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「スペインのショパン」などと形容されることもあるにもかかわらず、グラナドスのピアノ曲の演奏頻度は、「ゴイェスカス」のようなごく一部の作品に偏っていて、ほとんど知られずに眠っているものが数多くあります。当盤の収録曲は、まさにそんな知られざる作品たち、いずれも演奏時間が数分の小規模なもので、技巧的にも簡素さが目立つものが多いといえましょう。派手な演奏効果がない分、作曲者の自然な感情が吐露されている感があり、しみじみとした味わいの深さには特筆すべきものがあります。4曲からなる「恋文」もそのよい例ですが、作曲者のフィアンセに捧げられた作品であるということでも、注目されます。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557141 |
スペインを代表する作曲家、グラナドスのピアノ作品を俯瞰する本シリーズ、当盤では通常ほとんど演奏されることのない、習作期のものともいえる若書きの作品の数々を、多くの世界初録音を含めてお送りします。後年の名高い作品で聴くことができる濃厚なスペイン情緒はあまり感じられず、ロマン派的「サロン風小品」といった風情のものがほとんどなのも、むしろ興味深いことといえましょう。中でも「旋律のアルバム」(パリ滞在中に書き留められた小品集)は、その多彩な内容には驚かされるほどで、ベートーヴェンのソナタ、ショパンの前奏曲やワーグナーの「トリスタン」の一節をもじった曲も登場します。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557142 |
NAXOS屈指のラテン系ピアニスト、リーヴァによるグラナドスのピアノ作品集の第1集です。NAXOSにはローサ・トレス・バルドによるスペイン舞曲集の録音が既にありますが(8.554313)、やはりここは、他の作品のほとんどを演奏しているリーヴァで聴きたいと思う人が多いはず。もちろん期待に違わぬ鮮やかな切り口でこの魅力的な小品集を聴かせてくれます。通常と違う曲順にもドキドキしてしまいます。マスネ、サン=サーンス、グリーグ、キュイら大作曲家たちが絶賛したという魅力あふれる小さな曲たち。どの曲もスペインの熱き風を運んでくるようです。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572313 |
ファリャ、グラナドスと並ぶスペイン近代の大作曲家グラナドスは、その生涯に(あまり知られていませんが)室内楽を1ダース程度書いています。ここではその中からピアノ三重奏曲およびピアノ五重奏曲をお届けいたします。彼の作風は「新しいロマン派」とも呼べるもので、この1984年頃から書き始められた2つの室内楽作品も、温和で美しい曲調に終始します。柔らかい分散和音で始まるピアノ三重奏は、彼が愛したムーア風やハンガリー風のメロディを織り込みながらも、全体的にはサロン風の優しい音楽が展開されていきます。第3楽章の「デュエット」での抒情的な味わいは、シューベルト風ですらあります。ピアノ五重奏曲は緊張感に満ちた音楽で、こちらもやはりエキゾチックな雰囲気を持っていますが、やはり全体的にはロマンティック。第2楽章の鄙びた佇まいが心を捉えます。「ゴィエスカス」からの間奏曲は、カサドによる編曲版で、こちらは心行くまで「スペイン風」の音楽を楽しめます。(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572262 |
2003年3月に録音されたモンテシノスのNAXOSデビュー盤から早や8年。当時も「上品な柔軟性」と「完璧な技術」が高く評価されたのですが、このアルバムでは更に深化した彼女の音楽性を感じることができます。幾つものコンクールで上位に入賞、2010年には有名なミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギターコンクールの優勝者となりました。アルバムの冒頭から炸裂する力強い音色は、本当に只者ではありません。グラナドス、リョベート、ロドリーゴなど鉄板のレパートリーを次々と弾きこなしていきますが、要所要所にこぼれ落ちるほどの抒情性も感じさせてくれます。次々と登場する名ギタリストたちの中でも、一際輝く存在となることは間違いありません。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572843 |
2018年に開催された「ハエン国際ピアノ・コンクール」の優勝者キム・ホンギ。1991年韓国生まれの彼は、これまでにも数多くのコンクールに出場、優秀な成績を収めています。「ハエン国際ピアノ・コンクール」は1956年からスペインで開催されている歴史あるコンクール。1970年代に国際コンクールとなり、レベルの高い戦いを勝ち抜いた優勝者は、すぐさま世界中での活躍を約束されています。予選曲目には、必ず新作が委嘱されることでも知られており、2018年の課題曲にはスペインの現代作曲家サンチェス=ベルドゥの「鏡の庭」が用意され、各コンテスタントが腕を競いました。ホンギは優勝記念のアルバムのために「鏡の庭」を含む様々な作品を周到に用意し、瞑想的なヴァインのソナタの美しさを紹介するなど、自身の才能を存分に披露しています。なかでもシューマンは彼が最も得意とする作曲家で、最後に置かれた五重奏曲での伸び伸びとした演奏は、聴き手の耳を魅了します。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574232 |
貴方はストラヴィンスキーやラヴェルの色彩的な管弦楽曲がお好きですか?そして20世紀フィンランドが生んだクラミ(決して有名ではありません)をご存知でしたか?音楽環境ゼロの田舎に生まれながら作曲家になったこの苦労人をご存知なければ、この機会に是非ナクソス価格でお聴き下さい。現代音楽にありがちな晦渋さは皆無だし、鑑賞の予備知識も不要。こんなに耳にビンビンくる音楽がシベリウスの後の世代から生まれていたのです。ラヴェルの「ボレロ」のテーマを真似ちゃった13は特に興味津々。昨今うなぎのぼりの評価を受けるフィンランドの地方オケの演奏で。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553757 |