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アメリカン・クラシックス

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 5 (ロイヤル・アーティレリー・バンド/ブライオン)

    スーザ作品でも日本人に特に馴染みがある行進曲「雷神」や、作曲者自身のお気に入りの 行進曲「外交官」などが聴けるのも嬉しいですが、聴けば聴くほどスーザは楽しい!最後に置かれた行進曲「アトランティック・シティー・ページェント」(ジャケット写真もご覧ください)は笛などの鳴り物いっぱいというだけで胸が躍ります。特にお薦めは、キューバの支配国を歴史順に並べ、それぞれの国の旋律を引用した「キューバランド」。「アメリカの旗の下で」には、フォスターの「スワニー河」に加えて、日本では馬をテーマにした"あの"歌の旋律が登場し、そのほのぼの感がたまらなくイイかと思うと、トランペットが反復音の技巧を披露したり。「キューバの旗の下で」の陽気さも最高です。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559131

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    ダイアモンド:交響曲第3番/詩篇/カディッシュ(シアトル響/シュワルツ)

    ダイアモンドは、バーバーやハリス、ピストンらと同様、20世紀の音楽界において常にロマン的であることを保持する音楽を書き続けてきた人物です。まずお薦めは「交響曲第3番」。第一楽章冒頭を聴けば誰でも嬉しくなってしまう、リズミカルな楽想のわかりやすさはダイアモンドの真骨頂。第三楽章のドラムの大活躍も一聴の価値ありです。それと比較すると「詩篇」はずっとシリアスで、モントゥーやストコフスキーらの大指揮者も取り上げた、祈りに満ちた佳品。ヨー・ヨー・マのために書かれた「カディッシュ」は、ヘブライの死者への祈りの意味。ここではチェロの巨匠シュタルケルがソロを務めます。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559155

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    アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 - 第4番(トンプソン/ウォーターズ)

    演奏者に難行苦行を強いる複雑怪奇なリズム進行、一方で誰の耳にもわかりやすい、賛美歌やフォークソングの引用の洪水と、4曲のヴァイオリン・ソナタも、他のアイヴズ作品と同様の語法に貫かれています。聴くものにとってもなかなか一筋縄ではない面もある作品たちですが、親しみやすさという点では、演奏時間もコンパクトにまとまった第4番「キャンプの集いの子供の日」が一番でしょうか。快活、簡潔な第1楽章、深く瞑想的、哲学的で美しい第2楽章、そして実は賛美歌でもある「たんたんたぬき」のメロディーが、どことなくひねくれた装いで奏される第3楽章と、各楽章ともわかりやすく性格的です。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559119

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    ジョプリン:ピアノ・ラグ集 1 (ペスカノフ)

    「ラグタイム王」とも呼ばれるジョプリンの作品はまさにラグタイムの王道を行くものです。とってもゴキゲンな代表作「エンターテイナー」や「メープル・リーフ・ラグ」は、映画「スティング」に使用されたことも手伝って、世界中で最も人口に膾炙したメロディーの仲間入りをしています。こういった超有名曲ももちろんですが、ラグタイムマニアでなければ、普段聴く機会がそれほどない作品も、実は名曲揃いです。例えば最終トラックの「ベシーナ」、非常にスローなテンポのワルツですが、これが何ともセンチメンタルで、懐かしくなるような味わい。ピアニズムの単純さも、むしろ絶妙な効果となっています。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559114

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    ビーチ:歌曲集(ブリンゲルド/ケルトン)

    20世紀末になって再評価が著しいアメリカの女性作曲家エイミー・ビーチ。彼女はコンサートピアニストとして活躍する一方、ほぼ独学でピアノ曲や室内楽曲などを多く作曲。その個性は、実は歌曲で最高に発揮されています。ぜひ先入観無しで接してみてください!ショパンの夜想曲を思わせるような美しい旋律の連続に魅了されてしまいます。当盤では、12歳で作曲した「雨の日」(ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」第3楽章を引用)に始まり、ほぼ作曲順に収録し、作曲家としての進歩がわかる構成となっています。ビーチを得意とするメゾ・ソプラノ歌手ケルトンを起用した理想的な演奏でお届けします。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559191

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    エバーハード:ピアノ協奏曲/プロメテウスの嘆き(ディノヴァ/サンクトペテルブルク・カペラ響/チェルヌシェンコ)

    アメリカの作曲家エバーハードの世界初録音曲を2曲。我々日本人は、まず「プロメテウスの嘆き」を聴かなければなりません。サブタイトルから明らかなように、広島・長崎の原爆犠牲者に寄せる音楽として書かれたものです。無伴奏バス独唱がロシア正教の典礼の伝統に則る形で、静かに歌いだし徐々に高揚、その後は弦楽合奏が引き継ぎます。「ピアノ協奏曲」は、ピアニストのディノワの見事なスクリャービン演奏に感動した作曲者が、彼女のために書いた協奏曲ですが、第2楽章作曲中に原潜クルスクの悲劇の報を知り、事故の犠牲者に捧げられました。人間の精神の不屈を称える意欲作です。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559176

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    ダイアモンド:交響曲第2番、第4番(シアトル響/シュワルツ)

    クラシック音楽には、色々と定番といってもよいジャンルがありますが、「葬送行進曲」というジャンルは、異彩を放っています。死は様々な感情を人々に起こさせる、人生最大のイベントの一つであり、芸術家にとってもインスピレーションの源泉となるからでしょう。第2次大戦のムードが反映された、ダイアモンドの第2交響曲の第1楽章もその優れた一例で、荘重さと深みを兼ね備えた楽想は、ダイレクトな感動を誘います。対極的に生気と活力に溢れる終楽章との対比も見事です。また、精神物理学の創始者フェヒナーの思想の影響を受けた第4番も、ピアノを加えた楽器編成が効果的な、聴き応えのある作品です。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559154

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    アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード」/様々な調べと変奏/天国鉄道(メイヤー)

    アイヴズといえば、前衛的、複雑系といったイメージがあり、彼の音楽にそういった要素がふんだんに含まれていることも事実でしょう。代表作であるこのコンコード・ソナタでも、戦慄を覚えるほど錯綜したパッセージは、いくつも登場します。しかし彼の音楽からは、その複雑さにもかかわらず、こけおどし的な作為性とは対照的な自然さ、単純さを、感じ取ることができるのではないでしょうか。彼の好きな響き、聴きたい音楽を素直に綴った結果がこの音楽なのです。専門的な教育を受けながらも、実業界に入り、一方で作曲を断念したわけでもなく、日曜作曲家として活動を続けたアイヴズが行く「我が道」が、ここにあります。(2004/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559127

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    バーバー:ノックスヴィル「1915年の夏」/管弦楽のためのエッセイ第2番、第3番(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    今や最も注目される指揮者に成長したオルソップによるナクソスのバーバー・シリーズは、演奏・録音・選曲全てが絶好調。ここで特にお薦めしたいのが、録音が少ない「祝典トッカータ」。オルガンと管弦楽による豪壮な冒頭や、オルガン独奏のヴィルトゥオジックなカデンツァと、近代管弦楽曲ファンの耳を喜ばせるには十分な要素が詰まっています。独奏者に名手トロッターを起用しているのも注目。ソプラノ独唱が入る抒情的な「ノックスヴィル」や、それぞれワルター、オーマンディのために書かれた管弦楽のための「エッセー」第2、3番は、20世紀の管弦楽曲の名品として評価が確立されています。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559134

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    ダイアモンド:組曲「トム」/交響曲第8番/この聖なる地(シアトル響/シュワルツ)

    なんといっても興味深く、かつ面白く聴けるのは、あのリンカーンによる世紀の「ゲティスバーク演説」に、音楽をつけてしまった「この聖なる地」でしょう。荘重な序奏からしてワクワクさせられ、厳かな演説開始部、その後怒涛のオーケストラ間奏部や緩徐的な部分など、あの手この手を効果的に取り混ぜ、最後はやりすぎなぐらいの圧倒的クライマックスを迎えます。こんなにカッコいい音楽をつけてもらって、リンカーンも本望のことでしょう!? 同じく奴隷解放運動に関連した小説「アンクル・トムの小屋」を下敷きにした、バレエ「トム」のための音楽も、魅力的なリズムと演奏効果に富んだ佳品です。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559156