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アメリカン・クラシックス

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    ビーチ:ピアノ協奏曲/交響曲「ゲーリック」(フェインバーグ/ナッシュヴィル響/シャーマーホーン)

    ビーチ夫人は女流作曲家としては、最も名前の知られている存在の一人ではありながら、未だその作品自体が、必ずしも広く親しまれていないのは残念な限りです。優れたピアニストであった彼女自身が演奏するためにも作曲されたピアノ協奏曲は、夢見るほど美しいメロディーに恵まれた、実に優れたロマン派ピアノ協奏曲の一つといってよいでしょう。もちろん技巧的な見せ場にもことかかず、分厚い和音やオクターヴを駆使した第1楽章のカデンツァなど、豪壮といってもよいほどです。また一方の交響曲も、色彩豊かなオーケストレーションでアイルランドの旋律を織り込んだ、魅惑的で美しい力作です。(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559139

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    ゴットシャルク:ピアノ作品集(リカド)

    新大陸最初のヴィルトゥオーゾ・ピアニストであったゴットシャルクは、演奏効果抜群のピアノ曲を量産しました。それらの多くが、南北アメリカ大陸の民俗的要素を持っており、それぞれがとてつもなく陽気な明るさや、決してジメジメしない健康的なメランコリーに満ちています。ちょっと大味だけれど、素朴でおいしい手作りお菓子といった感覚で味わえる、実に楽しい小品たちです。また最終トラックに、「星条旗よ永遠なれ」と「アルプス一万尺」と「ヘイル・コロンビア」を合体させた怪曲としても名高い?「ユニオン」が収められているのもお楽しみです。セシル・リカドの一気呵成の演奏も気合十分でイケています。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559145

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    ピストン:交響曲第4番/ニューイングランドの3つの情景(シアトル響/シュワルツ)

    ミネソタ大学創立100周年記念のために作曲された交響曲第4番は、いわばミネソタ讃歌ともいうべき内容を持っているといってよいでしょう。全編がポジティヴな活気に満ちあふれ、リズムとオーケストレーションの多彩さは、目を瞠るばかりです。カントリー音楽の引用も登場しますが、ご当地っぽい響きが随所に聴かれるのも魅力の一つです。そしてさらに素晴らしいかもしれないのが「カプリッチョ」! たった10分の小品ですが、この中に静から動まで、ハープという楽器のあらゆる魅力が濃縮還元されており、聴けば必ずこの楽器のもつ豊かな可能性を再認識するという、目からウロコの大傑作です。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559162

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    コンヴァース:神秘のトランペッター/交響詩「大衆車1000万台」/ エンディミオンの物語(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    フレデリック・シェパード・コンヴァースという名の19世紀生まれの米国の作曲家を知る人は殆どいないことでしょう。でも当盤を一聴すれば、その余りにもアメリカ的な音楽を心から気に入って下さることを確信します!時にノスタルジックで時に陽気なメロディー、豪壮な高揚といった要素は、映画、アニメなどの商業的音楽も含めて、アメリカ音楽の発展に間違いなく貢献しています。特に「神秘のトランペッター」は傑作で、胸のすくようなラスト1分間で締めくくられます(3の豪快なラストも素晴らしい!)。「安自動車一千万台」は、フォード社の安価な大量生産車を題材にした物語的性格の濃い描写音楽。アメリカ音楽得意の女性指揮者の爽演で。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559116

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    ローレム:夏の終わり時祷書/ブライト・ミュージック(フィボナッチ・セクエンチェ)

    少年期にラヴェルとドビュッシーに出会って人生が変わり、米国現代音楽界を代表する作曲家に成長したローレム。声楽曲に焦点が当てられることが多い人物ですが、当盤で聴く3つの室内楽の充実ぶりは驚きです。特に注目はカトリックの一日の祈りをテーマにした「時祷書」で、フルートとハープだけで表現する敬虔な感情、音空間の美しさは必聴です。カプリシャスなヴァイオリン独奏で始まる「夏の終わり」や、一聴しただけではタイトル"ショパン"との関連(実はピアノ・ソナタ第2番終楽章がもと)がわからないけれど、とにかくかっこいい16を含む「ブライト・ミュージック」の、確かな作曲技術にも脱帽です。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559128

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 3 (ロイヤル・アーティレリー・バンド/ブライオン)

    ナクソス価格で「マーチ王」スーザをまとめて聴ける幸せに浸るシリーズの第3弾は、行進曲の定番の一つでスーザ自身も音楽的にベストとみなしていた「忠誠」を含みます。しかし聴きどころはそれだけではありません!14のテーマはズバリ、メジャーリーグ・ベースボール、球場の歓声入りの録音です。さらにミュージカルあり、ラグタイムありで、正にアメリカ的バラエティ。また、作曲者が絶対の自信を持ち、何度も演奏会にかけた組曲「ポンペイ最後の日」は、ハルマゲドンを描く題材が興味深いのはもちろんのこと、単なる行進曲作家にとどまらないスーザの真の実力を見せつけます。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559092

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    アイヴズ:交響曲第3番/ワシントンの誕生日(ノーザン・シンフォニア/シンクレア)

    驚異の"日曜作曲家"アイヴズの先進的な音楽は、21世紀においても決して色褪せることはありません。ナクソス価格で聴けるようになったのだから、新しい楽しみ方を追求しましょう。アイヴズとしてはわかりやすくインティメートな「交響曲第3番」は難しいこと抜きに楽しげな音をありのままに楽しみ、4ではお得意の複数旋律ごたまぜ重ね合わせ攻撃に酔い、有名な5と6は今日的にヒーリング風の側面を味わい(ただし6は途中で再びごたまぜ攻撃開始、大盛り上がりするけど)、7と8では音楽に合わせて身体を揺すってみたり。名高いアイヴズ研究家でもあるワシントン出身の指揮者による、共感に満ちた演奏です。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559087

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    バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー(オリジナル・スコア)(ナッシュヴィル響/シャーマーホーン)

    「ウェスト・サイド物語」こそ、高度な芸術性とポピュラリティを併せ持つ、20世紀音楽最大の金字塔の一つです。20世紀アメリカの風俗を反映した物語内容と音楽的素材に、クラシック音楽の技法を最高度に展開し、かつ「誰の耳にも魅力的」という、最も困難な命題も達成してしまった驚異的な傑作といってよいでしょう。よく知られていることですが、「トゥナイト」や「アメリカ」といった御馴染みのナンバーの背後にも、対位法や変拍子の導入といった、いかにもクラシック的な技法を聴き取ることできます。が、そんな理屈による説明は、この作品のもたらす深い感動そのものの前には、何か空しく響く気もします。(2003/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559126

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    トーク:歓喜/アメリカン・アブロード/ジャスパー(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    1961年、ミルウォーキー生まれのトークの音楽からは、屈託のないネアカパワーが放射されています。そのことを一番強く実感できるのは、「何を(で)叩くか」をそれぞれの楽章のサブタイトルに持つ、打楽器協奏曲「ラプチャー」(歓喜・恍惚といった意)、それも特に急速楽章に当たる第1、3楽章でしょう。はっきりとした調性を持ち、リズミカルな旋律を奏し続ける管弦楽をバックに、前者ではドンドコドンドコ、後者ではトンテンカンテンと、終始独奏打楽器がお祭り的に叩きまくられて、クライマックスに至るといった、大変にわかり易い音楽です。この陽気なノリのよさ、結構病みつきになりますゾ。(2003/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559167

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    コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」/クラリネット協奏曲/静かな都会(アーデン/ナッシュヴィル室内管/ガンビル)

    コープランドの音楽は、ジャズやラテン・アメリカの民俗音楽の要素と、デリケートな抒情性との絶妙なバランス感覚が持ち味です。例えばジャズ・クラリネット巨匠中の巨匠、ベニー・グッドマンの依頼により作曲されたクラリネット協奏曲、全編を貫徹する叙情性の透明度には、まさに圧倒的な感銘を覚えます。前半のセクションはとりわけしなやかで、クラリネットの透きとおるような音色の活かし方が見事ですし、後半ではソロパートの名人芸的な技巧色、そしてノリのよいジャズ色を強めながらも、ケレン味を発揮するというよりも、ここでもイヤミのない爽やかさが基調となっています。(2003/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559069