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2025年のフリッツ・クライスラー生誕150周年を機に、その音楽に現代ウィーンの衣装をまとわせる試み。魅力的な旋律が管弦楽や吹奏楽のバックを得て、時代を超えた魅力を発揮します。ゲオルク・ブラインシュミットは1973年ウィーン生まれのコントラバス奏者で、ウィーン・フィルで演奏していたこともあります。シュミットがクロスオーバーの分野で活動する時のニックネーム「ベニ」のための作品というだけあって、こちらはポップな出来栄え。アルバム全体を通じてヴァイオリンのヴィルトゥオジティが存分に発揮されているのも魅力です。(2026/03/06 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99350 |
クリストフ・グラウプナーはJ.S.バッハと同時代に活躍した作曲家で、生前は高い人気を誇っていましたが、死後は次第に忘れられ、20世紀に入ってようやく再評価が始まりました。それでも、2000曲以上に及ぶ作品の多くは今なお未出版のままとなっています。ここではゲオルク・クリスティアン・レームス(1684?1717)のテキストに基づく3曲の教会カンタータを収録。加えて「エントラータ」GWV 468の一部と「ソナタ」GWV 724を間奏曲風に収録することでコンサートのような雰囲気を出しています。(2025/09/12 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99353 |
マティルデ・クラリク・フォン・マイルスヴァルデンは、1857年リンツ生まれ。1877年からウィーンでブルックナー、エプシュタインらに作曲、ピアノ、音楽学を学び、全課程を最優秀の成績で修了しました。マーラーと一等賞を分け合ったこともあり、室内楽や歌曲はハンスリックにも高く評価されましたが、管弦楽作品の多くは演奏されることがありませんでした。1912年以降は歴史学者の友人アリス・スカルラテスと静かに暮らし、1944年にウィーンで亡くなっています。その後、彼女の作品は顧みられることなく忘れられてしまいました。イタリア人指揮者シルヴィア・スピナートは、忘れられた女性作曲家の交響曲を再発見、演奏するために2019年に女性のみのフィーメイル・シンフォニック・オーケストラ・オーストリア(FSOA)を創設。2021年のブルックナー音楽祭でクラリクの「讃歌的交響曲」を初演し、ブルックナーを思わせる壮大な曲想が大きな反響を呼びました。FSOAは演奏活動のみならず楽譜出版社としての機能も備えており、女性作曲家の未整理の手稿譜を調査・校訂・出版することで、あらゆるオーケストラがこれらの作品をレパートリーに取り入れられるよう活動しています。アルバムにはクラリクの「ピアノ三重奏曲」も収録されています。(2026/02/13 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99324 |
作曲家ペーター・ニクラス・グルーバーは熱心な蒐集家としても知られています。自身の蔵書は15,000冊を超え、自宅は本で埋め尽くされているといいます。もともとはコントラバス奏者として活動を始め、グラーツ交響楽団で演奏する傍ら、ポップスグループ“Opus”でも活躍していましたが、活動を一旦中止し美術史と哲学を学びなおすという異色な経歴の持ち主でもあります。このアルバムは、彼が演劇やダンスのために書いた曲や、即興的なモティーフによる曲を集めた1枚。グルーバー自身が弾くコントラバスのメロディーを他の奏者たちが発展させ、更にヴィンクラーのドラムが刺激的な色彩を加えています。(2018/08/29 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99193 |
「ベニ・シュミット」の名前でジャズ・ヴァイオリニストとしても活躍するベンヤミン・シュミット。今作ではハンスイェルク・アンゲラーが指揮するザルツブルク・ウインド・フィルハーモニーとともにフリードリヒ・グルダとクルト・ヴァイルの協奏曲に挑みます。グルダの曲はもともとチェロのために書かれたもので、独奏楽器にはマイクを用いることが指定されていますが、この録音ではエレクトリック・ヴァイオリンを使用。作品にふさわしい響きを得ています。技巧的なカデンツァや終楽章での祝祭的な盛り上がりが聴きどころ。クルト・ヴァイルのヴァイオリン協奏曲の伴奏は、管楽器、打楽器、コントラバスのみで構成されており、特にユーモラスな第2楽章では、この編成ならではの独創的な響きが生み出されています。アルバムにはクルト・ヴァイルの「ユーカリ」と、ベンヤミン・シュミット自身の「フリッツへ」も収録されています。(2025/03/14 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99340 |
ベンヤミン・シュミットはクラシックだけでなく、ジャズや即興演奏にも強い関心を抱き、以前にも少年時代から憧れていたというステファン・グラッペリにインスパイアされたアルバムを出すなど、幅広い活動をしています。このアルバムでは、スウェーデンの室内オーケストラ「ムジカ・ヴィーテ」と共に、オーストリアの3人の作曲家のジャズ・コンチェルトを演奏。ヘルベルト・ベルガーの「メトロポール組曲」は、本来のクロマティック・ハーモニカの独奏部を今回の録音のためにヴァイオリンへとアレンジ。ジャズ・ピアニスト、ザビーナ・ハンクの「見捨てられた天使のための3つの歌」はシュミットのために書かれた作品です。また、フリードリヒ・グルダの「ウィングス=翼」は4つのセクションから成る18分ほどの曲で、シュミットによればツィガーヌ風、バロック風、グルーヴ風のセクションがあり、最後にリディア旋法(リディアンスケール)を強く意識した即興的な部分があり、彼はここでオリジナルの即興演奏を加えているそうです。(2023/09/15 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99284 |
19世紀の美術界を席巻した「ロマン主義」の潮流。この中では自然の不可解な力の探求、とりわけ水のモティーフが重んじられていました。それに伴い、水辺に棲む自然の象徴・・・人魚、ニンフ、サイレーンなども題材として多く採り上げられました。これは作曲家たちも例外ではなく、シューマンの「ローレライ」やシューベルトの「美しき水車小屋の娘」など“水”による多くの音楽が生まれたのもこの時期です。北欧の作曲家ゲーゼも「人魚」や「妖精」に魅せられた一人。タイトルこそ付されていないものの、彼の3つのヴァイオリン・ソナタにも幻想的な雰囲気が漂っており、至るところに水の反映と思われる美しいパッセージを聴くことができます。また、1曲挿入されているシューマンの「ノルウェーの歌」はゲーゼへのオマージュであり、曲の冒頭のメロディはG-A-D-E=ソ・ラ・レ・ミとゲーゼの名が織り込まれています。(2019/11/15 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola98867 |
ドイツの偉大な詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。彼の詩は彼の時代から現代に至るまで、数多くの歌曲に用いられています。この「ゲーテ・プロジェクト」と題されたアルバムでは、ソプラノのウーテ・ツィーマーとピアノの今井寛子がゲーテの詩による歌曲を演奏。シューマンやグリーグ、ヴォルフらの良く知られた歌から、このアルバムのために書かれたクレンツルの「3つのゲーテの歌」など世界初録音を含む20~21世紀の歌まで、ゲーテの詩に魅了された作曲家たちによる歌曲を楽しめます。【ウーテ・ツィーマー】ウィーン国立音楽大学で学び、2003年からはエリザベート・シュヴァルツコップから個人的な指導を受け、2006年にシュヴァルツコップが亡くなるまでに多くの歌曲やオペラの教えを受ける。2006年ヨハネス・ブラームス国際歌曲コンクール第1位を受賞したほか、多くのコンクールに入賞、現代作曲家の作品の初演やテレビ番組制作にも協力、幅広く活躍するソプラノ歌手。【今井寛子】幼少期をペルーで過ごし、リマでピアノの手ほどきを受ける。日本に帰国後は国立音楽大学を卒業後、1997年からオーストリア、ウィーンに在住。ウィーン国立音大大学院ピアノ演奏科卒業、日本演奏連盟主催による東京文化会館でのデビューリサイタルをはじめ、ベルリン・フィルハーモニーホールでベルリン交響楽団のソリストとして数回演奏。現在はウィーンやイタリアでのコンサートに定期的に出演するとともに、熱心な指導者としても活躍中。(2022/06/24 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99246 |
ウィーン古典派のピアノ音楽の隆盛と密接に結びついていたのが、フォルテピアノの音域、音量、音色などの機能拡大で、中でもヴァルター(ワルター)、シュトライヒャー、シャンツの楽器が高く評価されていました。ここではヨハン・シャンツが1790年頃に制作したフォルテピアノのオリジナルを用いて、その楽器を高く評価していたハイドンとコジェルフの作品を収録しています。この楽器は1939年に個人のコレクションからウィーンの美術史美術館に寄贈されたもので、2009年にレストアされて演奏に用いることができるようになりました。リチャード・フラーはアメリカ生まれで、ウィーンに拠点を移して30年以上となるベテランの演奏家にして研究者。作品の様式も楽器の機能も熟した彼の演奏で、往時の響きに思いをはせてください。コジェルフの2作品で美しい歌声を披露するのはウィーン出身のカロリーネ・ピルツ。(2024/07/26 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99299 |
「オデッセイ」と題されたこのアルバムでは、ヴァイオリニストのコシマ・スレーズ・ラリヴィエールと、ピアニスト、フィリップ・ショイヒャーが、まるで伝説の世界を巡るような旅へと誘います。冒頭のシマノフスキの「神話」はギリシャ神話を題材にした作品で、続くヒンデミットのヴァイオリン・ソナタは、印象主義と古典的な音楽語法が融合。コリリアーノのヴァイオリン・ソナタは抒情的な雰囲気の中、複雑なリズムが光ります。最後はケヴィン・プッツの美しい「アリア」で締めくくられます。コシマ・スレーズ・ラリヴィエールは、メニューイン音楽学校やハノーファー音楽演劇メディア大学で研鑽を積んだ奏者。ヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクール入賞やバルトーク国際コンクール第1位など、多くの賞を受賞経験を持ち、これまでコンセルトヘボウやウィグモア・ホールなど世界各地で演奏、現代曲や室内楽にも力を注ぎ、兄であるヴィオラ奏者サオ・スレーズ・ラリヴィエールとの共演も頻繁に行っています。(2025/03/14 発売)
| レーベル名 | :Gramola Records |
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| カタログ番号 | :Gramola99338 |