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Naxos: アルバム一覧

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    グラズノフ:管弦楽作品集 17 - 組曲「ショピニアーナ」/ギリシャの主題による序曲(モスクワ響/ジヴァ)

    大好評の当シリーズ、本巻はやや「珍なる味わい」を持った一枚となっています。まずは何といっても「勝利の行進曲」、「権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた」のメロディーを主題としてしまった宿命で、テンション高く盛り上がれば盛り上がるほど、耳からは聴こえない歌詞が脳内で自然に湧き出し、思わず顔面の筋肉がほころんでしまいます。その名の通りショパンのピアノ曲を管弦楽仕立てにしてしまった「ショピニアーナ」(バレエ曲「レ・シルフィード」の原型)も、オーケストレーションとしては絶妙ですが、原曲の性格がやや過剰に強調されたきらいがあるところが、なんとも微笑ましいところです。(2003/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555048

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    グラズノフ:管弦楽作品集 18 - 仮面舞踏会/2つの性格的小品/ロマンティックな間奏曲(ロシア・フィル/ヤブロンスキー)

    最近は仮面舞踏会というと、ハチャトゥリアンの曲ばかりが有名になってますが、このグラズノフの作品も同じミハイル・レールモントフの作品を題材にしています。グラズノフはこの曲を1912~13年に作曲し1917年に初演しました。しかし当時はこの題材が「風紀を乱す」とされ30年もの間上演禁止となってしまいました。ハチャトゥリアンが同じ題材に作曲したのは1941年。その頃にはグラズノフの作品は古くなってしまったのかも知れません。とは言うものの、ハチャトゥリアンのように直截的な悲劇性を感じさせることはありませんが、人の心に潜む狂気は存分に描き出されている秀逸な曲集です。(2009/09/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570211

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    グラズノフ:管弦楽作品集 19 - バレエ音楽「恋愛合戦」(ヤシ・モルドバ・フィル/アンドレースク)

    MARCO POLOで発売時、大変な話題となったグラズノフの秘曲がついにNAXOSに登場します。この1900年に初演されたバレエ「恋愛合戦(別題…女の試み)」は、公爵家の娘イザベラが、婚約者の真の愛を確かめるために、小間使いに変装し誘惑するというお話。付された音楽は重厚なロシア風味ではあるものの、徹底的にフランスのロココ調を模しているという面白い作品です。この精緻な総譜は、グラズノフの師であるリムスキー・コルサコフにも称賛されました。ワルツを始めとした美しいメロディが満載。もっと多くの方に聴いて欲しい隠れた名曲です。(2010/03/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572447

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    グラズノフ:5つのノヴェレッテ/弦楽五重奏曲(ファイン・アーツ四重奏団)

    グラズノフは弦楽四重奏編成による「弦楽四重奏曲○×番でない」楽曲を多く作曲しました、「5つのノヴェレッテ」はそういった分野の代表作です。全体に嬉遊性が前面に出ており、民族的なタイトルを持つ楽章も、サロン風にそういった雰囲気を模した、楽しい音楽となっています。ヴィオラではなくチェロを2本にした編成による弦楽五重奏曲は通常の四楽章形式による作品ですが、こちらも夢見るように美しい音楽です。どこをとってみても上質なのですが、第3楽章の最終部分は極めつけといえましょう。憧憬に満ちたような音色でハーモニクスが静かに響くのですが、この特殊奏法の最も見事な活用例の一つといえましょう。(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570256

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    ベスト・オブ・グラズノフ

    ナクソスの誇るグラズノフ・管弦楽曲全集から絞りに絞って、厳選したハイライト集です。伸びやかで自然なメロディーとハーモニー、実に巧みなオーケストレーション、ほどよい哀愁味とロシア臭、まさに万人の耳にとって優しく響く音楽ばかりです。「四季」「バレエの情景」「ライモンダ」での舞曲の躍動感と楽しさ(特にワルツ系は絶品!)、交響曲の緩徐楽章のやるせないような美しさなど本当にどれをとっても納得の出来映えといえましょう。またややマイナーな作品ですが、「吟遊詩人の歌」に聴くチェロの雄弁な歌、管楽器の絶妙な絡み合いは感動の一言! ロマンティックなロシア音楽を愛好する方には絶対おススメの逸品です。(2000/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556687

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    グラティアーニ:オラトリオ「アダエ(アダム)」/フィッリ・プロディージ/5つのモテット(コンソルティウム・カリッシミ/コモー)

    17世紀頃、ローマ・カトリックの教会では毎週新しい典礼音楽が演奏されていました。いくつかの声部と楽器を伴う曲は、複雑な書法で書かれ、演奏もかなり困難なものであったことは間違いありません。そのため、これらを演奏するための練習用として小規模なモテットが多く書かれたのです。グラツィアーニ(1604-1674)はミラノで生まれた作曲家で、1646年にイエズス会の母体ジェス教会の関連教会セミナリオ・ロマーノの楽長に就任、オルガンを弾きながら合唱団を指揮、多くの作品を書き残しました。彼の作品は、同時期に活躍したカリッシミのものと似ていますが、それはグラツィアーニが5歳のときに、カリッシミの住むマリーノに移住したことも影響しているかもしれません(2000人ほどの小さな町の同年代の音楽を志す少年たちは、恐らくお互いに影響しあったことでしょう)。このアルバムでは、前述のような小さなモテットと、これまで存在が確認されていなかった2つのオラトリオを聴くことができます。コンソルティウム・カリッシミによる、この「隠れたバロック作曲家」の演奏は、この時代の音楽を愛する人にとってまたとない贈り物になることは間違いありません。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573256

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    グラティアーニ:カンタータ集(コンソルティウム・カリッシミ/コモー)

    同じくグラツィアーニのオラトリオ「アダエ」(8.573256)で見事な演奏を聞かせたコンソルティウム・カリッシミ。今回もグラツィアーニのカンタータ集をお届けいたします。ミラノ生まれのグラツィアーニは1646年にイエズス会の母体ジェス教会の関連教会セミナリオ・ロマーノの楽長に就任し、多くの作品を残しました。彼は数多くのカンタータを書いていますが、まだまだその生涯や作品の研究は成し遂げられてはいません。この曲集は彼の死後、兄弟によって1678年に出版され、ローマの図書館に保存されていたものです。クリスマスのための音楽から哲学的な言葉まで、様々なテキストが含まれていて、当時のローマで好まれていた音楽を伺いしることができる貴重なものです。生き生きとした歌からは、当時の人々の宗教心や生活をうかがい知ることができそうです。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573257

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    グラナドス:12のスペイン舞曲(トレス=パルド)

    スペインの名匠グラナドスは自身優れたピアニストでもありましたが、12のスペイン舞曲では複雑な技巧を用いることを避け、洗練され引き締まった筆致で、民族的素材を骨太に活かすことに成功しています。弦楽器などの編曲で耳にすることが多い「アンダルーサ」も、ここでは一層素朴で力強い味わいがあります。その他にも「オリエンタル」で歌われるメロディーの切々とした魅力など、聴きどころは色々とありますが、13トラック目の隠し玉、知られざる遺作作品の「習作」は、一撃必殺の魅力曲です。簡素な伴奏音型と精妙な和声に支えられた旋律が醸し出す、たまらない美しさを是非お試し下さい。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554313

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    グラナドス:12のスペイン舞曲/詩的な情景(クラフト/ラズモフスキー・シンフォニア/ブレイナー)

    スペインの陸軍将校の息子として生まれたグラナドスは、まずバルセロナで音楽を学び、やがてパリに行きますが、当時パリ音楽院では外国人の入学を認めていなかったため、音楽院の教授であるシャルル・ベリオにピアノを私淑し、その才能を磨いたのです。1889年にスペインに戻り、多くのピアノ曲や、ゴヤの絵画からインスピレーションを受けた「ゴイェスカス」で人気を博します。この「ゴイェスカス」はニューヨークのメトロポリタン歌劇場で初演され、これに立ち会ったグラナドスですが、その帰国の途上、乗っていた客船「サセックス」がドイツ海軍の魚雷攻撃に遭い沈没、彼も巻き添えで命を落としてしまいました。「一旦は救護船に乗ったグラナドスですが、波間に妻の姿を認め、また海に戻っていった」という説が濃厚ですが、体に巻きつけていたマネーベルトが重過ぎて沈んでしまったという噂も流布しており、真相はわかっていません。彼の作品はスペインの民俗音楽に根ざしながらも、常にロマンティックな作風を持っています。とりわけ人気が高いのが一連のピアノ曲で、これらは様々な形で編曲され愛奏されています。ここでは名アレンジャー、ピーター・ブレイナーがギターと管弦楽曲のためにアレンジしたものを聞くことができます。ギターの響きが哀愁を誘う見事な音楽となっています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553037

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    グラナドス:歌劇「カルメル派のマリア」(ヴェロネーゼ/スアステ/ウェックスフォード・フェスティバル・オペラ合唱団/ベラルーシ国立フィル/ブラガド=ダルマン)

    水不足に悩む村に住む貧しい農民ペンチョと、彼のライバルの裕福なハビエル。この2人がペンチョの恋人であるマリアを巡って三角関係になり、周囲の人々を巻き込みながら諍いを引き起こします。グラナドス(1867-1916)の舞台作品の中で、最初に成功を収めたのがこの《カルメル派のマリア》です。資料によっては"サルスエラ"にも分類されるこの歌劇は、1898年に初演され絶賛されました。しかしその翌年、バルセロナのティボリ劇場で上演された時は聴衆から猛反発を受け、そのまま劇場のレパートリーから消え、いつしか作品そのものが忘れられてしまい、このブラガド=ダルマンが蘇演するまでは上演の機会はほとんどありませんでした。とはいえ、初演当時の批評家たちは、まるでワーグナ一作品のような重厚な響きと精微なオーケストレーション、抒情的な旋律を讃え、また、当時の女王マリア・クリスティナはグラナドスに勲章を授けたほど。一聴に値する力作です。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660144-45