佐を務めるという栄誉に浴し、その後ウィーンに定住。数多くの舞台音楽を遺しています。ここに収録されたフルート四重奏曲はどれも演奏時間20分余りの充実した規模をもつもの。全て急緩急の3楽章で書かれ、各声部にヴィルトゥオーゾ的な見せ場があります。アルディンゲロ・アンサンブルは古典派からロマン派の室内楽に取り組むグループで、特にハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同時代の作曲家の紹介に努めています。フルートを吹くカール・カイザーはフライブルク・バロック・オーケストラやラ・スタジョーネ・クランクフルトのメンバーとしても活躍する大ベテラン。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555435-2 |
このアルバムには、1663年10月10日に聖ゲレオン大聖堂の祝祭式典で演奏された「荘厳ミサ」の再現演奏が収録されています。イオアンネス・クーシャンという人物がケルンの人々のために大聖堂から委嘱を受けて作曲しましたが、その作曲者については手がかりがなく、経歴も一切不明です。楽譜はフランス国立図書館に保管されており、これは1687年にストラスブール大聖堂の聖職者となったセバスチャン・ド・ブロサールが自身で収集していた楽譜を同図書館に寄贈した中に含まれていたもので、恐らくクーシャンはストラスブール大聖堂と何らかの関わりがあったのではないかと推測されています。ケルンを拠点とするジョスカン・カペラは、2024年に迎える創立30周年の大きなイベントとして、この謎めいた作品を取り上げることに決めました。ミサ曲は声楽6名と器楽8名の編成でヴァイオリンやトランペットも加わる華やかな音楽。聖歌部分は男声5名のア・カペラで歌われます。更に同時代のヨハン・ヤーコプ・フローベルガーによるオルガン曲を挿入、壮大な響きを持つ典礼音楽として全体を聴かせます。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555669-2 |
(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999760-2 |