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既出盤が世界の音楽ジャーナリスト絶賛の、「スウェーデンのモーツァルト」クラウスの交響曲全集、第3集は何と全曲短調、ただならぬ雰囲気が漂います。中でも特異なのが、快速楽章が無い「葬送交響曲」で、友人でもあった国王グスタフ三世の暗殺(作曲者も同じ年に没)への悲嘆の叫びとなりました。本家モーツァルトが大嫌いだった調性の嬰ハ短調を用いたベートーヴェン的世界の創出、序曲ニ短調9での押しの強いフーガの展開、ホ短調のフィナーレ12での一気呵成のたたみかけ、まさに本物の才能です。交響曲ファンの貴方には、一日でも早くクラウスを知っていただきたいのです。(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554777 |
ハイドンやモーツァルトと同時代に活躍したクラウスは、所謂「疾風怒濤」様式により、なかなかにドラマティックな作品を残しています。例えばヘ長調の交響曲の第1楽章などに見られる、目まぐるしい転調などは素晴らしい効果を上げています。また、ディスク両端に置かれたシンフォニアと行進曲は、スウェーデン王グスタブ3世が、戦意高揚キャンペーンの一環としてクラウスに作曲を依頼した、いわばプロパガンダ音楽ですが、その色彩的・祝祭的な響きは楽しいものです。特にフーガの手法を大々的に取り入れた前者は威風堂々たる仕上がりで、その使命を存分に果たしているといえましょう。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555305 |
生きた時代がモーツァルトとほぼ重なり、若い頃はドイツで音楽を学んだ経験のある、「スウェーデンのモーツァルト」クラウス。オペラで活躍した彼は6つの異なる言語による歌曲を残しましたが、当盤は中でもドイツ語テキストを使用した26曲を全て収録しました。クラウディウスなど、シューマンやシューベルトら、ドイツ・ロマン派の作曲家たちも曲を付けた詩人が含まれます。大作曲家たちの二番煎じに終わっているのかと思いきや、さにあらず。コミカルな「めんどり」、デュエットの楽しさに満ちた「ハンスとハンネ」など、独自の個性の輝きを見せます。短い諺による「健康」のデュエットで、終わりよければ全て良し。2人の歌手の演奏が作品にぴったりで、これは名演です。(2006/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557452 |
最近、指揮者スンドクヴィストが積極的に取り上げているのがこのクラウスの作品集。モーツァルトと同じ年にドイツで生まれたものの、スウェーデンで活動したという変わり種で、彼の色彩豊かな管弦楽法を駆使したドラマティックな音楽は本当に魅力的です。それを聴いたハイドンが心の底から驚愕し「私の知る天才は、モーツァルトとクラウスの2人である」と宣言したほどです。ここに収録された劇音楽はまさにクラウスの真骨頂。交響曲には舞曲を含めなかった彼の「別の顔」が見えてくるでしょうか。(2007/12/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557498 |
ドイツに生まれ、スウェーデンで活躍し、36歳の若さで世を去ったクラウスは、それほど多くのピアノ曲を作曲しませんでしたし、今日まで残っているのは、このCD1枚分という少なさです。しかしそのクオリティーはなかなかのものといえましょう。同時代人であるハイドン、あるいはモーツァルトに通ずる作風ですが、より可憐さが前面に出ているようにも感じられます。例えば「スケルツォと変奏」、冒頭に提示される単純なテーマ主題の簡潔美は、愛くるしいほどといってよいしょう。一方その後に続く12の変奏は多彩で豊かな機知と技巧を示し、この作曲家の持つボキャブラリーの豊富さが表れています。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555771 |
バッハと同時代の作曲家、グラウプナーはハープシコードの名手でした。彼は1723年に(バッハをさしおいて)トーマス教会のカントル職に選任されたのですが、彼の主君が手放さなかったため、その職はバッハのものになったと言われています。作曲家としては11の歌劇や100曲を超えるシンフォニアなど多数の作品を書きましたが、その多くは忘れ去られてしまいました。とはいえ、ここで聴ける壮大なる作品、とりわけ派手なチャコーナは多くの鍵盤作品の中でも最も素晴らしいものの一つです。(2008/10/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570459 |
フランス出身のギタリスト・アレンジャー、クリストフェ・デジュール。過去にリリースされたギター・トリオのための「アルベニス:「イベリア」(8.557064)とグラナドス:作品集(8.557709)は、演奏するトリオ・カンパネッラの妙技も相俟って、高い評価を受けています。今作では、デジュール自身が編曲したジェズアルド、バッハ、ベルク、バルトークの4つの作品を演奏。バッハのフーガでの見事な対位法の扱いや、バルトークの活発なリズム処理など、ギター演奏の可能性を極限まで押し広げた素晴らしいアレンジと技巧を披露しました。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574259 |
ベニー・グッドマンやアーティ・ショウを始めとしたジャズ・プレイヤーからもこよなく愛される楽器『クラリネット』。1700年頃にドイツの楽器製作者J.C.デンナーがフランスの古楽器「シャリュモー」を改造して作ったとされていますが、正確な製作年代はわかっていません。しかしそのまろやかで魅力的な音色はモーツァルトを始めとした作曲家たちに愛されたことで、数多くの名作が生まれました。このアルバムには古典派からロマン派にかけての名作の聴きどころばかりを収録。モーツァルトの友人、シュタッドラー等、当時の名手たちの見事な技術も伺える技巧的な作品の数々をじっくりとお楽しみください。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578174 |