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ドイツの偉大な詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。彼の詩は彼の時代から現代に至るまで、数多くの歌曲に用いられています。この「ゲーテ・プロジェクト」と題されたアルバムでは、ソプラノのウーテ・ツィーマーとピアノの今井寛子がゲーテの詩による歌曲を演奏。シューマンやグリーグ、ヴォルフらの良く知られた歌から、このアルバムのために書かれたクレンツルの「3つのゲーテの歌」など世界初録音を含む20~21世紀の歌まで、ゲーテの詩に魅了された作曲家たちによる歌曲を楽しめます。【ウーテ・ツィーマー】ウィーン国立音楽大学で学び、2003年からはエリザベート・シュヴァルツコップから個人的な指導を受け、2006年にシュヴァルツコップが亡くなるまでに多くの歌曲やオペラの教えを受ける。2006年ヨハネス・ブラームス国際歌曲コンクール第1位を受賞したほか、多くのコンクールに入賞、現代作曲家の作品の初演やテレビ番組制作にも協力、幅広く活躍するソプラノ歌手。【今井寛子】幼少期をペルーで過ごし、リマでピアノの手ほどきを受ける。日本に帰国後は国立音楽大学を卒業後、1997年からオーストリア、ウィーンに在住。ウィーン国立音大大学院ピアノ演奏科卒業、日本演奏連盟主催による東京文化会館でのデビューリサイタルをはじめ、ベルリン・フィルハーモニーホールでベルリン交響楽団のソリストとして数回演奏。現在はウィーンやイタリアでのコンサートに定期的に出演するとともに、熱心な指導者としても活躍中。(2022/06/24 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99246 |
ウィーン古典派のピアノ音楽の隆盛と密接に結びついていたのが、フォルテピアノの音域、音量、音色などの機能拡大で、中でもヴァルター(ワルター)、シュトライヒャー、シャンツの楽器が高く評価されていました。ここではヨハン・シャンツが1790年頃に制作したフォルテピアノのオリジナルを用いて、その楽器を高く評価していたハイドンとコジェルフの作品を収録しています。この楽器は1939年に個人のコレクションからウィーンの美術史美術館に寄贈されたもので、2009年にレストアされて演奏に用いることができるようになりました。リチャード・フラーはアメリカ生まれで、ウィーンに拠点を移して30年以上となるベテランの演奏家にして研究者。作品の様式も楽器の機能も熟した彼の演奏で、往時の響きに思いをはせてください。コジェルフの2作品で美しい歌声を披露するのはウィーン出身のカロリーネ・ピルツ。(2024/07/26 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99299 |
「オデッセイ」と題されたこのアルバムでは、ヴァイオリニストのコシマ・スレーズ・ラリヴィエールと、ピアニスト、フィリップ・ショイヒャーが、まるで伝説の世界を巡るような旅へと誘います。冒頭のシマノフスキの「神話」はギリシャ神話を題材にした作品で、続くヒンデミットのヴァイオリン・ソナタは、印象主義と古典的な音楽語法が融合。コリリアーノのヴァイオリン・ソナタは抒情的な雰囲気の中、複雑なリズムが光ります。最後はケヴィン・プッツの美しい「アリア」で締めくくられます。コシマ・スレーズ・ラリヴィエールは、メニューイン音楽学校やハノーファー音楽演劇メディア大学で研鑽を積んだ奏者。ヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクール入賞やバルトーク国際コンクール第1位など、多くの賞を受賞経験を持ち、これまでコンセルトヘボウやウィグモア・ホールなど世界各地で演奏、現代曲や室内楽にも力を注ぎ、兄であるヴィオラ奏者サオ・スレーズ・ラリヴィエールとの共演も頻繁に行っています。(2025/03/14 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99338 |
ハンガリー出身の作曲家ゴルトマルク。ワーグナーの影響を受けた作風による重厚なオペラ作品でウィーンを中心に人気を博し、ウィーン音楽院では管弦楽法の教授を務め、またウィーン初の「ワグネリアン=ワーグナー信奉者の集まり」を主宰した人としても知られています。彼の作品はハンガリー民謡に由来を持つ親しみやすい旋律が特徴。ヴァイオリン協奏曲第1番は、彼の生前から高い人気を博していた作品です。ヴァイオリン・ソナタを含む室内楽作品は、現在、あまり演奏される機会がありませんが、彼の同時代の人々からは高く評価されました。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98986 |
1930年代にナチス政権が台頭するまでは、ウィーンの音楽界でのゴルトマルクの地位は非常に高いものでした。しかし第二次世界大戦を境に上演禁止となった彼の作品は、多くの人々の記憶からこぼれ落ちてしまうこととなり、彼の名前もほぼ忘れられてしまいました。ようやく20世紀の終りになって迫害された一連の作曲家たちの作品が注目されるようになり、ゴルトマルクの多彩な表現を持つ曲も演奏されるようになってきました。このアルバムには組曲と三重奏曲を収録。軽快な旋律の中に潜む突発的な跳躍など、意外性のある曲が魅力的です。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99082 |
1900年前後のウィーン。クリムトが活躍し、アールヌーヴォー建築や新芸術がもてはやされはじめた当時、音楽はまだ後期ロマン派の潮流のただなかにあり、調性崩壊ぎりぎりの滴り落ちるかのような響きをかもし出す半音階的和声に支えられた美しい旋律を持っていました。このアルバムでは、その時代に活躍した作曲家たちの作品を収録。アルバムの中核をなすのは《田舎の結婚式》で知られるゴルトマルクで、時折ジャズ風の味わいを持つ「組曲」などの多彩な音楽を、名手イルンベルガーとシナイスキが見事な解釈によって聴かせます。シェーンベルクやコルンゴルト作品も、まさしく世紀末の雰囲気を纏った上品な味わいです。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98833 |
世紀末から近代にかけてウィーンを中心に活動した3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。ハンガリー民謡とウィーンの様式を併せ持つゴルトマルク、ブラームスの信奉者として、古典的な作風を守ったガル、シェーンベルクに通じる調性崩壊に最も鋭敏な感覚を見せるツェムリンスキー、三者三様の雰囲気を持つ美しい作品集です。ヴァイオリンは名手イルンベルガーが担当、ピアノは彼と共演の多いシナイスキ。そしてチェロはイタリア人の父と日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリ。彼女は「ヨーロッパとアジアの文化を完璧に融合させるアーティスト」として知られ、最近では指揮者としても活動、コンサートでの演奏に情熱をかけています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98933 |
ウィーンを離れ、ハリウッドで「映画音楽」の作曲家として成功を収めたコルンゴルト。しかし彼の心は常にウィーンにあり、故郷に戻り純音楽を作曲することを夢見ていました。このヴァイオリン協奏曲は、これまでに作曲した映画音楽から旋律が採られており、1945年の初演時に「時代錯誤」と呼ばれたほど、あまりにも美しく華麗な雰囲気を持っています。その後、ハイフェッツをはじめとした名手たちの尽力により、現在では近代ヴァイオリン協奏曲における代表的な作品として認知されています。同時収録のコニュスは、やはりハイフェッツが愛奏していたことで知られる協奏曲。同じくコニュスの「エレジー」は知られざる佳作です。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99108 |
1900年頃のヨーロッパにおける文化の中心は「fin-de-siecle=世紀末」のウィーンと、「Belle Epoque=良き時代」のパリでした。パリのセーヌ川沿岸のサロンでは、毎夜、中産階級(ブルジョワジー)の人々が絵画と文学についての討論を行いながら、美しい音楽に耳を傾けたのです。作曲家たちは耳当たりの良い小品を作り、時に応じて演奏家たちが状況に合わせて編曲を行うことで、その場の雰囲気にふさわしい作品へと練り上げていったのでした。このアルバムでは、それらの曲を演奏することで、当時のサロンを再現しています。思い入れたっぷりの旋律を奏でるヴァイオリンの調べをお楽しみください。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98951 |
ザルツブルクを拠点に活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。このアルバムでは、彼が長年にわたり録音を望んでいたというシベリウスのヴァイオリン協奏曲を中心に構成。協奏曲ではドロン・サロモンが指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とともに白熱した演奏を聴かせ、小品では一転、作品の抒情的な美しさを表現しています。アルバムの最後には、シベリウスから「ヴァイオリン協奏曲」を献呈されたフランツ・フォン・ヴェチェイの「悲しきワルツ」が収録されています。(2024/09/13 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99328 |