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アメリカン・クラシックス

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    ホヴァネス:交響曲第22番/チェロ協奏曲(シュタルケル/シアトル響/ホヴァネス)

    東洋と西洋、古代と現代の融合を指向し、その音楽はさしずめ森羅万象の響きと言える、全く独自の世界を展開したアメリカ現代音楽の先駆者ホヴァネス。彼は、その後のミニマル派や、今日もてはやされるペルトやラウタヴァーラらも、その延長線上にあると言っても過言ではないほどの偉人なのです。ホヴァネスは30歳を目前にして、何と一千曲近い自作曲を破棄、その際に残された数曲の一つが「チェロ協奏曲」でした。当盤は、世界的名手シュタルケルを起用した世界初録音です。空想の都市を描いた「交響曲第22番」は作曲者自身の指揮。正にファンには垂涎の音源2曲が揃いました。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559158

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    ロックバーグ:ヴァイオリン協奏曲(スケアヴェズ/ザールブリュッケン放送響/リンドン=ジー)

    ロックバーグのヴァイオリン協奏曲は、かつてアイザック・スターンの演奏、LP録音により、知る人ぞ知る曲でした。しかしそれは、この大ヴァイオリニストの意向で、作曲者のオリジナルの着想よりも、大幅に短縮されたものでした。ロックバーグといえば、無伴奏ヴァイオリンのために、パガニーニの主題による、何と51もの変奏からなるカプリス変奏曲を手掛けたことでも知られています。それだけにあって、当初の姿を復元した本録音は、特にヴァイオリン・ファンにとっては待望の新録音といえましょう。決して徒に名人芸的な曲ではありませんが、濃密な書法が随所に登場してうならされます。(2004/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559129

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    クレストン:交響曲第5番/トッカータ/パルティータ(シアトル響/シュワルツ)

    イタリア系移民の子としてニューヨークに生まれたクレストンは過去の大作曲家たちの音楽に魅せられ、基本的に作曲を独学で学び、大恐慌後のアメリカで好んで演奏されるほどに成長しました。伝統的な書法のため暫く忘却の時代が続きましたが、本人の死後ようやく、再び見直されているのです。例えばホイットマンに触発された「揺籃の中から」の、ピアノを中心とした美しい響きは、聴き手を魅了して止まないことでしょう。「交響曲第5番」や「祈りと舞曲」の後半のようにリズミカルな作品は、決して調性がわかりやすくないのに、不思議な魅力を発散、思わず興奮を誘います。DELOSレーベル音源の再発売盤。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559153

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    カーター:交響曲第1番/ピアノ協奏曲/祭日序曲(ナッシュヴィル響/シャーマーホーン)

    カーターといえば、20世紀アメリカ作曲界を代表する大御所の一人で、いかにもゲンダイオンガク的、複雑で演奏至難な作品を作曲したことで知られています。そんなイメージどおりなのがピアノ協奏曲、親しみやすいメロディーなどまるで存在せず、どこまでも辛口で、錯綜するパッセージの連続です。しかしその美しいこと! 耳に優しい現代作品も増えてきた今こそ、こういったガチンコのストロング・スタイルの良さを、改めて見直したいものです。なおその他の2曲は、イメージに逆らった親しみやすさに意表を突かれるかも!?(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559151

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    グリフェス:フビライ・ハンの快楽殿/白い孔雀(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    僅か35歳での早世が惜しまれてならないグリフェスは、ドビュッシーやスクリャービンの影響を強く受けていますが、その濃密で神秘的、官能的な響きには独特の個性があります。彼の作品で最も有名な「白い孔雀」の他、いくつかの曲はピアノ曲からの編曲ですが、艶かしい響きはむしろオーケストラにピッタリといえるかもしれません。「フィオナ・マックレードの3つの詩」の美しさにも、溜息が出てしまいます。グリフェスはまた、東洋趣味に関心を示したことでも知られていますが、そのよい例が「フビライ・ハンの快楽殿」で、エキゾチックなムードが全編にふりまかれています。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559164

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    ブルーベック:半音階的幻想ソナタ/ライジング・サン(サーモン)

    クラシックCD売り場でも、ときどき名前を見かけるジャズ・ミュージシャンがいますが、「テイク・ファイヴ」で有名な大御所・ブルーベックもその一人、実はミヨーに作曲を学んだという経歴の持ち主でもあります。タイトルを一見してすぐわかるのは、1~9はバッハに対するオマージュ作品であること。盤の冒頭で、いきなり「半音階的幻想曲とフーガ」の冒頭がほぼそのまま引用されますが、その後は独自の展開を見せます。また特に日本人にとって興味深いのは「ライジング・サン」が、作曲者自身が感じた東京での夜明けの印象や、芭蕉の句がインスピレーションを与えているらしいこと。甘いムードに包まれた美しい佳曲です。(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559212

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    スーザ:吹奏楽のための作品集 4 (ロイヤル・アーティレリー・バンド/ブライオン)

    やっぱりスーザと言えば「星条旗よ永遠なれ」を聴かなきゃ始まりません。お待ちかねの作品が遂に登場します。よくよく耳を澄ませてみると、普段は聴き逃すパートも聞こえ、名曲の奥深さを再発見できます。「ヤンキー海軍の栄光」もスーザ屈指のマーチの一つ。ところで、隠れたお勧めが「由緒ある名誉砲兵中隊」で、日本では「蛍の光」として有名な、あの旋律が登場して大活躍、これは聴き逃せません(一番の感動物かも)!「飛行士」では飛行機の音をミキシング。誰もがスーザの偉大さにあらためて敬礼してしまうアルバムです。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559093

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    バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」/管弦楽のための協奏曲「ジュビリー・ゲームス」(ニュージーランド響/ジャッド)

    巨匠指揮者の作曲家としての業績を21世紀に語り継ぐ、ナクソスのバーンスタイン・シリーズは絶好調。当盤は作曲家の創作活動の最初期と最後期の代表作をカップリング、彼の創作活動にはヒューマニズムや、平和への祈りが一貫していたことを明らかにします。特に注目は録音に恵まれない「管弦楽のための協奏曲」、どうしてもバルトークの名曲を連想させるタイトルにバーンスタインも挑戦したのです。14、15にはバーンスタインの作曲語法の魅力が凝縮されています。交響曲第1番は、第2次世界大戦の最中に書かれ、既に名曲の座を獲得しています。ジャッドの棒は常に冷静で、丁寧に音楽を語っています。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559100

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    ラザロフ:ピアノとオーケストラのための「絵」/ヴァイオリン協奏曲/交響曲第2番(オールソン/シアトル響/シュワルツ)

    ラザロフのオーケストラ曲3題、とにかく一聴してすぐ印象に刻み込まれるのは、大編成の厚みをフルに活用した、オーケストレーションのカッコよさでしょう(特に打楽器系には注目!)。カンディンスキーの絵画にインスピレーションを得たという、「タブロー」ではもちろんピアノが大活躍。透明感と鋭利な切れ味を持つこの楽器の響きは、ラザロフのオーケストレーションには、大変にマッチしています。一方ヴァイオリン協奏曲では、やはりソロ楽器の特性か、よりリリカルな表現が目立ちます。また、ソロ楽器を持たない交響曲では、オーケストラ自体の表現の幅を、心ゆくまで堪能することができるといえましょう。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559159

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    コーツ:弦楽四重奏曲第2番、第3番、第4番、第7番、第8番(クロイツェル四重奏団)

    第1集(8.559091)でのけぞった貴方も、そうでない貴方もお待たせしました! あの魂を抉るような異形の響きが帰って参りました!!しかも今度は強力な助っ人を連れて!!!第7番「天使たち」は何とオルガンの共演つきで、オルガンは鋭いトーンクラスターや、調的な聖歌のメロディーを奏でて、ウニャウニャとグリッサンド上下行を繰り返す弦楽群と絡み合い、不可思議サウンドを紡ぎ上げていきます。その他、9.11同時テロの犠牲者を悼む第8番、アジタート(激しく)の指示がまさにふさわしい、トレモロ、バルトーク・ピチカート、グリッサンド(含超ロング)etc.を駆使した激烈な終楽章を持つ第3番など、スゴい曲ばかりです。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559152