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CPO: アルバム一覧

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    カールマン:歌曲集(コヴァーチ/コロンディ/シュタム)

    (2005/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777059-2

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    カールマン:喜歌劇「皇后ジョセフィーヌ」(ポートマン/シャーマッハー/バート・イシュル・レハール祝祭合唱団/フランツ・レハール管/ブルケルト)

    オーストリアで活躍する演劇ディレクター、ミヒャエル・ラクナー。2004年から務めていたバート・イシュルの“レハール音楽祭”の監督を2017年で辞任するにあたり、最後の演目として選んだのがカールマンの《皇后ジョセフィーヌ》でした。1936年にチューリヒで初演されたこの喜歌劇は、実在の女性ジョセフィーヌ・ボアルネが主人公。若くて美しい未亡人ジョセフィーヌが占い師から「あなたは皇后になる」という予言を受けてから、ナポレオンと出会い、紆余曲折を経て皇后になるまでの物語をカールマンは美しい音楽で描いています。もともとこの作品は、カールマンの亡命先であるニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演する予定でしたが、主役を歌う予定の歌手が事故死してしまい、代役が見つからず、その希望は絶たれ、作品は忘れ去られてしまいました。今回の演奏はカールマンの音楽が持つ哀愁や深みも含めた感動的な演奏が繰り広げられています。(2018/10/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555136-2

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    カールマン:喜歌劇「ジプシーの王様」(ミュンヘン放送管/フロール)

    (2005/03/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777058-2

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    カールマン:喜歌劇「伯爵夫人マリツァ」(ホルネ/モンタツェーリ/トイシャー/トレガンツァ/ミュンヘン放送管/タイス)

    田舎で暮らす伯爵令嬢マリツァの領地を守っているのはテレクと名乗る没落貴族タシロ。彼は妹リーザのために必死に持参金を稼いでいます。ある日、婚約を決めたというマリツァが戻ってきますが、実はそれは作り話。架空の人物「コロマン・ジュパン男爵」と婚約をするという名目で他の男たちから逃げたかっただけなのですが、そこに現れたのは実在のコロマン・ジュパン男爵。そしてタシロの前にはマリツァの友人としてリーザが現れます。召使の身分を妹に知られたくないタシロは憂鬱な気分を収めるために庭で素晴らしいチャールダーシュを歌い…数々の名旋律で彩られたカールマンの《伯爵夫人マリツァ》の物語は、現在のドイツ語圏を中心に上演回数の高い作品として知られています。とりわけミュンヘン放送管弦楽団は長年にわたり、この作品を採り上げていますが、今回この曲を指揮したのはオペレッタ上演に実績のあるエルンスト・タイス。各地で活躍する名歌手を揃え、万全の演奏を聴かせます。ジュバン男爵とボツェーナ伯爵夫人の二役を演じるジェフリー・トレガンツァの歌声も聴きどころです。(2021/10/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777399-2

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    カールマン:喜歌劇「バヤデール」(ダウム/トロスト/フォンドゥング/ゲンツ/ケルン放送合唱団&管弦楽団/ボニング)

    1921年12月23日にウィーンで初演されたカールマンのオペレッタ《バヤデール》。その数ヶ月後の1922年2月18日にはベルリンでも上演されるなど大成功を収めた演目です。バヤデールとは「インドの踊り子」の意味で作品全編には、カールマンの特色ともいえるハンガリーの民俗音楽と、ウィーンのワルツが見事に融合した独特の雰囲気に加え、いかにもインドを思わせるエキゾチックな響きも漂っています。内容は、歌姫オデットに片思いしたインドの王子ラジャミが、彼の友人ナポレオンと催眠術の助けを借りて、オデットの気を引くという物語。ナポレオンの恋人マリエッテとのエピソードも交えながら、最後はハッピーエンドで幕を閉じます。ライナー・トロストをはじめとした名歌手たちの軽妙な歌唱とともに、重鎮リチャード・ボニングが奏でる流麗な音楽も聴きものです。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777982-2

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    カールマン:喜歌劇「謝肉祭の精」(シュノール/プロハスカ/ツァイントル/ミュンヘン・ゲルトナープラッツ劇場合唱団&管弦楽団/ブラントシュテッター)

    1915年ブダペストで初演された《Zsuzsi kisasszony=ミス・スージー》はカールマンのハンガリー語による3幕オペレッタ。作品は大成功を収め、その翌年にはブロードウェイで《Miss Springtime》として英語版に改訂上演。またもや大成功を収めました。これを受けて、もともとの原作である《Zsuzsi kisasszony》にドイツの台本作家ヴィルナーとエスターライヒャーがドイツ語の台本を作成しウィーンとベルリンで上演。1931年にはハンス・シュタインホフの監督で映画も制作されるなど、広く人気を獲得した作品です。物語の中心となるのは画家ヴィクトル・ロナイ。謝肉祭の日に彼が開催した祝賀会で出会った美しい女性。ヴィクトルは素性のわからない女性を「謝肉祭の精」と呼び、その姿を絵に描きとめましたが、実は彼女は高貴な身分で、すでに婚約者もいて・・・。よくある話ですが、カールマンは美しくほろ苦い音楽をつけ、物語に花を添えています。注目のテノール、ダニエル・プロハスカの美しい声が聴きどころです。(2019/03/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555147-2

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    カーン:ヴァイオリンとピアノのための作品集(ヴァハラ/トリンドル)

    リヒャルト・シュトラウスと同時期に活躍しながらも、その作風はかなり穏健であるとされるマンハイム生まれの作曲家、ロベルト・カーン(1865-1951)。確かにここに収録された作品はどれも調性がしっかりと感じられ、時にはブラームス風の端正さをも備えています。しかし、カーンはユダヤの血を引いていたため「退廃音楽である」とナチスによって作曲活動を禁じられてしまいます。そこで、1938年にイギリスに移住し、この地で数多くの作品を生み出すこととなります。そんな彼の作品のほとんどは出版されることもなく忘れられていましたが、最近になってようやく少しずつ復興の兆しが見えてきました。このヴァイオリン・ソナタも自筆稿からそのまま演奏されるなど、まだまだ出版、研究の余地のある作曲家、まずはこの2枚組を聞いてみてください。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777785-2

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    カーン/ダンディ:クラリネット三重奏曲集(バワンディ・トリオ)

    ハンブルク州立歌劇場とハンブルク・フィルのクラリネット奏者Patrick Hollichを中心に結成されたトリオ「Bawandi」のデビュー盤。とりあげたのはブラームスに高く評価されたロベルト・カーンと、セザール・フランクの後継者と目されたヴァンサン・ダンディの2人のクラリネット三重奏曲。名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに捧げられ、彼によって演奏されたカーンの三重奏曲、師フランク譲りの循環形式を採り入れたダンディの三重奏曲、どちらも現在ではほとんど演奏される機会がありませんが、今回、若き奏者たちの新たな視点でこれらの作品がよみがえります。(2023/04/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555596-2

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    カーン:チェロ・ソナタ第1番、第2番/チェロとピアノのための3つの小品(テデーン/トリンドル)

    ドイツ、マンハイム生まれの作曲家ロベルト・カーン。ユダヤ系であったため、晩年はナチス政権により作品の演奏を禁じられてしまい、忘れられた存在になってしまいましたが、最近、作品の演奏機会が増えてきました。ほぼリヒャルト・シュトラウスと同世代でありながら、その作風は穏健であり、彼が薫陶を受けたブラームスの影響が色濃く感じられます。とりわけチェロのための作品はその傾向が顕著であり、このアルバムに収録された3つの作品は内省的な雰囲気を湛えるとともに、ブラームス作品に匹敵する高い完成度を誇っています。また「3つの小品」はシューマン風であり、カーンがいかにこの時代の作風を愛していたかがうかがい知れます。テデーンとトリンドル、2人の名手が表現力豊かに演奏、作品の魅力を伝えます。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555139-2

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    カイザー:歌劇「ポモナ」(ヒルシュ/カペラ・オルランディ・ブレーメン/イーレンフェルト)

    ドイツ、バロック時代の作曲家カイザー(1674-1739)は主に歌劇の作曲家として、ハンブルクを拠点に活躍しました。約100曲の歌劇作品は当時は高い人気を誇ったものの、やがてそのほとんどが忘れられてしまい、20世紀の終わり近くになって、バロック音楽の復興とともにようやく人気が再燃。いくつかの歌劇も蘇演されています。この歌劇を含めた4つの作品はデンマーク王室に捧げられたもので、「神々の長を決めるためのコンテストが行われ、ジュピターが選ばれる」までのお話ですが、ここには素晴らしい音楽と詩があり、当時の聴衆たちの嗜好も伺われる作品です。カペラ・オルランディ・ブレーメンとイーレンフェルトによる颯爽とした演奏は、この忘れられた歌劇に新しい命を与えています。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777659-2